二月の勝者107話ネタバレ!調子に乗る上杉陸斗に灰谷ドSモード発動、その意図とは…

2月の勝者107話では、調子に乗り出す上杉陸斗に対して、灰谷ドSモードが発動。天狗の鼻をバキバキに折り出しますが、その意図とは。また、桜花ゼミナールでも新たな波乱が巻き起こる予感が…
⚠︎こちらでは二月の勝者本誌107話のネタバレと考察をしております。重大なネタバレが含まれる可能性がありますのでご注意下さい。

二月の勝者107話のネタバレ

前回までのあらすじ

・上杉海斗の第一志望に驚く講師たち
・桜花ゼミナール『御三家』受験者9人を紹介
・絶対王者・フェニックスとは
・灰谷ドSモード、オン!

第107話『十二月の慢心』

上杉陸斗が調子に乗り始める

2月の勝者107話はフェニックスに通う上杉陸斗の慢心シーンから始まる。

自宅で第一志望の御三家・麻布の過去問を解く陸斗。
またもや、合格最低点をクリアしたことで「やばいな、俺」と自分の才能を自画自賛し、「もうやることなくね?」と受験に向けて、準備は万端に整ったと認識する。

場所は移って、フェニックスにて。

自宅で麻布の過去問を解き、合格最低点を超えたことを灰谷先生に嬉しそうに報告する陸斗。

その反応を受けて、灰谷先生は「なんでそんな緩んだ顔になっちゃってるの?」と陸斗の慢心を指摘する。この時期に、もはや受験生ではないような余裕ぶった表情をしている陸斗に対して、ナメてるのか?と言わんばかりの反応を見せる。

灰谷先生ドSモード発動

灰谷先生は陸斗が解いてきた過去問のプリントを片手に指摘する。

なんで、わからなかった問題の途中式を答案用紙に書いてこないのか?麻布は途中式書いたら部分点をくれるってこれまで口酸っぱく言ってきたじゃないか と。

それに対して、陸斗は本番だったら当然書くよ。と答えるものの、灰谷は「練習で試合以上のパフォーマンスできたことってあるのか?」と指摘。

これまで空手をやってきた陸斗に対して、練習でできたことしか試合でパフォーマンスできないことを理解させる。

そして、灰谷先生は以下の2点の課題を与える。

・過去問のやり直しノートを作ること
・難関校(準御三家)の難問プリントを1日1枚やること

陸斗に対して、麻布の過去問をやらせずに、上記2のみやってくるように言い伝えた。

慢心が子どもに残酷な現実を突きつける

陸斗は自宅に帰って、灰谷先生から渡された難問プリントに挑戦する。
陸斗としては、準御三家の問題ということもあって、余裕でできるだろうと踏んでいたのである。
しかし、結果は5割ほどしか取れずに、陸斗は大きく苛立っていた。

翌日、灰谷に対してプリントの結果を伝える陸斗。
灰谷は、陸斗のプライドをへし折るように嘲笑い、「陸斗、大丈夫?」を声をかける。

なぜ、灰谷はこのようなことを行うのか?
これが前回に予告されていた灰谷ドSモードである。

陸斗に対する今回の対応とは以下の趣旨である。
受験本番まであと2~3ヶ月のタイミングで合格確定ラインに乗せながらも、慢心から受験に対する気持ちが緩んでしまい、受験に失敗する生徒をこれまで多く見てきた。

そのような子どもを生まないように、灰谷は今のタイミングでわざと天狗の鼻をへし折る。
それは12歳の春を悔いで終わらせない最善の方法であるという。

灰谷ドSモード概要

この方法について、同じ塾の講師からノウハウを教えてほしいとお願いされる灰谷は以下のように、灰谷ドSモードを説明する。

①先ほどの難問プリントをだし続ける
②やり直しノートをできるまでやり直しさせる
③1月の前受併願プランでバキバキにプライドをへし折る

③については、受験する学校は渋幕などのハードなレベルの受験が該当するという。
これはあくまで、“調子乗ってる子ども”が対象で、誰にでも適応させるものではない。

言わずもがな、これは「黒木直伝」のノウハウである。

大内礼央が桜花ゼミナールと決別か

場所は変わって、桜花ゼミナール

最後の帝都圏模試へある生徒からの申込みがされていないことを佐倉が発見する。
それは、大内礼央である。

大内礼央といえば、橘先生に対して嫌悪感抱き、親が個別指導を申し込んでいた家庭。

黒木はまさか…とつぶやき、「今までのIDだと我々に成績がわかる仕組みなので、わざと別のIDを取り直して…」と現状を分析する。

大内礼央は一体何をしようとしているのか?

新たな波乱が起こりそうな予感を忍ばせながら、107話は終了する。

二月の勝者107話の考察・感想

二月の勝者107話では、灰谷ドSモードの意図とその概要がメインで紹介されていました。

これは、あくまで調子に乗ってる子どもに対して行うことであると言われていましたが、これぞ中学受験界の王者だからこそのノウハウ。

これまで積み重ねてきた失敗から学び、なぜその子どもが落ちてしまったのかを分析。

その失敗の原因が慢心だった場合には…
どういう手を打てば効果的なのかという視点。
そして、悪役を買って出る講師の存在。

中学受験は塾によって、大きく合格実績が偏るのは知られているところではありますが、このような対応の違いでも大きな差が出るということでしょうか。


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