呪術廻戦(じゅじゅつかいせん)168話では交渉決裂した伏黒とレジィの戦い。新たに敵が増え4対1の状態で伏黒が不利な状態だった。ルール追加を言い渡されたことにより、戦いをするうちに針千鶴を殺してしまう伏黒。しかし何かを決心したような表情。それは覚醒した真希や実父、伏黒甚爾のよう。
そしてレジィと黄櫨から攻撃をされかけたその時予期せぬ味方、高羽史彦が伏黒を庇うのだった。
169話では、伏黒に助太刀をするという高羽の登場。お笑い芸人らしくネタを披露しつつ戦いを続けていく。
こちらでは呪術廻戦本誌169話のネタバレと考察をしております。重大なネタバレが含まれる可能性がありますのでご注意下さい。
呪術廻戦169話のネタバレ考察
停学中の高専3年生・秤金次に「死滅回游」平定の協力を仰ぐ為、虎杖は秤が胴元の賭け試合に出場し直接交渉を試みる。伏黒も潜入し拠点へと向かうが、秤と行動を共にするもう一人の3年生の術式に阻害され!?
呪術廻戦18巻
前回までのあらすじ
第169話『東京第1結界⑨』
高羽史彦という男
御年35歳の高羽史彦は伏黒に助太刀をすると話す。
面を拝めば相手が悪かどうかは分かるという。
伏黒は怪しみつつも庇ってくれた高羽を信用していいよなと心の内で思う。
レジィは高羽の登場で、黄櫨にどう見るか聞くと黄櫨は直接
高羽に「どっちだ」と問いかける。
月曜の朝から高羽のおしりとかを見るはめになって笑った pic.twitter.com/iqQloRFshj
— みほたろう (@miho7553) December 20, 2021
すると高羽はそれは「俺が面白いか面白くないかとうことだな」と話す。
黄櫨はそれに対し「違う、お前いつの時代の」と話すと被せるように
高羽はこのコスチュームは自分に初めて爆笑を教えてくれたヒーローを模したものだと続ける。
このコスチュームに懸けて滑る訳にはいかない高羽。
渾身のギャグ「余計なお世WiFi」を披露すると滑ってしまう。
おはよざいます
— じょぜ (@Maid_Kobayasi) December 20, 2021
余計なお世WiFi!!!!!! pic.twitter.com/G7s4Jn736f
高羽は滑った事に対し怒り狂い「クソ客が!いるんだよお前らみたいに子宮に笑顔を忘れてきた奴、劇場の最前列に座るような客」
と自分のお笑い芸人の時の悲しいエピソードを話す。
そして高羽は「でも俺はそんなお前らも見捨てない。だって芸人だもん」と口にし
黄櫨にものすごいスピードで顔面に飛び蹴りをしていく。
黄櫨はその速さに受け身を取れず吹き飛ばされてゆく。
それを見たレジィは高羽の呪力が跳ね上がったこと、出力のブレが半端なことを察する。
そして高羽が強い事を自覚するレジィだった。
伏黒に問いかける高羽とそれに応える伏黒
高羽は三点倒立をした状態で伏黒に「俺は暴力肯定派の古いタイプの芸人だぜ?」
「さあどうする少年」と問いかける。
伏黒は影に隠れ、レジィの下に潜り込み掴もうとした。
しかしレジィもそれに気づき回避してしまう。
そしてその間に伏黒は高羽にこう話す
・レジィと黄櫨を分断する
・黄櫨の術式は体の一部を爆弾に変える
・そして黄櫨は反転術式が使える入れる
ここまで話すと至近距離で高羽が伏黒の話を聞いており、近いとキレる。
伏黒はコガネに日車の情報を出すよう指示をする。
そしてその情報を見た伏黒はルールを追加させたのは虎杖だという事を
改めて確認したのだ。
ここの伏黒、レジィの金玉掴もうとしてるようにしか見えないww
— てるちな🌞 (@hgVvanjVMbxBy3o) December 19, 2021
#呪術本誌
#wj3 pic.twitter.com/jy0MNfcIdz
伏黒はレジィに向かい「この結界にはもう用がない、退くなら見逃す」と話す。
しかしレジィは殺された針の分の点は回収すると言う。
それを聞いた伏黒は高羽に話しかけ、黄櫨を殺すなら出来ればいいこと
その前に持ち点を奪って欲しい事を伝える。
高羽はそれに承諾し、「俺は芸人、人から一生笑顔を奪う真似はしない」と断言する。
伏黒もそれになんでもいいと了承するのだった。
高羽vs黄櫨
高羽は両手両足を広げ「Sparking」と言いながら黄櫨に攻撃を仕掛ける。
黄櫨は眼球を取り高羽に向かって爆弾を投げつけるが
高羽は取り出したハリセンでそれを打ち返す。
ものすごい威力で飛んで行った爆弾はビルの壁にぶつかり爆発をする。
受け身とハリセンを使いながら黄櫨と戦う高羽。
黄櫨の顔面にハリセンを叩きつけ隙を見計らって、黄櫨の背後に潜り込む。
そして「バラエティにおいて、赤(出血)はご法度だぜ」と話すと
黄櫨の尻を目掛け、全力のカンチョーをする。
黄櫨は我慢しつつもなめるな!と話すがその隙に高羽は蹴りをいれ
黄櫨を建物の壁まで吹き飛ばすのだった。
伏黒はその様子を見て「高羽が敵じゃなくてよかった」と話すと
高羽は「1度は言われてみたいセリFuuu!、じゃあな少年、死ぬなよ」とその場を立ち去る。
