マネートーク!では、気になるお金目線でこの疑惑の真相をまとめてみます。まとめる内容は、佐野研二郎事務所である「MR_DESIGN」とはどんな事務所なのか、売上はどれくらいなのか。今回のエンブレムデザイン費はどれくらいの収入が入るのか、また最新ニュースで明らかになるつつある、ドロドロとした利権問題について紹介します。
佐野研二郎氏代表のMR_DESIGNってどんなデザイン事務所?
会社名 MR_DESIGN, INC.
本社所在地 東京都渋谷区神宮前3-30-12 Gビル 3F_A
代表者 佐野 研二郎
設立年 2008 年
事業内容 グラフィックデザイン、広告/CM/パッケージ/グッズ/キャラクター 制作、企業CI/ブランディング等、デザインから派生する統合的なコミュニケーションの提案。
Webサイト http://www.mr-design.jp美術手帖
MR_Design(ミスターデザイン)という社名の由来は、ミスタードーナツから取ってるらしいです。
創業当時から佐野研二郎さんの奥さんがマネージャーとしてデザイン事務所を支えてきたそう。ちなみに、佐野研二郎さんの奥さんは博報堂時代の同僚らしいです。
ちなみに、「ミスターデザイン」という同じ名前の無関係会社が風評被害を受けているそうですね。詳しくはこちらの記事でまとめていますので、ご一読ください。
⇒ 東大阪市の無関係会社「ミスターデザイン」にいたずら無言電話殺到、風評被害の原因は?
MR_DESIGNの事務所はこんな感じ!
いかにもデザイン事務所!という感じでおしゃれですねー。
全体的に白を基調にしているんでしょうか。
ん?なんでしょうか、このワープゾーンのような物体は。
どれどれ、中に入るとどこかに繋がっているんでしょうかね。
なんとっ!!女性らしき人がワープしてきましたよ!
遊びゴコロをくすぐる仕掛けを施すとは・・・佐野氏はただ者ではないようです。
事務所の所在地は表参道。日本では超一等地のはず。
しかし、かなりの奥行きがあるようですね。。。相当儲かっているんでしょうね。
MR_DESIGNの事務所がなんとも広い!
いろいろとデータを確認していくと、
なんと事務所の面積は、188.2平方メートルだそうです!!
表参道に約180平方メートルの事務所となると・・・とんでもない家賃になりますよ。
2008年に創業して、2010年にこの事務所の内装工事を完成させた模様。
博報堂時代に作ったコネは絶大ですね。相当儲かっていないと、表参道にこんな広さの事務所は構えられません。
佐野研二郎氏の事務所の売上規模はどれくらい!?
これは、いろいろと調べてみましたがデータは見当たりませんでした。
しかし、佐野研二郎氏の主な作品は誰もが知っているような製品(『資生堂 ザ・コラーゲン』や『LISMO!』、『ラ王』など)があり、把握できているだけでも40作品ほど。
さらに、国内外の広告賞、デザイン賞を合計18回受賞するなど、デザイン事務所としては超有名事務所であることは間違いありません。
年間数十億円規模の売上があってもおかしくはないと予想できます。
東京オリンピックエンブレムのデザイン費は200億!?
東京オリンピックのエンブレムデザイナーにはいるお金 200億と言われ 私たちもエンブレム入りのグッズ買えば 料金の中にはデザイン使用料が 入っているのではないのでしょうか(原文ママ)
尾木ママオフィシャルブログ
公に公表されている金額ではありませんが、疑惑のオリンピックエンブレムのデザイン費により、佐野研二郎氏の元に入るお金は200億とも言われています。
いろんなネット上のニュースでは「東京都が支払う金額が200億!」のように書かれている記事が散見されますが、さすがにそれは違うでしょう。
おそらくグッズ関連の売上などで入るライセンス料を考えたうえでの可能性の話だとは思いますが、尾木ママは何を根拠に言われているのか不明なのでなんとも言えませんね。
何はともあれ、今回のオリンピックのエンブレムデザインにより、佐野研二郎事務所には相当なビックなお金が舞い込んでくることは間違いありません!
こちらの記事で指摘はしていましたが、やはり尾木ママの200億円発言はデタラメだったようですね…。誤解を招く発言であると正式に謝罪し、ブログ記事も削除されているようです。
尾木ママ「佐野研二郎氏に200億」発言で謝罪 専門外への「口出し」過去にも摩擦
デザイン採用の賞金100万円でしたが、賞金は“没収”することになったと、組織委員会の武藤敏郎事務総長が明らかにしています。
佐野研二郎氏に広がる黒い噂〜オリンピックの利権に群がる相関図〜
東京オリンピックエンブレム問題も、最初は盗作疑惑のみに焦点が当たっていました。
しかし、最近になって、東京オリンピック利権に絡む「佐野研二郎を取り巻く相関図」が注目を集めるようになってしまっています。
とんでもなくドロドロとした関係が見え隠れしますが、下記のリンクにて分かりやすく解説されています。
『東京五輪地獄! 次々と芋づる式に出てくる名前』
⇒ http://ameblo.jp/usinawaretatoki/entry-12062144169.html
こちらの記事を要約すると次のとおりです。
・盗作を認めた佐野研二郎氏の兄が経済産業省商務情報政策局 情報経済課長である佐野究一郎
・JOC理事でJSC理事長の河野一郎の右腕と言われるJSC日本スポーツ振興センターの佐野総一郎が、佐野研二郎の親戚
・佐野研二郎が教授を務める多摩美術大学の教授仲間に永井一史という人物がおり、永井一史の父親は永井一正と言い、今回のオリンピックエンブレムの審査委員代表
・去年富山県立近代美術館で開催された永井一正氏のポスターライフでは、佐野究一郎が尽力
・このエンブレムを世界に向けて発表したのが、広告代理店電通の組織委マーケティング局長である槙英俊
・もう一つの盗作と言われるトートバッグのデザインを依頼したのも電通であり、依頼したのは電通のCMプランナーでコピーライターの高崎卓馬であり、オリンピックエンブレムの審査委員
これを知ってしまうと、200億円と言われるデザイン費は、相関図に流れる仕組みになっていたのでしょうか。
もはや、黒いドラマのようなドロドロとした相関図が出来上がっていますね・・・。
東京オリンピックエンブレム問題について、今後動きがあれば引き続き記事をアップしていきます。
東京五輪組織委員会は1月19日、東京五輪の旧エンブレムの選考で組織委員会としてかかった費用が1億900万円だったと発表しました。
内訳は応募、選考関係経費が約900万円、商標調査、登録費用が約3,100万円、ポスター、名刺台紙の作成、ホームページの作成などに約100万円、都庁で行われた発表イベント経費が約6,800万円でした。