呪術廻戦101話夏油の呪霊操術・特級特定疾病呪霊 疱瘡神(ほうそうかみ)とは【渋谷事変19】

疱瘡神
呪術廻戦本誌100話では、補助監督・伊地知潔高を刺したサイドテール呪詛師と対峙する七海建人(ななみけんと)。
呪詛師の攻撃は七海には効かず、七海は圧倒的な格の違いを見せつける。
一方の虎杖は渋谷駅へ向かう途中で、狗巻棘と合流する。

呪術廻戦101話では、七海が釘崎野薔薇に待機命令を出し七海は真希達と渋谷駅を目指す。
一方冥冥の元にニセの夏油が、虎杖の目の前に脹相が姿を現すのだった。

⚠︎こちらでは呪術廻戦本誌101話のネタバレと考察をしております。重大なネタバレが含まれる可能性がありますのでご注意下さい。

呪術廻戦101話のネタバレ

前回までのあらすじ

・伊地知を刺したサイドテール呪詛師の前に七海が現れる
・負傷した新田は七海の登場と同時に逃走する。
・サイドテール呪詛師を圧倒し七海
・虎杖は渋谷駅前に到着し駅に入ってゆく
・虎杖と再会した狗巻は渋谷駅外で改造人間の相手をする。
・渋谷駅には脹相が待ち構えていた

第101話『渋谷事変19』

釘崎に待機命令を出す七海

サイドテール呪詛師を倒した七海は、釘崎と新田に伊地知の無事を報告。
さらに伝わっていなかった五条封印についても情報共有をしていた。

七海は釘崎と新田に救護を待つように指示する。
七海は真希達と合流し、渋谷駅B5Fへ向かうと話す。

釘崎もB5Fに向かうと言うが七海は許さなかった。
なぜならここから先は1級の七海ですら最低レベルだったから。
足手まといになると伝え七海はB5Fへと向かうのだった。

冥冥と偽夏油

明治神宮前-渋谷駅間のトンネルで呪詛師を倒した冥冥と憂憂は現れた偽夏油に出会う。

冥冥は何故生きているのか考える。
五条と組んで渋谷事変を起こしていた可能性も考えたが
五条は1人でこの国全員を殺せる能力を持っている為そんな小細工をする訳ない。
恐らく目の前にいる夏油傑は偽物であると予想していた。

偽夏油は臨戦態勢に入り、呪霊操術で特級特定疾病呪霊「疱瘡神(ほうそうかみ)」を呼び出す。
それを見た冥冥は、偽夏油が呪霊操術を使う事に驚きを隠せずにいた。

偽夏油は昨年の百鬼夜行で手持ちの呪霊を使い果たしたが質は衰えていないと言う。

念の為B5Fの人間は残しておきたい、冥冥が疱瘡神を祓えれば、自分が相手をする。
線路で待つと言い残し、その場を夏油は去るのだった。

呪霊の領域展開に閉じ込められる冥冥と憂憂

疱瘡神は冥冥に攻撃を仕掛ける。
それは敵を棺桶に閉じ込める領域展開であった。
冥冥は棺桶に閉じ込められ、身動きが取れなくなってしまう。

疱瘡神は墓と唱えると上から岩が落下し冥冥が入ってる棺桶に直撃。

あまりの衝撃で憂憂も涙目になるほどには、冥冥に危機が迫る。
疱瘡神は続けて何かを唱え始めると同時に突如岩が壊れる。冥冥は棺桶と岩を自分の斧で壊し攻撃を防御したのだった。

冥冥曰く、自分の命に危機が迫るのは幾年ぶりであった。

五条の元へ向かう虎杖、待ち構えていたのは脹相

渋谷駅構内、副都心線ホームに急いで向かう虎杖。
駅構内に人が居ない事を疑問に思いつつも五条の元へ向かおうとしていた。
すると目の前には、かつて虎杖が殺した壊相と血塗の兄、脹相が居た。

