iPhone6sの電源が落ちるハード面の不具合情報はガセ!iPhone5S、iPhone6ユーザーからも多数報告あり

10月5日の記事で「iPhone6Sにはハード的に問題があり電源が落ちる不具合が多数発生している」ようなニュアンスで捉えられる記事がネット上で拡散されました。Facebook、Twitter合わせても当日の18:00時点で1000近くもシェアされており、iPhone6Sの今後の販売にも影響しそうなほどの悪い印象が広まっています。しかし、あれはガセ情報ではないでしょうか?iPhoneユーザー皆さんも一度や二度電源が落ちるなんて経験はありませんか?

iPhone6Sで電源が落ちる不具合?

apple.com

Appleの最新モバイルOS「iOS 9」にアップグレードしたら「iPhone」の電源が不規則に突然落ちるようになったと、一部のユーザーが報告している。

CNET Japan

主に海外のユーザーですが、Appleのサポートフォーラムに”iPhoneの電源が不規則に突然落ちるようになった”との報告が挙げられています。


タッチパネルが反応しない、電源が勝手に落ちている

pakutaso.com

MacRumorsフォーラムへの投稿では以下のようなコメントが寄せられています。

スクリーンがオフの状態で電話が鳴った。スクリーンは暗いままで電話の着信音が鳴り続けたが、タッチパネルが反応せず、電話に出ることはできなかった。ホームボタンが高温になっていた。本体を操作するには、強制再起動(ホームボタンと電源ボタンを長押し)を実行しなければならなかった。

macrumors.com

ポケットから端末を取り出したら、iPhone6Sの電源が落ちていた。OSはiOS9.0.1で2回起こった。iOS9.0.2ではまだ症状は起きていない。

macrumors.com

同様の症状を訴えるユーザーの大半はiPhone6SかiPhone6SPlus?

上記と同様の症状が発生していると訴えるユーザーが多数存在していますが、その大半はiPhone6SかiPhone6SPlusの様子。

iPhone6ユーザーの筆者の知人は、iOS9.0にアップデートした直後、「電話がかかってきてもタッチパネルが反応せず電話に応答できなかった」という症状が起こっていました。

結局、着信が終了したあともタッチパネルが反応せず、強制再起動をする以外に方法はなかったようです。


日本のユーザーの反応は?

日本のユーザーの反応を見ていても、iPhone6Sシリーズだからという原因でもなさそうで、「電源が落ちる」不具合は以前からiPhoneに限らずスマートフォン全体的に発生しています。

おそらく、ハードの問題ではないはず

筆者は知人から「電源が急に落ちる」「タッチパネルが反応しない」「電話で応答しても相手に声が聴こえない(マイク不調)」などのiPhoneの不具合を実際に聞きましたが、いずれもiPhone6ユーザーでした。
Twitter上の意見を見ても、iPhone6Sシリーズ限定で起こる問題ではないと理解できます。

Apple製品のコミュニティ上では、特に新製品を購入した直後のユーザーが活発に書き込みを行う傾向があります。
そのため、「iPhone6Sに電源が落ちる不具合」というミスリードなタイトルの記事が拡散されてしまっていると容易に推測できます。

CNET Japan
「iPhone 6s」に電源が突然落ちる不具合か–複数のユーザーが報告

不具合が発生したら、強制再起動を

基本的なことですが、微妙なバグを感じたら「iPhoneのホームボタン+スリープボタンの長押し」で強制的に再起動をかけることです。

筆者の周囲でiOS9にアップデート後、先ほど紹介したような不具合が実際に発生しましたが、強制再起動ですぐに解決しています。

「電源が落ちる」「ホームボタンが熱くなる」という不具合は以前から発生しているもので、iPhone6Sだからということではありません。

基本的なバグはこれで治ること多いので、ショップに持って行く前に一度試してみましょう。


マネートークでは以前からiPhone6Sのハード面の不具合についてまとめています。詳しくはこちらの記事をご参考ください。
iPhone6S・iPhone6SPlus不具合・バグまとめ【フラッシュ・TouchID発熱/スライドでアップグレード復元/LINE黒画面】
タイトルとURLをコピーしました