呪術廻戦167話のネタバレ
呪術廻戦（じゅじゅつかいせん）166話では、日車が司法修習生だった頃の話。
そして死刑判決を下された後に処刑人の剣が与えられた日車との戦い。
日車は「証拠」により虎杖が渋谷事変で大量殺人した訳では無い事を知っていた為、罪をなぜ認めたのか分からずいた。
戦いながら考え続けていたが、術式を解き、虎杖に無罪である事を伝える。そして初心に戻った事、100点を渡す事を承諾する。
日車は自分の意思で人を殺めた事はあるかと問いかけ、虎杖もあると答える。
「最悪の気分だったろう」と気持ちに寄り添うのだった。
167話では、得点付与の為にコガネにルール追加をする日車。
レジィと戦う伏黒だが、レジィは羂索を知る人物だった。
そして羂索は中国側と何かを企んで…
前回までのあらすじ
・日車はジャッジマンが下した「没収」に=付加された「死刑」により処刑人の剣を手にし戦う。
・加害者、被害者の弱さを見て食傷しており他人に寄り添う度に醜いと思っていた。
・人は皆弱く脆い。他の生物にはない穢れこそを尊ぶべきと思っていた。
・証拠により虎杖が大量殺人をしていない事を知っていた
・日車は虎杖が罪を認めた事がわからなかった。
・戦いながら考えた結果、日車は術式を解き初心に戻った事、100点を上げることを伝える
第167話『東京第1結界⑦』
総則10が追加される
日車は、コガネにルール追加を求めていた。
そして総則10「泳者は他泳者に任意の得点を譲渡する事ができる」が追加された。
日車は虎杖に自分の得点を1点渡すようにコガネに話した。
これでお互い19日間は術式を剥奪される事は無くなった。
それを終えた日車は達者でなと虎杖の元から立ち去ろうとするが、虎杖は良ければ手伝って欲しいとお願いする。
しかし、余った2点は東京に来る前に日車が殺した裁判官と検事の物で結界が開けたら自首するかと話す。
それまでは自分が何をすべきか考える。虎杖と居ると益々自分が嫌いになる。
と話し、またなと立ち去ってしまう。
虎杖は下を向いて何も言えなかった。
羂索の企み
場面は変わりレジィは伏黒に「仲間になろう。死滅回游をどこまで知っているか」と聞く。
伏黒は天元の事を伏せ、結界内の泳者の呪力を使って、日本の人間を彼岸に渡し、
人ならざるものへ変える儀式だとレジィに伝える。
しかしレジィはすぐ羂索と知り合いか？と聞く。
レジィは恐らく羂索と繋がりのある術師だったのだ。
そして伏黒が話した事は嘘だと言う。
2~3番手の計画で根拠は3つ、泳者の数、泳者の実力差、結界の法則が当てはまる。
約1000人の泳者が10の結界に振り分けられている＝各結界に100人いる事になる。
しかし泳者の中には紫鹿雲、日車のような強者が居る。
この2人だけで60人の術師は間引かれている。似たような泳者は各結界に1人ずつは居ると話す。
つまり少なくとも第2結界では、強者だけが残り死滅回游が膠着してると言うこと。
加えて結界に侵入した際に発動する「転送」は現代術師の早期二次覚醒を促すものだと言う。
より多くの術師により長くダラダラ戦って欲しいはず。
総則の永続のような建前は本当の計画の隠れ蓑だとレジィは話す。
そしてこれは確信。
「強者だけが残った回游に羂索が爆弾を落とし、死滅回游は終わりを迎える」と。
既に動いている羂索
羂索は既に中国側に中国語で「受け入れてくれてありがとう」と話していた。
レジィは爆弾がなにか分からない。遠くない未来それが起こりうる。
その為にも備えとして強い仲間を募り、点を貯めると話すのだった。
伏黒はレジィに麗美が強いとは思えないと話すと、レジィの元に招くための囮だと言う。
用が無くなったら殺して点に変えると考えていたのだ。
すると麗美は「レジィ様は本物の騎士」と伏黒に言うがめでたい頭だなと皮肉を言う。
そしてオマエらと仲間の得点合わせたら100点はいくのか？と聞くと
レジィはあると答える。
伏黒は「近々泳者同士での得点の受け渡しが出来るようになる為、得点を寄越せ。そうしたら仲間になってもいい」
と話すとレジィは「交渉決裂」と話し戦闘モードに入るのだった。
レジィVS伏黒
レジィと伏黒は戦いを始める。
伏黒の背後から仲間であろう男が攻撃をしかけるが、
伏黒は影を使い1度隠れ、タイミングを見計らう。
仲間の男は建物の下に投げ飛ばされ、鵺によって落下させられる。
