二月の勝者131話のネタバレ考察|前田花恋が撃沈、失意の引きこもりへ

2月の勝者131話のネタバレ考察ですが、前田花恋がまさかの新宿学園海浜中に落ち、絶望を味わうことに。
さらに、他の桜花ゼミ生徒たちも苦戦する中、黒木は「ケアすべき生徒は他にいる」と意味深発言。その真意とは・・・?

こちらでは二月の勝者本誌131話のネタバレと考察をしております。重大なネタバレが含まれる可能性がありますのでご注意下さい。

二月の勝者131話のネタバレ

前回までのあらすじ

130話のポイント
  • 「全員蹴散らせばいい」花恋の本気モード
  • 黒木が抱く違和感と花恋の異変
  • 舞浜中に「特待生の手応えあり」結果は・・・?

第131話『一月の決壊』

花恋、失意の引きこもり

~前田花恋の自宅にて~

不合格という現実に直面し、ショックを受ける花恋。
しかし、花恋は泣き崩れる様子もなく、静かに現実を受け入れているように見える。

「今日は、塾行かない」

両親に対して、そう言葉を残し、部屋に引き込もった花恋。

「もっと泣いたり、悔しがったりするかと思ってたんですが…」

花恋の母は、塾に行かず自宅で学習するつもりであると黒木に電話をかけ、状況を報告した。

「前田花恋さんについてはしばらく静観です。」

状況を把握した黒木は桜花ゼミナールの講師たちに方針を伝えた。

黒木「ケアすべき生徒は他にいる」

前回の新宿学園海浜中の受験結果だが、桜花ゼミナールから合計4名が受験。

以下が受験結果。

Ωクラス

前田花恋 ✕
本田華鈴 ○ (これまで全勝)
村上一真 ✕

クラス

田中利休 ✕

村上一真については、前回埼玉西中を合格しているため、精神的に持ちこたえていた。
一方、Aクラスの田中利休は、二月受験が初日からチャレンジ校。

黒木は担当講師の橘に対して、受験スケジュールの変更(安全校の受験)を指示した。

「Aクラスではもう一人、気がかりな生徒がいますね。」

黒木はこのような言葉も残した。

頑な母と他人事の息子

黒木が気がかりな生徒とは、Aクラス・原秀道。

takaibiki.com

練習としての受験はしないという家庭方針から、1月受験は明日の「立聖埼玉」のみ。

立聖埼玉は難関付属校のため、厳しい結果になることは大方予想はついていた。

~翌々日「立聖埼玉」の合格発表の日~

桜花ゼミナールにて講師たちが、原秀道の受験結果を確認すると、案の定不合格。

母親から桜花ゼミに電話がかかってくるが、不合格となった原秀道は意外にも「ケロッ」としているという。

黒木はその様子に違和感を感じていた。

雨降って地固まる

~前田花恋の自宅にて~

合格発表以来、塾に行かずに自宅に引きこもり勉強を続けていた花恋。

花恋の様子を心配をした両親は、気晴らしに外食に行こうと提案。

花恋はその提案に対して頑なに拒み続けたが、母が「そうだ!ホテルのてっぺんでアフタヌーンティー食べない?」と言った途端、花恋の感情は爆発。

「ホテルのてっぺんななんて絶対行かない」「幕張にも二度と行かない」「アフタヌーンティーなんて一生、食べない!!」

そのように叫ぶと、母に抱きつき、そして泣き崩れた。

ホテルの最上階でのアフタヌーンティーとは、花恋の受験中に両親が優雅に楽しんでいた場所。前話にて花恋はそのことを羨ましがっていた。

花恋の母は一連の話を桜花ゼミナールに電話し、黒木に報告。

それを受けた黒木は、「雨降って地固まる」と安心した。

思い切り泣くことができたなら、前田花恋は大丈夫だと確信。

一方、入試が“自分ごと”になっていない原秀道のことが頭によぎる黒木。

2月1日本番まで残り4日。

次回からは、不安要素のある家庭に対して保護者面談を実施する。

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