レジィはシン陰流の考案者か、奥義「彌虚葛籠(いやこつづら)」を展開【呪術廻戦171話ネタバレ】

呪術廻戦(じゅじゅつかいせん)171話ネタバレ考察ですが、レジィが奥義「彌虚葛籠(いやこつづら)」を展開しますが、これがシン陰流「簡易領域」の原型であることが判明。
さらに、レジィが羂索に近い人物で、「原型を出せる人物=シン陰流の考案者」でもあるということから蘆屋道満説が濃厚に・・・。

こちらでは呪術廻戦本誌171話のネタバレと考察をしております。重大なネタバレが含まれる可能性がありますのでご注意下さい。

呪術廻戦171話のネタバレ考察

停学中の高専3年生・秤金次に「死滅回游」平定の協力を仰ぐ為、虎杖は秤が胴元の賭け試合に出場し直接交渉を試みる。伏黒も潜入し拠点へと向かうが、秤と行動を共にするもう一人の3年生の術式に阻害され!?

呪術廻戦18巻

前回までのあらすじ

呪術廻戦170話のネタバレ
  • レジィの術式再契承は買った物の契約の再現
  • 伏黒は式神の複数併用していたが、本来単体使用の満象も使っていた為体力が消耗していた
  • 伏黒には考えがあり鵺で近くの総合体育館まで逃げる
  • 中に入るとレジィは再契承で色々な物を再現し攻撃する
  • 伏黒は攻撃で負傷されるが、体育館の空間を利用し、ほぼ完全体の領域展開嵌合暗翳庭を出すのだった。だった。

第171話『東京第1結界⑪』

領域展開 嵌合暗翳庭

伏黒が領域展開 嵌合暗翳庭を出すとレジィは即座に奥義「彌虚葛籠(いやこつづら)」を展開する。

彌虚葛籠はシン陰流「簡易領域」の原型であり、領域を中和し、必中効果を打ち消す性能がある。

レジィはにやりと笑いながら残念でしたと口にするが伏黒の蝦蟇により足を取られる。

渋谷で漏瑚や花御が見せた「領域展延」は必中必殺の術式を
搭載出来るだけの領域にあえて術式を付与しないことで、容量を空け五条の術式を流し込ませ無下限を中和していた。

