石田純一のデモ演説動画、演説内容、今回の騒動を受けネット上の反応をこちらで紹介する。
石田純一、デモ参加でテレビ番組とCMをキャンセルされる
テレビ番組を3つキャンセルされました。35年の芸能生活で、こんなのは初めてです。CMもひとつなくなったし、広告代理店を通して、厳重注意も2、3社から受けました。“二度と国会議事堂にデモに行くな”“メディアの前で政治的発言をするな”ってね
リテラ
10/7発売の「週刊新潮」(新潮社)10月15日号のワイド「『川島なお美』通夜でひんしゅくの『石田純一』が安保反対デモの後遺症」で、ある裏側を石田純一が暴露した。
それは、9月17日のデモ参加をきっかけに、テレビ番組3つキャンセルと、CMが1つなくなり、広告代理店から厳重注意を受けたこと。
以前から、「芸能人は政治的発言をするものではない」「ファンがいなくなる」と政治ネタは業界のタブーとして言われてきた。それが現実となり、石田純一35年の芸能生活でも初めてことだったと漏らしている。
石田純一、国会前デモの様子(動画)
こちらが、9月17日に石田純一が国会前デモで行ったスピーチの様子。
「絶対に、われわれは誇るべき平和を、ずーっと戦後70年、80年、100年、つづけていこうではありませんか!」
「われわれの子どもたち、孫たちがずっと平和に暮らしていけるように、この国を守るというのは、個別的自衛権でも守れるんです! なんでわざわざ、集団的自衛権が必要なのか?」とスピーチで訴えている。
「戦争は文化ではありません」石田純一のスピーチ全文
ただ僕たちが言えるのは、今ここでいろんな方の意見があるという、そういう国、まだものを言える国、そういうことが僕たちはまだまだ救いがあると。
そして、こんなにたくさんの方が毎日、毎日。今日も僕は京都も見てまいりました。京都でもすごく、河原町通りでデモをやっておりました。
やっぱり、ここ何年も政治やなんかに無関心で何も言ってこなかった人たちでさえ、こうやって立ち上がっているんです。
ひとつだけ言いたいことがあります。攻められたらどうするんだ。そういうことをいろんなTwitterやメディアでも聞きます。でもそれは、我々が今まで、自民党と言えども多様性があって、個別的自衛権、攻められたらそこで周辺事態でなんとかなるわけですよ。
ここへきて確かにアメリカは同盟国でありますけども、わざわざ中近東に行って、その彼らを助ける必要があるのか。ないですよね。
我々は世界が誇る平和国家です。戦後70年経ちました。これを100年、150年にしていきたいと思います。我々の子どもたち孫たちがずっと平和で暮らしていけるように、この国を守るというのは個別的自衛権でも守れるんです。なんでわざわざ集団的自衛権が必要なのか。そんなにアメリカの機嫌が取りたいですか。
アメリカはもちろん我々の友だちで同盟国ではあります。でもやはり間違ってる、違ってる、なんかそういうことは友だちでもちゃんと言えなくちゃおかしいと思います。
先の世界大戦で皆様、310万人の尊い命が亡くなっているんですよ。一説では400万人とも言われています。最後の大空襲からポツダム宣言をスルーして、その間何十万人と一般の人が亡くなっている。
インパール作戦では20万人も日本兵がアジアに出て行って帰ってきたのは2万人です。18万人が飢えと病気とそして戦争で、弾丸でも亡くなっている。
戦争は文化ではありません。
絶対に我々は誇るべき平和を、もう一度言います、70年、80年、100年、続けていこうではありませんか。
石田純一のテレビ番組・CMキャンセルを知ったネット上の反応
ああ、これで石田純一がトレンド入りなのねw
逮捕者も多数出ているデモに参加した、過激派と懇意な人ってイメージのタレントを使いたくない番組や企業があっても仕方ない事だと思うよ~。
https://t.co/HXdzl6Dt9h
— 黒薔薇♡ (@BlackRose987651) 2015, 10月 8
石田純一がSEALDsデモ(というか国会前の反対デモ)で安保反対演説したせいで番組降板させられたり、広告代理店から注意されたって、そりゃあれ逮捕者かなり出てるし、参加してた過激派団体にも捜査入ってんだから、関わったらやばいと判断されたんでしょ。主張の内容よか集まりの問題だと思う。
— 織部ゆたか (@iiduna_yutaka) 2015, 10月 8
デモでスピーチしてCMに番組をキャンセルされる。これが事実なら、公表するのはすごいね。ふつうは黙って、謝罪して回るでしょう。
http://t.co/ZsMWlSpanM
— 松野大介 (@daisumatsu) 2015, 10月 8
石田純一がトレンド入りしているから、何かなーと観てみたら、シールズとかデモ関係で。あーこの人もなのかーって思った。
政治的な思想を持つことは自由だけど、デモに行ってマイク握って言いたい事言っちゃったら、オファーする人の中では危険視される場合があっても仕方ないんじゃなかろうか。
— 銀 (@siva052) 2015, 10月 8
ネット上では石田純一の発言を支持する意見はほとんど見られない。
「デモで逮捕者も出ているのでイメージが悪い」「過激派団体との関わりを考え、スポンサー側も使いたくないのは当然」「公表せずにスポンサーに謝罪するべき」「政治的な思想は自由だが、危険視されても仕方がない」との意見。
芸能人はスポンサーあっての職業。逮捕者が出てしまうほどの過激なデモに参加した芸能人は、スポンサーから危険視されるのは当然なのだろうか。