伏黒は麗美に二度とその面を見せるなと声をかけると、玉犬がレジィの攻撃でやられていた。そしてレジィが「殺せないのか、得点が欲しいもんね。殺す気でやんないと、死んでから後悔するよ」と口にする。
ふと外を見た伏黒。眼球が天から降り注ぎ光と共に大きな音を立てるのだった。
呪術廻戦167話の考察・感想
呪術廻戦167話感想
日車は割とあっさり得点くれましたね。
しかし虎杖といることは出来ないと話していた事から罪悪感でいっぱいなんでしょうか。
そしてレジィが羂索をなにやら知ってそうな感じでしたね。
次回から激闘が始まるようで楽しみです。
呪術廻戦167話考察
日車の得点について考察
日車は東京に来る前に裁判官と検事を殺しています。
その時の2点と話していたことから、この裁判官と検事も恐らく羂索によって泳者として選ばれていたのだろうと考察出来ます。
そして恐らく羂索はわざと日車の覚醒を促す為に身近な人を選んだのでしょうね。
日車の心境について考察
前回から初心に戻った日車ですが、一緒にいると益々自分が嫌いになると話していました。
あのように罪を認めた虎杖を見て自分がしてきた事が辛くなってしまったのでしょう。
そして自首するという発言も、やはり人を殺した罪悪感と後悔があってこそだと思われます。
羂索を知ってるレジィについて考察
レジィはかなり事細かに羂索の企みについて語っていましたね。
そして羂索を知っているとなると過去の術師である可能性が高いです。
この事と、レジィが話していた爆弾の件。
恐らく羂索が生きてたされる古代中国では、火薬、印刷、紙、羅針盤の4大発明が実際に文献にもあります。
レジィは名前と見た目の通り、紙かレシートを身にまとっている為
レジィ自体が紙と印刷、そしてレジィが話していた爆弾＝火薬の発明
と繋がる気がしますね。
このことから他にも羅針盤の役割をしているキャラが今後登場するのではないのでしょうか。
爆弾について考察
レジィが羂索は何かしらの爆弾を落とすと発言していましたが
その時爆弾のようなイラストが描かれていました。
上記の古代中国に関する火薬の話から、日本を終わらせるための兵器
もしくは、照明弾の中の迫撃砲榴弾が近いと思われます。
古代中国で発明していた火薬の中に、強い光を発生させる目的の特殊火薬がたり、
黒色火薬にアルミニウム微粉末を適切な量混合させ、燃焼することによって、強力な光を出すことが出来る。
と、ある事から仲間を呼ぶためのもの等も考えられますね。
もしくは後述の眼球についてが爆弾の可能性もあります。
羂索の企みについて考察
何故か羂索は中国政府？と中国語で話してる場面がありました。
レジィの話では、「強者だけが残った所に爆弾を落とし、死滅回游は終わる」
とありましたので、恐らく日本での死滅回游はほぼ終わり
次は「中国での死滅回游を始める準備」として中国政府に話をしていたのでしょう。
中国は人口も多いですし、そもそも古代中国で呪術が発見されていますから呪術の原点となります。
中国で死滅回游を行うことによって、羂索が求めていた企みが成功するのではないのでしょうか。
羂索の額の縫い目について考察
羂索は出てくる度に少しずつ縫い目が違っています。
前回は虎杖母と同じような縫い目で治りかけのように見えていましたが
今回はまた縫い目がはっきりしています。
元々羂索の縫い目は「縛り」とされていますので
恐らくなにかの過程でその縛りを更新した結果縫い目が変わっているのではないのでしょうか。
空から降ってきた眼球について考察
以前からアニメ2クールのOPの五条の目について考察していましたが
あの目は、五条の物なのではないでしょうか？
片目の光がないシーンがOPにはありましたので
落ちる瞬間に光ったのは、その光が奪われたからと表現出来そうですね。
爆弾の表現の1つに、五条の片目を失うというものも考えられます。
五条の六眼を失うことによって、五条の力は最大限発揮できなくなります。
つまり日本にとってかなりのダメージ＝爆弾となる可能性もありそうですね。
どちらにせよ日本がピンチなのには変わりませんので不安です。
今後の展開予想
恐らくレジィとの戦いの激化、そして伏黒が少し危なさそうですので
羂索の爆弾の内容によっては、かなりのダメージを喰らいそうですね。
次回も気になります。
