一体、原案のどこがパクリなのか?今回新たに発覚した事実を、エンブレムデザインを比較しながらまとめてみます。
エンブレム原案は結局パクリだった
2013年11月にギンザ・グラフィック・ギャラリーにて開かれていたヤン・チヒョルト氏の展覧会、ポスターには五輪エンブレム原案そのまんまのTと丸のデザインがあり、これからパクったのではないかという意見が。
ガジェット通信
佐野研二郎氏がデザインしたオリンピックエンブレムの盗作・盗用疑惑問題で、8月28日に公表されたエンブレムの原案は、ドイツのタイポグラファーの作品の盗作ではないかという疑惑が浮上しています。
やっぱりか・・・と思われる方がほとんどかもしれませんが、一体ドイツのタイポグラファー、ヤン・チヒョルト氏の作品とはどのようなデザインなのでしょうか。
ヤン・チヒョルト氏のデザインはコレだ!
これは2013年11月に開催された「ヤン・チヒョルト展」のポスターなんですが・・・。んっ!?
これはまさか・・・。
オリンピックエンブレムとまったく一緒ではないですか・・・
やっぱり、永井一正のおじいちゃんが言っていた発言「原案は劇場ロゴと似てない」は完全ガセでしたね。まあ、ある意味正しかったのかもしれませんが・・・。
実は、この展覧会に佐野研二郎氏自身も足を運んでいたという疑惑が。
佐野研二郎氏、一番バレたらまずいところが、ついにすっぱ抜かれてしまったのかもしれません。
ツイッターの魚拓がとられていた
ネット上では、当時、佐野氏とみられる人物が「展覧会いくべしいくべし。ヤン・チヒョルトもやばい」などとツイートした画像が掲載された。
スポーツ報知
まさにこれですね、ツイートの魚拓というのは。
佐野研二郎は、@MR_DESIGN_twit というアカウントを使用して、ヤン・チヒョルト展の興奮を伝えていた模様。もちろん、現在はツイッターのアカウントは削除されており、この「なぎさん」という方のアカウントも削除されています。
今回の一連の騒動のまとめ
最後に一連の騒動をまとめます。
保守速報さんにて素晴らしく分かりやすい画像で整理されていますので、そちらから参照します。
違うと主張されていた原案の比較
たしかに、原案はベルギーの劇場ロゴとは違います。
しかし、原案そっくりの作品が存在したことが判明
※クリックで拡大
ヤン・チヒョルト氏の作品の微調整で完成・・・。
佐野研二郎氏はヤン・チヒョルト展に行っていたという事実
※クリックで拡大
ツイッターの感じでは、「ヤバイ」とかなり興奮してましたね!これはどっかのデザインで使えるぞ!と直感的に思ったのでしょうか。
今までの疑惑のまとめ、黒幕の存在などの佐野研二郎氏を取り巻く相関図については以前の記事にまとめていますのでご参考ください。
東京オリンピックエンブレムの佐野研二郎事務所の売上は?デザイン費200億!?相関図が黒すぎる。
東京オリンピックエンブレム相関図の黒幕?永井一正氏「原案は劇場ロゴと似てない」