二月の勝者115話のネタバレ
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— 高瀬志帆@「二月の勝者」12集8月発売予定 (@hoshi1221) August 2, 2021
前回までのあらすじ
・大事な時期に塾を抜け出す「バックラー」を捕獲せよ
・桜花反抗組生徒の伏線
第115話『十二月の宣誓』
ミノムシクロッキー pic.twitter.com/2phbXpO1AI
— ユルペディア (@youloopedia_com) August 2, 2021
夜な夜な生徒のために身を粉にする黒木
年の瀬の桜花ゼミナール
佐倉は朝7時に桜花ゼミナールにやってくる。
「一番乗り!」と意気込むが、そこには椅子を並べて、寝ている黒木の姿が。
黒木はこのシーズン寝る間を惜しんで仕事をしていたようだ。
佐倉は黒木の体調を気遣い、デスクにおにぎり、ミックスサンド、サラダを置くと、自身が担当するRクラスの過去問を解き始める。
その姿を横目に、黒木はもの言いたげな顔をしていた。
Rクラスの生徒たちが急成長
場所は佐倉が担当するRクラス
自習室で過去問を解きすすめる生徒たちだが、実力は確実に上昇してきた。
自分の実力で問題を解くことを嫌っていたゲーマーの武田優人は、解き筋が見えてきて、明らかにこれまでの姿とは別人になっている。
また、浅井紫は、これまでずっと実力に伴わない第一志望を目指していた間はモチベーションが上がらなかった。しかし、安全圏の過去問を解き始めてからは手応えを覚えやる気がでてきている。
そんな生徒たちの姿勢を見て佐倉は、空手の試合前のモチベーションの記憶と、目の前の生徒たちのその姿をリンクさせた。
そして、なんとしてもこの子どもたちに嫌な経験だったことになんてしたくない。「やってよかった」と思える受験にしてあげられるように…と神経を研ぎ澄ませた。
ライバル心を燃やす灰谷
場所は変わってフェニックス
一時は気持ちの緩みが気になっていた上杉陸斗だったが、今では麻布中クラスでトップをキープし続けている。
その姿に、「学力が安定した」と安堵する灰谷。
さらに、自身が担当する開成中クラスに目を向ける。
そこには、“鉄板組”と呼ばれる合格が確実視される異次元の生徒以外の面々があった。
灰谷は生徒たちの「顔つき」だけで調子が良いのかどうか判断しながら、この生徒たちは「何年も前から準備して、努力に努力を重ねてきた」と自負する。
一方、そんな姿と正反対に「黒木&上杉海斗」のコンビが、思いつきのように開成を志望していることが頭によぎり、苛立ちをあらわにする。
そして、「何が何でもあなたに勝つ!」と、生徒を自分の勝負事の道具のように扱う灰谷の姿が描かれたところで、115話は終了する。
二月の勝者115話の考察
115話の考察
またもや、灰谷負けパターンの伏線が敷かれました。
というのも、受験漫画にて、生徒のことを考えずに自分の手柄を立てたいと考えて、うまく行ったケースはないからです。
反対に言えば、フェニックスについていけず、桜花ゼミナール(クロッキー)に救ってもらった上杉海斗が受験に成功する という裏返しともみられます。
生徒のことを第一に考えて行動する黒木と、生徒の合格実績で黒木に勝負を挑もうとする灰谷。
結果は誰の目にも明らかでしょう。