映画『 呪術廻戦0』の原作、呪術0巻こと『東京都立呪術高等専門学校』ネタバレ考察(後編)

通称「0巻(ぜろかん)」こと、呪術廻戦映画の原作漫画である『東京都立呪術高等専門学校』ネタバレ後半、今回は呪術廻戦0巻の考察をまとめています。
⚠︎こちらでは呪術廻戦0巻ネタバレと考察をしております。重大なネタバレが含まれる可能性がありますのでご注意下さい。

呪術廻戦0巻考察

呪術廻戦0巻のあらすじ

1.呪いの子
2.黒く黒く
3.弱者に罰を
最終話 眩しい闇

乙骨憂太の過去について考察

乙骨は中学時代虐められていました。

恐らく里香の事がある為にクラスメイトを避け続けていたのでしょう。

また里香は乙骨がちょっかいされた時危害を加える人間に襲っています。

その為乙骨にやられたと思ったクラスメイトが虐めをし始めたのかと思われます。

祈本里香について考察

里香は乙骨を守る為に死後特級過呪怨霊となっていますが
きっかけは全てあの指輪だとわかりますね。

指輪には繋がりを意味するものが多く付ける指で意味合いも変わってきます。

今回左手の薬指に指輪をお互い付けていますが
左手の薬指は、昔から直接心臓につながっているとされ、命に一番近い指として神への聖なる誓いの指とされていました。

この事から乙骨と里香がほぼ一心同体の状態であると考えられ、乙骨が里香の事故後に死ぬなと強く願っていたのが
指輪を通して里香に繋がったと思われます。

結果乙骨側が里香を呪いとして作り上げてしまいましたが

里香もそれを望んで守っていたのでしょう。

夏油傑について考察

夏油は五条と同期だと判明してます

元は呪術師として高専に居たようですが離反して呪詛師となったのは深い理由がありそうです。

そもそも夏油があのように非術師を毛嫌いしてるのは

恐らく高専時代に何らかの出来事があったのでしょう。

五条が親友と話していた事から、仲良かったはずですが

離れる事件が何やらあったのだと考えられます。

また非術師を猿と話していますが猿と言う言葉の意味に

・ずるがしこい者や、物まねのじょうずな者などをあざけっていう語。

・野暮 な人やまぬけな者をあざけという語

とある事から、人間の醜さや狡さを呪術を使う上でかなり目撃していたのでしょう。

それ故に非術師を毛嫌いしてしまってるということになると思われます。

高専1年について考察

0巻では狗巻、真希、パンダが1年の時のお話となっていますが

あまり3人のことはここでは明かされていません。

狗巻は強い言葉を発すると喉に反動が来てしまうこと

真希は呪いが眼鏡が無いと見えない事が判明してます。

狗巻については、「死ね」等相手にかなり強い言葉を使うと

自分も身体へのダメージが増えてしまうと考えられますし命すらも危うそうですよね。

ただし唯一1年で単独任務を任されている事からかなり重宝されている存在だとわかります。

真希については呪いが見えないようですが

その分身体能力が高そうなのでそこのせいなのかもしれませんね。

パンダは説明が何も無かったので何も分かりませんが

今後明かされていくかと思われます。

夏油が里香を欲しがった理由について考察

夏油は里香をかなり欲しがっていたようですが

夏油の術式が呪霊操術とある事と、呪霊を体内に取り込む事で力を使えるので

恐らく夏油は取り込んでしまえば里香の力をもコントロール出来てしまうのかもしれません。

夏油は術師の世界を作りたいと話していましたが

里香は底なしの呪力と色々な術式のコピーを出来るので

沢山の呪霊を取り込まなくても里香1人でどうにでもなると考えたんでしょうね。

しかし実際里香は乙骨との繋がりが強いので夏油が取り込んだ所で

あそこまでの強さを発揮できるとは考えにくいと思われます。

五条と乙骨が親戚について考察

乙骨が菅原道真の子孫であり五条の親戚という事が発覚しましたが

そもそも菅原道真は学問の神と呼ばれております。

更に五条の術式は無下限呪術ですので、数学的要素があると考えられ

五条が学問の神である菅原道真の子孫であるというのは分かりやすいですね。

また実際の菅原道真の後裔に五条家が関わっていますのでかなり繋がりも強いと考えられます。

乙骨についてはまだ術式が判明していませんが

五条との関わりがあると考えると乙骨の術式も数学的要素があるのではないのでしょうか。

乙骨が特級呪術師であることについて考察

乙骨は特級呪術師であると判明しています。

特級は0巻時点で乙骨と五条のみなので五条と対等の力を得ている可能性がありますね。

現在は里香の力によって強い可能性がありますが

菅原道真が日本三大怨霊の1人と言われている事から

里香の力を失っても尚特級として活躍出来る能力が元々備わってるのでは無いのでしょうか。

それを見越して乙骨が特級として認定されていたのかもしれません。

五条と夏油の言葉について考察

五条は最後に親友である夏油を始末していましたが

夏油が最期の言葉を残していました。

作中でそれは明かされていません。

しかしこれは実は作中にも登場してるセリフが該当すると作者が話しています

個人的にはなりますが乙骨に生徒手帳を返す際に夏油の事を

五条は「親友だよ、たった1人のね」と話していますので

恐らくこれが夏油の最期の言葉ではないかと思われます。

夏油は高専の人間を嫌いでは無かったと話していますので

五条にとっても夏油にとっても互いに大切な親友であったのだろうと思われます。

呪術廻戦において呪いの言葉はかなり重要になってきますが

夏油は呪いになるような言葉を発していない事から

後悔していたわけではないと考えられますね。

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