【時系列まとめ】多々見良三市長に心臓マッサージの女医へ「土俵から降りろ」「男性と変わって」と相撲協会アナウンス(証拠動画)
舞鶴市長の救命措置に「女性は降りろ」と相撲協会

舞鶴市の多々見良三市長(67)が、土俵上であいさつ中に体調を悪化させて倒れた。
場内が騒然とする中、スタッフ、観客らが心臓マッサージなどを施した。その中に含まれていた女性に対し、土俵から降りるようにとの場内アナウンスがあったという。日刊スポーツ
土俵上であいさつ中に倒れた舞鶴市長に駆け寄り、応急処置を施そうとした女性に対し、「女性は土俵から降りてください」とアナウンス。日本相撲協会への批判が殺到しています。
倒れた舞鶴市長に駆け寄るも、 「女性は土俵から降りて」場内が騒然【動画】
こちらが、問題となっている『大相撲巡業で心臓マッサージ女医に土俵降りろと日本相撲協会が指示をした』と報じられている様子が分かる動画。
動画開始直後に二人の女性が駆け寄っていく様子が分かります。二人の女性が土俵に上がった直後に、「女性の方は土俵から降りて下さい!女性の方は土俵から降りて下さい!」とアナウンスの声が聞こえます。
慌てて二人の女性が土俵から立ち去ろうとしますが、「土俵から降りろ」とアナウンスを繰り返す一方、現場では医療関係者と見られる女性が、舞鶴市に対して必死に心臓マッサージを行っています。つまり、人命救助のために応急措置を行っている女性がいるにも関わらず、執拗なアナウンスをしていることが分かります。
警察官が到着したことを確認すると、スーツに身を包んだ相撲協会の関係者と見られる人物が、すぐに応急措置をしていた女性までも追い出す始末。最終的には警察官の男性が心臓マッサージを交代しています。
「土俵から降りて」時系列まとめ
女性2人が駆けつける

医療関係者と見られる女性2名が、土俵に駆けつけた。
女性は土俵から降りて下さい!と連呼

すると、相撲協会のアナウンスで「女性は土俵から降りて下さい」と連呼。土俵に駆けつけた女性2人は慌てて土俵から降りることに。
アナウンス最中、女性が心臓マッサージを継続

「女性は土俵から降りて下さい」とアナウンスをする最中には、医療関係者と見られる女性が現場で救命措置。
「女性は男性と変わって!」と更に注意

さらに、心臓マッサージを継続する医療関係者と見られる女性に対して、「女性は男性と変わって下さい」とアナウンス。結果として、最善を尽くしていた女性は、男性の警官と交代した。
舞鶴市長は一命を取り留め、無事

こちらが、大相撲舞鶴場所の巡業あいさつ中に倒れた舞鶴市長・多々見良三(たたみりょうぞう)さん。御年64歳。
実はこの多々見市長ですが、金沢大学医学部を卒業し、舞鶴共済病院の病院長も務めた経験のある「医学博士」「金沢大学臨床教授」という、ものすごい肩書きを持ったお方。
多々見市長は病院に運ばれたが、意識はあり、会話は可能で命に別条はないという。産経ニュース
応急措置の結果もあり、命に別条はないという多々見市長。偉いお医者さんでもある多々見市長は、今回の件に対して、どのような考えをお持ちなのでしょうか...。
命より、しきたりが大事
— ゆう (@yamm5579) 2018年4月4日
相撲協会て、残念な人の集まりなのかな。#大相撲巡業
うわー……相撲やばいな。
— カタン (@gray_nine_lives) 2018年4月4日
土俵上で倒れた人間に心マしてる人にかける言葉が「女は土俵から降りろ」なんスか?
命よりしきたりが大事か。たいした伝統だ。その愛すべき伝統を抱いて眠るといい。
日本相撲協会に対して、「命よりしきたりが大事か」「伝統とは一体なんなのか」と多くの批判が寄せられています。
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