【三重・伊勢事件】半分の月がのぼる空(アニメ・ドラマ・映画化)とは?聖地、砲台山モデルが事件現場

最近伊勢で起こった事件現場と関係して、注目を浴びた「半分の月がのぼる空」。アニメ・ドラマ・映画化までされた大人気ライトノベルなのですが、始めてその名前を知った方に向けて、「「半分の月がのぼる空」」とはどんな内容なのか、また、事件現場となってしまった聖地と言われる”砲台山”とは、どんな場所なのかご紹介します。

「半分の月がのぼる空」とは

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「半分の月がのぼる空」は、伊勢市出身の作家・橋本紡さんが2003年に発表した人気ライトノベル(全8巻)。難病に侵された少女と少年の純愛を描いたストーリーです。

ライトノベルとしては唯一「原作小説・漫画・ドラマCD・アニメ・実写ドラマ・実写映画」の6分野で作品化されました。

「半分の月がのぼる空」ストーリー

肝炎を患って入院した戎崎裕一(主人公)は、退屈な入院生活に耐えかねていたが、同じ病院に入院していた秋庭里香(ヒロイン)に惹かれていく。

二人の距離は少しずつ近づいていくが、ある日、里香は「自分が心臓の病気を患っておリ、もうすぐ死ぬ運命にあること」を裕一に告げる。裕一は戸惑いながらも、自分が里香を意識し始めていることに気づく。

里香と二人で病院を脱走して訪れた「里香の思い出の地、砲台山」で、裕一は知る。里香は、もはや生きる希望を失っている事を。そして里香もまた、知る事になる。裕一の想いを。

その想いを知った時、里香は再び生きる希望を取り戻し始める。病院や高校、伊勢の町を舞台に、物語は進んでゆく。

「半分の月がのぼる空」の舞台

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小説の作者の出身地が舞台ということもあって伊勢の町並みがほぼ忠実に再現されていて、いわゆる聖地巡礼も盛んに行われている。中でも里香と裕一が関わる特別な場所として作中に出てくる砲台山(正式名称:竜頭山)のモデルとなったのが虎尾山である。

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「半分の月がのぼる空」で聖地と言われる”砲台山”のモデルとなったのが虎尾山にて、殺人事件が起こったそうです。


アニメ、ドラマ、映画にも

アニメ「半分の月がのぼる空」

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2006年1月12日から2月23日まで、WOWOWにてノンスクランブル放送された。全6話。
また、2007年1月5日から2月9日まで、TOKYO MXにて放送された他、 2007年10月8日から10月29日まで、tvkで傑作選として1〜4話を放送した。

<キャスト>
・裕一:鈴村健一
・里香:高橋美佳子

ドラマ「半分の月がのぼる空」

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テレビ東京にて2006年10月2日から月曜26:00-26:30に放送、全13話。系列外の西日本放送でも2007年8月22日・群馬テレビでも2007年8月30日から放送されている。電撃文庫としては初のテレビドラマ。

<キャスト>
・裕一:橋本淳
・里香:石田未来
・里香の担当医 夏目吾郎:岡田浩暉
・看護師 谷崎亜希子:吉野公佳

映画「半分の月がのぼる空」

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2010年4月3日全国公開。
監督:深川栄洋

<キャスト>
・裕一:池松壮亮
・里香:忽那汐里
・夏目:大泉 洋


事件後、ファンからの反応

ファンからは「思い出が汚される」「明日を生きようとする物語の聖地で事件があったのは辛い」「もう行けなくなる」という辛い悲鳴が。作品に思い入れがある人ほど、事件のショックは大きいはずです。

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