脹相は虎杖だと確信すると弟の仇を取るべく赤血操術「百斂」を発動する。
百斂は血液を加圧し限界まで圧縮する技だった。

続けて百斂で圧縮した血液を1点から解放し音速をも超える
赤血操術の奥義「穿血」を虎杖に撃ち出す。

虎杖は咄嗟に両手で穿血を受け止めるが、音速で放たれた技故、虎杖の腕を貫通しかけていた。
ギリギリの所で避け、貫通は免れた虎杖。

続けて穿血を撃ち出す脹相。虎杖は穿血を避けつつ脹相に近づき左腕で打撃を与える。

脹相にダメージを与えられたものの、先程受け止めた穿血のせいで
左腕は傷が深くまともに動かなくなっていた。
しかしだからこそ虎杖は左腕でも責める覚悟を決めていた。

そして脹相は虎杖に弟たちは最期に何か言葉を言い残していなかったかと尋ねるのだった。

102話に続きます。

呪術廻戦101話の考察・感想

101話感想

冥冥と偽夏油が遂に出会いましたね。
そして疱瘡神の領域展開が特殊でしたがさすがの冥冥はなんとか危機から脱出していてほっとしました。

虎杖と脹相の戦いも始まり更に熱い展開になってきましたよね。
赤血操術が使える脹相の奥義も登場し、今後の展開が楽しみです。

七海が待機命令を出した理由の考察

七海は釘崎に待機命令を出しました。
確かに七海の言う通り1級で最低レベルだという理由は分かりますが、釘崎は冥冥と東堂により1級推薦される程の実力の持ち主です。

更にこの渋谷事変で人手が多い方が有利だと七海であれば分かるはず。

しかし、今回釘崎に待機命令を出した理由は恐らく、これ以上後輩を危険な目に遭わせて後悔したくないからじゃないでしょうか。

伊地知の件で怒りをあらわにしていた事、後悔していた事もあり
負傷している釘崎に無理はさせられないという判断だったのかと思われます。

足手まといと言ったのもわざとで、恐らく七海なりの優しさだったのかもしれませんね。

偽夏油が冥冥の元に現れた理由の考察

偽夏油は今回わざわざ冥冥の元に向かっていました。
恐らく1級の冥冥が偽夏油にとって厄介な存在だからだと思われます。

五条が居ない今、五条の次に強いのは冥冥と虎杖です。
更に冥冥が居る場所は五条が封印されてる副都心線ホームに通じるトンネル。

冥冥にそこまで向かわれてしまうと計画通り進まないと判断した為、わざわざ冥冥の元に向かったのだと思われます。

また偽夏油は手持ちの呪霊を使い果たしたと話して居ましたが、これは生前の夏油傑を知っている冥冥に対するブラフではないのでしょうか。

疱瘡神と領域展開の考察

疱瘡神は特級特定疾病呪霊ですが、平安時代の続日本紀に記載されており、疱瘡(天然痘)を擬神化した悪神で、疫病神の一種です。

疱瘡は昔はとても死亡率が高い病気だった事が分かっています。
この事から特定疾病で苦しんだ人の呪いで出来た呪霊だと考察できます。
しかし疱瘡自体現代では殆どかかる事の無い病気となっていますので
偽夏油がどこから手に入れたのかも気になります。

疱瘡神は領域展開を使えましたが、対象人物を棺桶に閉じ込め身動きを取れなくした上で
岩で棺桶ごと潰すような攻撃でした。

恐らく死亡率が高い病気=棺桶というイメージから来てるのでは無いのでしょうか。

赤血操術について考察

脹相の術式は赤血操術と判明してますが、これは京都校の加茂憲紀と同じものです。

赤血操術は加茂家相伝術式の筈ですので、脹相も加茂家の血を確実に引き継いでる事になります。
しかし受胎九相図なのに、なぜ加茂家相伝術式を使えるのか未だ判明していません。

恐らく偽夏油が絡んでると考えられますが今後明らかになってくるのではないのでしょうか。

今後の展開予想

虎杖と脹相の戦いが主になると思われます。
脹相は壊相と血塗を殺した虎杖が相当憎いはずなので
かなりの戦いになると思われます。

また冥冥と疱瘡神の戦いも中盤を迎える頃だと思われます。
領域展開内にまだ入ったままですので冥冥と憂憂にまだまだ危機が迫りそうですね。

次回も楽しみです。

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