レジィは「あいつ死んだね、あそこまでコケにされちゃ黄櫨も本気出す」と話すと
伏黒は「テメェの心配をしろよ、言ったよな俺はもうこの結界での目的は果たした」と話す。
そして刀を取り出し続けるように「本気で戦える。出し惜しみ無しだ」といい
レジィとの一騎打ちにかかり始めるのだった
呪術廻戦169話の考察・感想
169話の感想
高羽の登場でかなり空気感変わりましたね。
そしてギャグは滑るけどめちゃくちゃ強い高羽に好印象でした。
高羽の存在がどれだけ今後伏黒にも影響していくのか楽しみです。
169話の考察
高羽史彦について考察
まず前回も触れた高羽のコスチュームですが
これは笑う犬に出てきたネタ、センターマンの衣装ですね。
高羽はこのセンターマンに初めて爆笑を教えて貰ったと発言しています。
センターマンが登場したのがちょうど1999年の笑う犬の冒険でしたので
本誌の時間軸と高羽の年齢を考えると、高羽が高校生の時にセンターマンから爆笑を教えて貰ってますね。
おそらくお笑い芸人を目指すきっかけと進路を決めたのもセンターマンだったのでしょう。
すげぇ!呪術廻戦でセンターマン出てきた!! pic.twitter.com/aLzTb0ZMbW
— 閃光のラオウさん (@neo_sky_k_m) December 13, 2021
また黄櫨を飛び蹴りした後の着地ポーズですが三点倒立と言えど少しおかしな倒立の仕方をしています。
これは恐らくエガちゃんのポーズの真似だと思われますね。
そして高羽はネタが滑った後にかなり怒ってましたが
「そんなお前らも見捨てない」と発言している事から
やはりお笑い芸人として自分が今は笑わない観客もいつか笑わせるという
気持ちの表れからきた発言だと考えられます。
高羽の術式について考察
高羽の術式は発覚しておりませんが、恐らく滑った事に対し怒り狂った後の呪力がかなり増幅されてますので
滑った怒りによって身体能力を高める術式持ちなのではないでしょうか。
かなりブレがあるとレジィが話してたように
自分の気持ちでかなり変わるので呪力もブレが大きいのだと思われます。
黄櫨とレジィの術式等について考察
伏黒が今回黄櫨の術式について話してましたが
・身体の一部を爆弾に変えられる。
・そして反転術式が使える
今週の呪術本誌の感想です!
— あかペン@アニメ漫画感想 (@Xb5zBFvLa7qKrEY) December 13, 2021
新キャラ、名前が植物由来な時点でちょっと怪しいし目玉の欠損直ってるの意味深すぎる…!!
【呪術廻戦168話】黄櫨、色々おかしくないですか? 絶対裏がある!【漫画感想・考察】 https://t.co/n0LR9Wg41t @YouTubeより
とありました。
また、原作の冒頭ではレジィがどう見る?と聞いた時
黄櫨が高羽に対し「お前はどっちだ」「いつの時代の…」と発言している事から
黄櫨は現代の術師ではない事が分かりますね。
そしてレジィも同じく現代の術師ではなく、昔の術師である事がわかります。
現代の術師と昔の術師の違いについて考察
伏黒は、虎杖がルールを追加させた事を知るともう第1結界には用がないと話してました。
そして高羽も黄櫨と戦う際「人から一生笑顔を奪うつもりはない」と発言してます。
伏黒や高羽、そして前回まで登場していた日車等の現代の術師は
「なるべく人を殺さない」という意思が感じられます。
それに対しレジィは「針の分の点は回収するよ」と発言してる事から
昔の術師は「人を殺す事に躊躇がない」という事が分かりますね。
死滅回游では殺し合いをして強いものだけが勝ったのち、
羂索は何らかの爆弾を仕掛けて死滅回游を終わらせるつもりですので
現代の術師がかなり不利な状況であるのは間違いなさそうです。
伏黒の持っている刀について考察
伏黒はレジィとの一騎打ちをする前に何らかの刀を手にしています。
おそらくこれは真希が伏黒に渡していた禪院家の呪具の1つではないかと予想されます。
というのも、伏黒はよく真希の呪具を影に隠して持ち歩いてましたので持っていてもおかしくありません。
その呪力の一部である可能性も高そうです。
本気で戦えるという言葉について考察
伏黒は一騎打ち前にレジィに本気で戦えると言っていました。
更に刀を持っている事から、本来は見逃すつもりだったレジィが
伏黒を殺しに来ているのであれば「自分も本気で殺すつもりで戦う」という意思が現れ
その発言をした可能性が高そうです。
前回の針を殺した際の伏黒の表情からしても、殺す事に躊躇しなくなってきているような感じですので
本気で殺し得点をレジィから奪うつもりだと思われます。
170話以降の展開予想
レジィと伏黒の一騎打ち、そして本気になった黄櫨と高羽の一騎打ち
このような感じになっていくかと思われます。
まだレジィの術式も判明していませんので実力も次回判明すると思われますし
黄櫨の方も本気を出すとどこまで戦えるのかという所も描かれていきそうですね。