呪術廻戦170話でレジィの術式が判明、伏黒が領域展開「嵌合暗翳庭」で対抗

呪術廻戦170話のネタバレ考察ですが、伏黒恵vsレジィの戦い。170話ではレジィの術式が 「再契象(さいけいしょう)」 と判明するだけでなく、伏黒が領域展開で対抗。激戦となるが、その結果は…

こちらでは呪術廻戦本誌170話のネタバレと考察をしております。重大なネタバレが含まれる可能性がありますのでご注意下さい。

呪術廻戦170話のネタバレ考察

停学中の高専3年生・秤金次に「死滅回游」平定の協力を仰ぐ為、虎杖は秤が胴元の賭け試合に出場し直接交渉を試みる。伏黒も潜入し拠点へと向かうが、秤と行動を共にするもう一人の3年生の術式に阻害され!?

呪術廻戦18巻

前回までのあらすじ

  • 芸人術師・高羽の登場
  • 高羽は何故か伏黒の助太刀をする
  • 高羽のコスチュームは自分に初めて爆笑を教えてくれたヒーローを模したもの
  • ギャグが滑り怒った高羽はものすごい威力の黄櫨の顔面に飛び蹴りをする
  • 伏黒は高羽にレジィと黄櫨を分断、黄櫨は体の一部を爆弾に変え、反転術式も使えると説明する
  • 伏黒はコガネにルール追加したのは虎杖だと確認させる
  • 伏黒は高羽に黄櫨を殺す前に持ち点を奪って欲しいと頼む
  • 高羽はOKするが人から一生笑顔を奪う事はしないといい黄櫨と戦う
  • そして高羽は黄櫨にカンチョーをし、隙を見て蹴り飛ばし勝利。その場を立ち去る
  • 1体1になった伏黒はレジィと戦いを始める

第170話『東京第1結界⑩』

レジィの術式

伏黒はレジィに向かって「満象」を召喚し、水を放ち責めていた。
万象に気を取られているレジィの頭上から伏黒は脱兎を使い自分を隠しつつ
刃物を片手に降り掛かっていく。


しかしレジィは見抜いており、レシートを使い脱兎を網で確保してしまう。

するとレジィは「再契象(さいけいしょう)」と呟き、大量の包丁を投げ飛ばす。
伏黒はそれを回避。

レジィは脱兎が他の式神と違い、どんなに湧いても出てくる式神だと察する。
そして満象を出してきた事に対し、自分の術式に伏黒が見抜いてると気づいていた。

レジィは「気づいていたんだね俺の術式」と言うと
伏黒は「レシートの具現化、厳密には違うだろうが」と答える。

レジィの術式は「契約の再現」だという。
そして「再契承」と言うとレジィの身体がつやつやになってゆく。
なんでも使ったレシートは旅館のもの。

呪術廻戦170話より/芥見下々


これを使った事によりゆっくり温泉に入り身体を解し、
ぐっすり2日間身体を休めた状態になるという。

レジィは「それに比べて君の身体は戦闘での負傷、複数の式神の併用でヘロヘロだ」と指摘するのだ。

伏黒は式神の併用自体はよくやる。
しかし本来単体で使う「満象」を併用してしまった事が問題だと思っていた。

レジィは伏黒の式神が1度傷つけられるとすぐには出せない事に気づいていた。
先に傷つけられた玉犬が出せず、式神の併用をしてる事も。

「もう無理っしょ君では俺を殺せない」と言うレジィ。
それに対し伏黒は「逃げる」と答え、鵺で逃げ始めるのだった。

伏黒が逃げた先は体育館

レジィはすぐさま術式でドローンで伏黒を追跡、
スクーターの再契承し伏黒を追いかけ始める。

着いた先は総合体育館であった。
火で炙り出してもいいけど追いかけっこは面倒だとレジィは少し考え込む。

一方の伏黒は体育館を見てイメージ通りの広さだと考えてた。
中に入ったレジィは「何を企んでいるのかなクソガキ君」と煽る。

伏黒は「お前こそなにか仕掛けてきたのではないのか」というと
レジィは「呪術師は嘘をついてなんぼよね」と口にすると
突如体育館の外からトラック2台が突っ込んでくる。
車の下を通りどうにか回避する伏黒

