指9本凍傷で失った栗城史多さんとは…“登山芸人”、“Abema中継したら命落とすよ”登頂前に多数の否定的な声

UPDATE:2018-5-21
エベレストに9度目の挑戦となった登山家・栗城史多((くりきのぶかず))さんが、エベレストから帰らぬ人に。「単独無酸素」「4度目に指9本凍傷で失った」など、話題性に事欠かなかった登山家であるため、以前から批判な声が多く、今回も登頂前から「生中継大丈夫?」と心配の声が寄せられていました。

登山家の栗城史多がエベレストから帰らぬ人に

登山家の栗城史多(くりき・のぶかず)さんが21日、エベレスト登頂を目指している途中で死亡した。

スポニチアネックス

今回で8回目のエベレスト登頂を目指していた登山家・栗城史多さんが、下山途中に遺体で発見されたと報じられています。

thehimalayantimes.com

21日9時、『The Himalayan Times(ヒマラヤンタイムス)』にて、栗城史多さんの第一報が報じられていた。

栗城史多の所属事務所「何m地点で発見された不明」

■所属事務所発表内容要点
21日に体調が悪くなり、登頂を諦め7400m地点から下山開始

下山を始めた栗城から無線連絡が反応なくなった

キャンプ2近くの撮影隊が栗城のルートを登って捜索開始

低体温で息絶えた栗城の遺体を発見

何m地点で発見されたかは不明

所属事務所の小林幸子氏談によると、「エベレスト登頂より、生きて帰ることを最優先」とのことだったにも関わらず、体調が悪い中、「登頂に執着してしまったのでは」と推測。

AbemaTVでエベレスト登頂を生中継予定だった

AbemaTV栗城史多のエベレスト登頂配信予定

AbemaTV配信ページより

5月21日(月)昼4時より、AbemaTVにて登山家・栗城史多のエベレスト登頂を生中継予定でした。

こちらはエベレスト8度目の登頂に挑戦する前の栗城史多さんのインタビュー。

栗城史多さんは「単独無酸素」というスタイルに固執し、周囲からは否定的な意見が多く集まる登山家。
例えば、エベレストのような高所は、8000mを越えると"デスゾーン"と呼ばれており、“人間が生存できないほど酸素濃度”が低くなるエリア。そのデスゾーンでも酸素ボンベを使わず、ベースキャンプから単独で登頂を目指すことを目標としており、本人は、「酸素を吸うのであれば登山を辞める」との考えて示していました。

凍傷で右手親指以外の両手9本の指を失う

栗城史多の指

栗城史多の指

こちらが栗城史多さんの指の画像。
2012年10月、4度目の挑戦となったエベレストから下山途中で両手、両足、鼻が重度の凍傷。その結果、原因で、右手親指以外の両手9本の指すべての第二関節から先を失っていました。


今回の挑戦でも、批判が殺到していた

栗城史多に寄せられていた批判の声

フェイスブックには多数の批判コメント

エベレスト8回目の挑戦だった今回、16日には「標高7300mまでの順応終えて下山してきました。もう少し上まで上がる予定でしたが、悪天候でキリの良い場所でやめました。」フェイスブックに投稿。
一方、返信欄には否定的なコメントが多数寄せられており....

「海外のメディアからは“登山芸人”と紹介される始末」
「アイスクライミングの初級講習受けてる程度で、行ける訳ないでしょ」
「まじ、登ったら、帰ってこれないですよ。本当に行くのですか?」
「勉強もしてないのにお金もらって東大受験しますと言ってるようなもの」
「高度順応はほぼ無し。メンバーは全員登山経験の全く無い素人ばっか、登る気あるの?」
「テレビでやるから後に引けないとなると、命無くすよ。」
「天候が崩れる予報の21日に挑戦するのも確信犯だろ」
「資金集まっちゃったけど、生中継でいい格好つけると命落としそうだが大丈夫?」

AbemaTVの生中継決定のニュースを受けて、様々な否定的なコメントや、心配の声が寄せられていました。

一方、「これ、アベマはどうするのかね。」「生中継あったから無理したんじゃ...」「サラッと16時からの放送変更してるけど大丈夫か?」など、当初から登頂は不可能と見られていた登山の生中継を漕ぎ着けたことが悪影響を与えたのではと思ってしまう方も多いようです。

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