しかし彌虚葛籠や簡易領域は「術式そのものを中和することができない」
これらは術式の付与された結界を中和する事で、付与された術式の必中効果を無効化しているのだ。

伏黒の領域は未完成。

体育館の空間を自らの領域として利用し転用することで
無理矢理閉ざされた結界には、必中の術式が付与されていない。

「嵌合暗翳庭」は現時点で十種影法術を拡張し、潜在能力を120%引き出すものに過ぎないのだ。

焦りを見せるレジィ

彌虚葛籠を使用したにも関わらず、攻撃が当たって焦るレジィ。

それに対し伏黒は「薄ら笑いが消えてるぞ」と煽る。

「ガキが!何を勝った気で」と口にしたところで
伏黒は猛スピードで自分を分身し、レジィに攻撃をし続ける。

殴り飛ばされたレジィは再契承を使いナイフを使うが
伏黒は影を上手く使い自分の刀を取りだしレジィに更に攻撃をする。

顔面を殴られたレジィはこう思う。
この分身も式神も自分に当たる前から実体があった。
つまりこの結界は必中の術式が付与されていないと、気づいたのだ。

伏黒は領域による術式性能の上昇が半端なく、
単純な必中領域よりやりづらい。
この領域で満象を出され水責めで畳み掛けられたらレジィ自身の手数が減少。

つまり敗色濃厚だと考えたのだった。

奥の手を使うレジィ

しかしレジィは意図的にレシートを放ち、車を数台再契承させる。
鵺で阻止しようとするが手遅れだった。

レジィは伏黒の影について気付いていたことがあった。
この領域の下は全て伏黒の影。
しかし「武具のストックが少ない」のだ。

そう、伏黒の影は影に格納した重さを自信で引き受けないといけなかった。

領域の逆手を取ったレジィは勝ち誇ったように話す。
乗用車3台分、2.4トンの重さを伏黒に負担させて
伏黒が自重で潰れるまで重さを足し続けると言うのだ。

重さ対決が始まる

伏黒は「抜けてるんじゃないか?未完成でも領域は領域」と話し始める。
そして上も影だ!と言いながら満象を召喚させる。

レジィの上に降ってきた満象でレジィも潰されかける。
そして伏黒は「どっちが先に潰れるかな!レジィ!」と発言するのだった。

重量我慢比べ。勝つのはどっちか。次回に続く。

呪術廻戦171話の考察・感想

171話の感想

伏黒の領域はやはり未完成でしたね。
しかしながらレジィの彌虚葛籠を逆手に取るような感じになって
さらに熱い展開になりましたね。

171話の考察

レジィについて考察

今回、彌虚葛籠を展開したレジィですが、彌虚葛籠はシン陰流の原型と説明がありました。
この事からレジィは確実に平安時代より前の術師であると分かりますね。

シン陰流の原型を使えると言う事と、羂索を知っていると言うことから
レジィは蘆屋道満に近い人物もしくは本人だと思われます。

というのもシン陰流は呪術廻戦内で蘆屋貞綱という人物が
門下生の為に考案したとされています。

蘆屋貞綱は蘆屋道満をモチーフにした人物だと考察出来ますので
原型を出せる人物=シン陰流の考案者でもあると考えられますね。

レジィは伏黒の式神についてもかなり詳しいようですが
蘆屋道満や安倍晴明も式神を使っていましたので詳しいのも腑に落ちます。

伏黒の背後にある物について考察

前回伏黒が嵌合暗翳庭を展開した際にあった後ろの物体は
脊髄と神経ではないかと考察していました。

脊髄と神経は脳の伝達に繋がるものですが伏黒が頭部から今回流血していた際
後ろの物も流血しています。

この事から後ろの物体は伏黒自身とリンクしてる事が分かりますね。
おそらく伏黒の怪我とリンクしてるのではないのでしょうか。

万が一未完成の領域で後ろの神経のようなものが傷つけられた際
伏黒本人にも脊髄損傷のようにかなりダメージが大きそうだと予測できます。

彌虚葛籠が必中効果を無効化出来なかった事について考察

彌虚葛籠を展開したレジィでしたが、伏黒の領域が未完成の為
攻撃が当たってましたね。

作中でも説明がありましたが、簡易領域や彌虚葛籠は術式そのものは中和する事は出来ません。
あくまでも「術式の付与された結界」自体を中和した事で、
その付与された術式の必中効果を無効化しています。

伏黒の領域は未完成であり、結界としてまだ完全体では無く
必中の術式も付与されていない状態だった為
彌虚葛籠は「結界自体を中和出来ていなかった」という事になります。

現時点でわかってる中和できる領域は4つありますが
全て中和できるものは違います。

簡易領域→領域を中和
領域展延→術式を中和
彌虚葛籠→結界を中和
落花の情→必中術式が触れた瞬間カウンターで迎撃

簡単にまとめるとこのようになっており、簡易領域の原型とはいえ
彌虚葛籠と簡易領域では中和できる物自体が違うのがよく分かりますね。

十種影法術と影について考察

今回嵌合暗翳庭を展開した事により、十種影法術の潜在能力を120%
引き出した状態になっていました。

伏黒は影を使い自らを分身させていましたが
この事から、十種影法術は式神を使える術式ではなく
「影自体を操れる術式」である可能性が高くなってきました。

式神は十種影法術で使える影=元は操っている影を物体化させたもの
考えてもいいと思われます。

それであれば伏黒が鵺や満象のように自由に操るのも不思議ではないですし
嵌合暗翳庭の背後の脊髄と神経説から、伏黒の脳の伝達(指示)が
式神にリンクしてる可能性もあると考えられます。

伏黒は蝦蟇や脱兎等は質量が小さい為複数操れると思われますが
満象のように元々が大きい式神は一体出すのに影から繰り出すので
かなり負担がかかると予想できます。

その為満象は単体でしか出せないのでしょう。

影の格納について考察

今回影に格納した物の重さを自身で引き受けなければならないと発覚しました。

これはおそらく前述の影を操れるという所から来てると思われます。
というのも影を操るのも伏黒ですので、その影自体とリンクしてるのも伏黒という事になります。

影を作り出してるのも伏黒なので物の重さを自身で引き受けるのも当たり前
ということになりますね。

そして禪院家の件の際、武器庫から呪具を全て回収する話がありましたが
伏黒がもし全て回収出来ていたとすれば、その重さを自身で引き受けていたという事になりますね。

余談ですが伏黒甚爾も呪霊を使い格納庫として利用していましたので
やはり父親ともリンクしてる所が多くなってきましたね。

今後の展開予想

重さの我慢比べ対決ですが、恐らく2.4トンの車より
満象の方が重いと予測できるのでレジィは押し潰されてしまうのではと思われます。

しかし伏黒は未完成の領域の展開と重さに耐えながら満象を召喚してますので
領域自体が崩れてしまう可能性もありそうです。

そしてレジィ自体が羂索との繋がりが大きいので簡単には倒せないのではないのでしょうか。

次回に期待ですね。

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