しかし頭上から植木鉢が落ちて伏黒の頭にぶつかってしまう。
その隙にレジィはナイフのようなもので伏黒の腕をズタズタに刺していく。

畳み掛けるように大根を飛ばし、伏黒が大根?となっていると
中から包丁が出現、伏黒の腕を突き刺す。と同時にレジィは伏黒に蹴りを入れ畳み掛けるのだった。

あれを使うつもりの伏黒

倒れた伏黒をよそに、レジィは話しかける。

再現したものは式神みたいなものだから簡単な命令なら与えられるのだと。

だから包丁も飛んだと説明する。

レジィは伏黒に「持ち点くれたら楽に殺してあげるけど?」というと

伏黒は話し始める。

「結界術は難しいよな、いつまでたっても現実空間にスケールの異なる擬似空間を重ねる感覚が掴めない」

「だからこの体育館の空間をそのまま俺の領域として転用する」と。

レジィはその言葉を聞き領域展開が使えるのか、と驚く。

そのステージの術師だったのだと。

伏黒は「領域展開 嵌合暗翳庭(かんごうあんえいてい)」と呟き領域を展開する。

そして別に俺は大技がないとは言ってねえよ、とレジィに言葉を吐くのだった。

171話へ続く

呪術廻戦170話の考察・感想

170話の感想

レジィの術式が判明しましたね。
やはりレシート内容を具現化するものだったので自由度高いですね。
また伏黒の嵌合暗翳庭、あれは完成系近そうで次回が楽しみです。

呪術廻戦170話の考察

レジィの術式について考察

レジィの術式はレシート内容の再契承ということでしたね。
作中を見る限りかなり自由度が高く、何個でも畳み掛けるように出せるものだと分かります。

また再契承の際式神のように指示が通るようでしたが
これは1度レジィの手元に来た(購入)事によって、主がレジィという事になりますので
簡単な指示が通るのではないのでしょうか。

レジィは温泉に入った状態になったのも作中で書かれてましたが
恐らく病院での治療のレシートも所持してると考えられるため
反転術式がなくとも、治療した状態にまで戻れる可能性もありますね。

嵌合暗翳庭について考察

伏黒の嵌合暗翳庭ですが、最初に出した八十八橋の時は不完全
渋谷事変での陀艮との戦いでみんなを守る為に出したのも中途半端の状態でした。

しかし今回は体育館という決まった空間において、領域をそのまま転用したので
ほぼ完成系に近い領域となったと考えられます。

やはり空間は影に囲まれたようになっており、伏黒が中々擬似空間を重ねる感覚が掴めなかったのは
ほかの領域とは違い、影によって擬似空間を作り出すため
他より難しい可能性があります。

嵌合暗翳庭の背後について考察

今回のほぼ完成系では伏黒の背後になにか物体と細長いものが根を張るような感じでした。

恐らくこれは脊髄と神経を表していると考えられます。

そもそも脊髄と神経は脳と他の部位との間のメッセージの伝達に必要な場所。
つまりは脳から指示された事を身体に伝えるための司令塔という事になりますね。

影との関係性はまだ分からないのですが、伏黒が式神を操れるのも
脊髄と神経の関係性に繋がっていくと考えられます。

もし伏黒が脊髄と神経の役割を果たす術師だとすれば
今後伏黒は人をも操れる存在になりうる可能性もありますね。

宿儺と伏黒についてさらに考察

今回の脊髄と神経の考察をしていて、何故宿儺が伏黒に興味を持つのか改めて考えてみました。

宿儺は女と子供を調理するのが好きだと答えているのですが
これは解体に値するものだと考えられます。

ちょうど江戸時代頃にオランダの医学書が翻訳された事がありました。
杉田玄白による解体新書です。

これにより医学がかなり発展したのは世に知られていますが
宿儺は江戸時代には既に存在してるので、人の身体についてここで学んでいた可能性も考えられます。

伏黒は現代術師の中でも、人を操れる可能性が高いと仮定した時に
宿儺の今後の狙いによってははかなり好都合だと思われます。
その為伏黒に執着してるのではないのでしょうか。

今後の展開予想

嵌合暗翳庭がついに完成系とされるため、どのようにレジィと戦うのか分かりますね。
またレジィも過去の術師のはずですので、領域の押し合いをし始める可能性も考えられます。

次回も楽しみですね。

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