オスンファン、違法賭博容疑を認めた！
今季まで阪神に所属していた呉昇桓（オ・スンファン）投手（３３）が９日、韓国・ソウル中央地検で違法賭博容疑について取り調べを受けた。韓国メディアによると、一部容疑を認めているという。
サンケイスポーツ
先日から、元ヤクルトのイム・チャンヨン投手の賭博問題から飛び火していた阪神タイガース・呉昇桓（オ・スンファン）投手。
さすがにイム・チャンヨンと仲が良いだけで疑われても「いい迷惑・・・」と思われていましたが、一転してオスンファンが違法賭博容疑について、一部容疑を認めていると韓国メディアが報道しました。
マカオでカジノ「なぜ賭博で罪に問われるの？」
ソウル聯合ニュースによると、取り調べに対して本人は数億ウォン（１億ウォン＝約１０４０万円）のチップを借りたことは認めたが、実際に賭博した回数や賭け金は多くないと供述。検察は少なくとも数千万ウォン台の賭け金で賭博をしたとみて、在宅のまま起訴する方向で検討している
サンケイスポーツ
カジノ（賭博）の違法性については、日本と韓国で法律の違いがあります。
当然ながら、日本人はカジノでギャンブルをすることを目的にマカオに旅行に行く人も多いはず。しかし、日本人の感覚から言うと、「なぜマカオのカジノでのギャンブルが違法になっているか？」と、疑問を持つかもしれません。その理由は次の通りです。
韓国の刑法には、賭博に対する処罰の規定がある。ただし、一時的な娯楽に過ぎない場合は例外としている。「一時的」の解釈はあいまいではあるが、起訴された場合、法廷で賭博の興味性、場所、社会的地位、財産の程度などを勘案し、総合的に判断している。
ワウコリア
つまり、韓国では一時的な娯楽にすぎない場合は例外としていますが、刑法において賭博に対する処罰の規定があるとのこと。
オスンファンのように、日本球界のプロ野球選手でも「韓国で取り調べを受け、そこで有罪となれば、日本プロ野球界にも問題はある。影響は出てくる」と阪神タイガースの社長はコメントしています。
賭博だけなく、暴力団との繋がりも
すでに起訴されている元暴力団員のカジノ運営業者の男と、元ヤクルトのイム・チャンヨン投手がかかわっていると韓国では報道されています。
そのため、オスンファンも暴力団組織と繋がりがあり、カジノの掛け金についても資金提供を受けていたと見られています。
オスンファンのプロフィール
国籍 大韓民国
出身地 全羅北道井邑市
生年月日 1982年7月15日（33歳）
身長 178 cm
体重 92 kg
ポジション 投手
所属チーム 阪神タイガース
呉昇桓（オスンファン）は、現在、阪神タイガースの守護神として抜群の活躍を見せる抑え投手。また、ワールドベースボールクラシック（WBC）には三大会連続で出場しており、日本線でも登板していました。
ちなみに、賭博容疑がかかっている林昌勇（イムチャンヨン）とは、三星ライオンズ時代のチームメイトです。
元彼女は少女時代ユリ
オスンファンは、韓国のアイドルグループ少女時代のユリと交際していました。交際時期は、2014年11月から一年未満だったそう。
破局理由は、オスンファンは以前からメジャーリーグに移籍することを希望しており、将来的な意見の違いであるとも言われています。
オスンファンの後任に、ヤクルトのバーネットが浮上！？
四藤球団社長は韓国検察に召還される予定の守護神の推移を見ながらも、最悪の事態を想定した「新助っ人探し」を明言。候補の中にはこの日ヤクルトから自由契約選手として公示されたトニー・バーネット投手（３２）まで挙がっていることが判明した
東スポ
阪神の四藤球団社長は8日、オスンファンが「海外賭博事件」への関与を疑われていることを受け、最悪の事態を想定して「新助っ人探し」を明言。
候補にヤクルトから自由契約となったトニー・バーネットが挙がっていることが判明しています。
阪神ファン「戦力ダウンが痛い・・・」
あ オスンファン認めたのか こらはれは虎痛いな
— まつば@31日西き-15b (@Matsuba_Takurou) 2015, 12月 10
オスンファン賭博で追放ってお前ら阪神殺す気かよ
— 春から東北大学のホンテマン (@Haunted_M0923) 2015, 12月 10
オスンファン残るか残らないかでヤキモキしてたけどこんな消え方は流石に予想外よ
— ラングラーP/デレステガチャの闇 (@Tako1162) 2015, 12月 9
藤川球児投手は先発をすると明言しているので、阪神は抑えをどうするんだか・・・
バーネットは、「国内球団に残るならヤクルト以外の選択肢はない」と明言しているだけに、阪神入団の可能性は低そう。オスンファンの意外な形の対談にファンは大きな戦力ダウンに悩まされることになりそうです。