“なぜICカードリーダーが必要なのか”という基本的な知識から、従来のクレジットカード決済端末からSquareリーダーに移行する場合、概算価格いくらで新たにシステムを構築できるか、という内容も別ページにて紹介しています。
IC対応Squareリーダーが販売開始
スマートフォンやタブレット型端末に取り付け、クレジットカード決済を環境を構築できるデバイス「Squareリーダー」の新型タイプ「ICカード対応Squareリーダー」が7日、販売開始しました。
ICカード対応Squareリーダーの本体価格は、¥4,980(税込)。
今なら期間限定でリーダー本体価格である¥4,980(税込)代金還元キャンペーンを実施中とのこと。
なぜICカードリーダーが必要なのか?
以前からマネートークにて、店舗のクレジットカード決済端末はIC対応化が急務であるとお伝えしてきましたが、理由は大きく2点あります。
1.20年までにすべてのクレジットカードがIC化
経済産業省は2020年までに、国内で流通するすべてのクレジットカードにICチップを付ける目標をたてる。東京五輪を見据え、安全性に優れたIC付きカードとその決済に対応した店舗を普及させ、外国人観光客が安全性に不安を覚えないようにする必要があると判断した。
日本経済新聞2014/7/8
2020年の東京オリンピックを見据え、現在流通しているクレジットカードを全量ICチップ化とする目標設定をしています。それに伴い、業界団体の日本クレジット協会が、クレジットカードのIC化を全面的に協力する姿勢を見せています。
つまり、規模に関わらずクレジットカード決済端末を備え付けている店舗は、決済端末のIC対応化が必須対応となります。
2.ICカードのライアビリティシフト (債務責任の移行)
2015年10月1日より対面決済において、ICチップが搭載されているクレジットカードの磁気テープの情報 を読み取りカード決済を受け付け、該当のお取り引きが偽造カードによる不正利用であった場合、カード発行会社ではなく加盟店側にその不正被害の補償が移行してしまいます。
SQUARE, INC.
ICチップが搭載されているクレジットカードをお客さんから渡されたけど、自身の店舗では磁気テープの読取り端末(従来機種)で決済を受け付けた場合に、もしそれが偽造カードによる不正利用であった場合に、店舗が不正被害の補償をしなければなりません。
つまりライアビリティシフトとは、今まではカード発行会社で補償していた損害額が、”店舗の規模に関わらず”債務責任を負う仕組みが2015年10月1日に変わったということです。
ICカード対応は、低価格で実現できるSquareリーダーで
ICカード対応のSquareリーダーを活用すれば、従来のクレジットカード決済端末にてIC化するより、非常に低価格でICカード対応を実現することができます。
クレジットカード全IC化のメリット・デメリット、タブレット型端末とSquareリーダーの組み合わせにて、概算いくらでシステムを構築することができるかなど、詳しい情報をこちらの記事にて掲載しています。
東京オリンピックに向け全てのクレジットカードIC化、課題はSquareリーダーで解決できる!
決済端末のIC化は必須課題ですので、店舗のオーナーの方はぜひご参考ください。