2月の勝者130話のネタバレ考察ですが、今回は前田花恋の新宿海浜学園中受験当日。
受験会場へ向かう前田花恋に何らかの違和感を感じる黒木、一方、受験に手応えを感じる前田花恋。結果は・・・?
こちらでは二月の勝者本誌130話のネタバレと考察をしております。重大なネタバレが含まれる可能性がありますのでご注意下さい。
二月の勝者130話のネタバレ
前回までのあらすじ
第130話『一月の憂虞』
「全員蹴散らせばいい」花恋の本気モード
~新宿学園海浜中の本番当日~
前田花恋の家族は前泊した最寄りの高級ホテルから、試験会場へと足を進めた。
「全員蹴散らせばいいだけ。」
試験会場へと向かう道のりに溢れんばかりの受験たち。そんなライバルに向けて闘志を燃やしていた。
黒木が抱く違和感
校舎に到着した前田花恋と両親。
応援団の数に一瞬圧倒されるが、そのなかに黒木、佐倉、桂の3人が桜花講師陣として待機しているのを発見。
黒木の元に駆け寄る花恋。
二人は「ガシッと」固く握手をし、黒木は無言で花恋を送り出す。
「桜花の先生来てくれてよかったね!」
と両親は花恋を笑顔で送り出し、花恋は自信に満ちた表情で「じゃ、行くね!」と試験会場へと足を運んだ。
花恋の異変
黒木は花恋を送り出した際に固く握手をしたが、何か違和感を感じていた。
握手をした己の手を眺める黒木。
そして、試験会場へと向かう花恋に目を向けると、何か不安そうな顔でこっちを振り返り見ている。
普段の女王・花恋の表情ではない。
黒木は異変を感じながらも、会場に向かう花恋の背中を眺めていた。
「特待生の手応えあり」結果は・・・?
試験終了後、会場から出てきた花恋。
両親に迎えられる花恋は第一声、
「手ごたえ、あった。たぶん、獲ったと思う!」
そして、合格どころか、特待生が穫れたかもしれないと漏らすほどの自信。
「特待が取れたら引っ越ししてあげてもいいかな!」
合格した前提で花恋と家族は談笑しながら、帰路に着く。
~二日後、1月22日~
午後14時「新宿学園海浜中」合格発表
桜花ゼミナールでは、前田花恋の合格通知をネット上で確認。
一同の顔は青ざめた。
~一方、前田花恋の自宅にて~
小学校から花恋が帰宅。
「ママ!どうだった?特待合格、取れてる!?」
己の合格を確信している花恋は、タブレットで合格発表のWEB画面を覗き込む。
結果は不合格。
「ウソ、こんなの、ウソ・・・」
現実を受け入れられずに、花恋はその場に泣き崩れた。
(次回に続く)
2月の勝者130話の考察・感想
130話の考察
前田花恋が新宿海浜中不合格となりました。
129話にて、最愛の父との再会、家族団欒に花恋の顔が一気に緩み、普段の女王ではなく、「少女の顔」となっていたと書いていましたが、やはり伏線だったのでしょう。予想通りの結果となりました。
二月の本番まであとわずか1週間。
残りの期間で花恋のメンタルは回復できるのでしょうか。
クロッキーが花恋のために打つ一手とは。
次回は3/19掲載とさらに2週間空きますが、次は前田花恋のメンタル回復回になりそうですね。