この機会にiPhoneに乗り換える方、最新機種に変更される方も結構いらっしゃるのではないでしょうか?
魅力的な機能が満載のiPhone6Sですが、iPhone初心者の方が購入時に悩むのは容量です。容量が3つ用意されていて、それぞれに金額が異なるため、どれを選んでいいのかよく分かりませんよね。
正直、とりあえず真ん中の容量を選んどけばいいか!と特に考えずに決めてしまう方も多いもの。そんなあなたのために、失敗しない容量選びのコツをお教えします。
新型iPhone『iPhone7シリーズ』が9月16日より発売開始されます。iPhone7/iPhone7Plusの容量選びについてはこちらでまとめています。
iPhone7の容量選びのコツ!32ギガ、128ギガ、256ギガの用途別選び方
iPhone6Sは16ギガ、64ギガ、128ギガの3種類
今回のiPhone6S/6SPlusは16ギガ、64ギガ、128ギガの3種類が用意されています。
iPhone6に引き続き、iPhone5シリーズまでで一番人気があった32ギガが今回も用意はされていません。
32ギガはiPhone初心者には、なんとなく容量を選ぶときにはちょうどいいサイズだったはずです。
一番少ない16ギガと64ギガではその差が4倍!
さらに、16ギガと128ギガでは8倍もの開きがあります。
iPhoneは購入後、simカード使うなどして容量が追加できません。
だからこそ、持ち歩きたい音楽や写真の数、動画などの使い方をしっかり考えてから容量を選択肢ないといけません。
写真の枚数を参考に、iPhoneのデータサイズを選ぶ
iPhoneで撮影した動画 1分約120メガ 10分で約1.2ギガ
iTunesで取り込んだ音楽 1曲5メガ 1000曲で約5ギガ
iTunesで購入した映画 2時間あたりHD映画で約4ギガくらい
ゲームアプリ1つあたり 1ギガ〜2ギガくらい
iPhoneで保存できるデータサイズの目安は上記の通りです。
用途によって使用する容量が大きく変わることがわかりますね。
写真なら枚数が多くなってもそんなに容量を大きく占めません。一方、動画になると急に容量を大きく占めることになります。
動画撮ったらiPhoneに入れっぱなしを前提とするべし
最近のiPhoneは動画の性能がかなりアップしています。もはや、専用のビデオカメラ並み。
そうなると、今ではビデオカメラで撮っていたような映像を、今後はiPhoneで撮影することがより多くなるかもしれません。
そして、撮った動画はどこか別の場所に保存しておく、なんて面倒臭くてすることってよっぽど動画編集など好きな人以外しないですよね?
基本的に、撮った動画はiPhoneに保存したまんま、持ち歩くことが多くなると考えた方がいいでしょう。
「iPhone 6s」と「iPhone 6s Plus」は従来より大幅にカメラ性能がアップし、「Live Photos」という新機能や、4K動画が撮影可能となりました。先述している写真、動画のデータサイズはより大きくなっていますのでご注意ください。
iPhone6S/6SPlus容量選びで注意したいポイント
iPhoneの容量は16ギガや64ギガとありますが、そのすべてが使えるわけではありません。これは、今まで他のスマホを使っていた方でも同じではありますが。
iPhone6Sを使うにはiOSをインストールしておく容量が必要なので、約10%ほどは初めから勝手に占領されています(笑)
16ギガは思っているより容量が少ない
16ギガで言えば、iPhone6Sを買ってから、いざ使おう!と思っても初めから14ギガくらいしか使えないのです。
あれ!?16ギガのiPhone買ったのに、14ギガしか残ってないよ!と言ってもそういうものなので注意が必要です。
あなたにピッタリの容量はどれでしょう?
それでは、iPhoneのデータ容量の選び方が分かったところで、どのiPhone6S/6SPlusがぴったりなのか考えましょう。
16ギガ
このサイズは、写真ほとんど撮らない!アプリもほとんどいれない!音楽一切聴かない!という「それ、ガラケーでいいじゃん」という方向けのサイズです。
写真を500枚、音楽を1000曲、ゲームアプリを2、3個インストールしたらもう容量は一杯になります。なので、ガラケーのように、電話とメールかLINEさえできたらいい、という方にオススメです。
でもここで少し身内の話で恐縮ですが・・・
筆者の親は60半ばになるのですが、ガラケーからiPhone6に機種変したら、急にカメラをパシャパシャ撮るようになりました。2〜3ヶ月もしたら、動画も撮るようになり、孫の写真を待ち受けにして楽しんでいます。
今までまったくカメラを使わなかった人でも、iPhoneのカメラや動画のキレイさを知ったら、使いたくなってしまうものです。筆者の親は高齢なのもあって機械音痴だったのですが、そんな感じです。
16ギガを選ばれる方、それだけは注意しておきましょう。
64ギガ
正直なところ、iPhone6S/6SPlusで一番おすすめの容量です。写真も音楽もほとんど気にすることなく楽しむことができます。
カメラで動画も気にすることなくたくさん撮っていても、容量が一杯になることはほとんどありません。
先ほど紹介したとおり、今までカメラ機能をまったく使わなかったような人が、急にカメラにハマりだしても容量を気にせずたくさん使えますよ。
著者はiPhone6の64ギガを使っていますが、iPhoneで撮影した写真が1500枚、iPhoneで撮影した動画が200件、アプリを50個くらいダウンロードして使ってます。
それでも、25ギガくらい容量が残っているので、まだまだたくさん使えます。
価格は16ギガより12,000円割高ですが、容量を気にせずiPhone6S/6SPlusを楽しむなら、最もジャストな容量ではないでしょうか?
128ギガ
この容量を選ぶ人は、こんな使い方をする人向きです。
それは、iTunesなどでダウンロードをした映画やドラマをたくさん保存し、外出先で楽しみたい方。
例えば、iTunesの2時間映画は約4ギガなので、10本ダウンロードすると、40ギガも容量を占めることになります。64ギガのiPhone6S/6SPlusでは、それだけ映像を保存してしまうと、さすがに容量が気になってしまいますよね。
また、5.5インチ画面搭載のiPhone6SPlusの購入を考えている方は、家でも外でもiPhoneの画面で映画やドラマを楽しむことも増えるでしょう。最近は、ネットフリックスやHuluなど、動画配信サービスも人気ですしね。
容量選びまとめ
64ギガ iPhoneで撮影した写真、動画をたくさん持ち歩きたい。音楽やアプリを容量を気にせずたくさんダウンロードして楽しみたいという方向き。
128ギガ 64ギガの使い方にプラスして、iTunesなどから映画やドラマをダウンロードして、外出先で楽しみたい方向き。
ここまで解説してきた結論としては、容量で迷っているなら64ギガにしましょう!ということです。
16ギガを躊躇なく選択できる方は、相当割り切った使い方をできる方です。
128ギガを選択する方は、相当iPhone歴が長くて写真や動画が貯まりまくっている方か、ガジェットに詳しい玄人向きでしょう。