呪術廻戦（じゅじゅつかいせん）172話にて、伏黒恵vsレジィの重量我慢対決が開始。レジィとの戦いにより、急所にダメージが行かないようにコントロール可能であることが分かった伏黒恵。
もしかすると、節黒が反転術式を会得した可能性も。
こちらでは呪術廻戦本誌172話のネタバレと考察をしております。重大なネタバレが含まれる可能性がありますのでご注意下さい。
呪術廻戦172話のネタバレ考察
停学中の高専3年生・秤金次に「死滅回游」平定の協力を仰ぐ為、虎杖は秤が胴元の賭け試合に出場し直接交渉を試みる。伏黒も潜入し拠点へと向かうが、秤と行動を共にするもう一人の3年生の術式に阻害され!?
呪術廻戦18巻
前回までのあらすじ
第172話『東京第1結界⑫』
伏黒vsレジィ、重量我慢対決
伏黒とレジィの重量我慢対決が始まった。
一般的に人間は5〜6Gで失神すると言われている。
2.4トン、伏黒の体重を６０キロとすると40Gの負荷がかかってる事になる。
40Gにも負けない伏黒恵が使用しているワックスとは……ものの数コマでこの立ち上がり。形状記憶がスゴすぎる。#呪術廻戦#呪術本誌#wj09 pic.twitter.com/3RmcfYf6lg
— シロ/4級呪術考察というかただの漫画アニメ好き看護師🚑🌻 (@jyujyushiro46) January 23, 2022
高いGにより、血液が下肢に集中し、脳が虚血状態になるのを防ぐため、伏黒は姿勢を低く下半身を重点的に呪力強化していた。
アフリカ象の体重は生体で3〜6トン。
領域による術式精度の上昇で「満象」はその重さをリアルに再現しており、受け止めたレジィの右腓骨と踵骨にはヒヒが入っている。
両者共に1秒後には圧殺されてもおかしくない状況である。
レジィにはまだ「とっておき」が残っていた。
一度影の中に入って内側からとっておきを再現し、潰す作戦を考えていた。
しかし伏黒が領域を解かない限り影に取り込まれたものは領域解除後も、中に取り残されてしまう。
つまり伏黒が死んだ後にレジィが一生影に閉じ込められる可能性もあったのだ。
レジィは考えた結果、この状態でとっておきを取り出し発動すると決めた。
レジィのとっておきとは
レジィは再契象と唱えるが、プチっという音ともに影に落ちてゆく。
酸素も浮力もなく沈み込むだけのレジィは意識を手放しかける。
伏黒はギリギリ耐えて、確実にレジィが死んでから領域解除し、影の中身を排除するつもりでいた。
すると影の中から車と共にレジィが出てきてしまう。
レジィが再現したものは、「与えられた命令を実行した後すぐ消滅する」という。
しかし沈めた車は命令をまだ受けていなかったため、「俺を連れて上がってこい」と命令したのだ。
レジィは「お前は強いよ、だが俺はもっと強い」と話すと再契象を唱える。
伏黒の頭上に現れたのは、建築面積40坪。木造軸組2階建ての家だった。
レジィさん木造2階建て買ってたんだね
— すい28/？ (@s_xxx_) January 23, 2022
躯体だけでも30トンはある家が伏黒に降り掛かろうとしていた。
レジィのとっておきとはこれのことだったのだ。
その瞬間レジィは本物の水の中に落ちていた。
何が起こったのか把握できてないレジィは再契象を解除しなければと焦る。
どうにか水中から出たレジィ。落ちた場所は総合体育館の地下1階の温水プールだった。
伏黒は影に潜り込み、領域を解いてレジィに床を破壊させプールに落としていたのだった。
レジィの前に現れた伏黒は、「それだけ濡れてしまえばレシートは使えないな」と声をかける。
水に濡れたレシートは印字は消えないため「再契象」は可能だが、濡れたままでは、「契約書を呪力で焼き切る」という条件が満たせなくなる。
伏黒は疲弊した術式を回復させていた。
しかしもう式神が出せる状態ではなかったのだ。
伏黒の手札
双方ともまともに術式が使えないであろう状態でシンプルな戦いに持ち込まれる。
しかしレジィは伏黒が式神で自分の隙を作りにくると思っており、カウンターで仕留めることを覚悟する。
「使ってくる式神は犬以外」と確信したレジィ。
伏黒は刀でレジィと戦う。お互い攻撃を繰り広げる伏黒は満象の重量に耐えただけあり、攻撃が重い。
さらに強化術も基礎体術の並ではないとレジィは実感していた。
レジィは伏黒の隙をついて緩んだ隙にカウンターを仕掛けようとしたその時。
バツン！という音ともにレジィの左側が無くなる。
目の前にいたのは玉犬。
立地を生かしたクレバーな戦いが見ごたえあるなあ。
— やぐち (@yaguti13) January 23, 2022
そしてレジィ戦決着。
やっぱ式神の中で玉犬が一番しっくりくるね。
ポケモンで言えばピカチュウですよ（違）
伏黒の影の中、割とえげつない造りだな。#呪術本誌 #wj08 pic.twitter.com/bD9BwMUDVE
伏黒は「玉犬はあの程度で動けなくなるほど、やわじゃない」と口にする。
伏黒はレジィの選択肢から玉犬のカードが消えるのをまっていたのだ。
レジィの脳内CV このシーンで小西克幸に決まった瞬間である
— 稲叢 (@fugumura) January 23, 2022
#呪術本誌 #wj08 pic.twitter.com/8aW8cXfe6r
「呪術師は嘘ついてなんぼ…か」と口にするとレジィはそのまま倒れるのだった。
隠した手札が呪術戦を制した。次号へ続く。
呪術廻戦172話の考察・感想
呪術廻戦172話感想
レジィと伏黒の心理戦という感じでしたね。双方奥の手を使ったりとかなり熱い展開でした。
次回も楽しみですね。
172話の考察
伏黒とレジィの負荷について考察
重量対決となった今回の話
まず伏黒は領域展開しているため車3台分の2.4トンを自重で支えてることになりました。
5〜6Gで失神するはずを伏黒は40Gの状態で支えていると説明がありましたね。
一方のレジィは満象の体重3〜6トンを上から乗せられている状態のため、2人の重さのかかり方は全く違うものになります。
つまり伏黒は脳が虚血した状態が続き、脳に血液と酸素が行き渡らなくなるため圧殺の可能性があり、レジィは満象のそのものの重さによって圧殺の可能性があるということです。
どちらもかなりの負荷ではありますが、恐らく負荷がより大きかったのは伏黒だと思われます。
Gと伏黒と影ついてさらに考察
Gは元々曲技飛行士の訓練でよく出てくるものですが、パイロットは高G対応できるように、耐Gスーツというものを使用し、10Gまで対応出来るようになります。
この耐Gスーツは液体式という事ですが、伏黒の影も液体であるとレジィの発言からわかっています。
つまり伏黒は元々高Gに対応できてる状態になってる可能性があると考えられます。
またもう一つが、G自体にはプラスとマイナスが存在し、プラスが沈み込む圧。
マイナスが浮く圧という事なんですが、伏黒の影はレジィ曰く酸素もなく沈み込むと発言している為、元々影自体が高Gの説もありそうです。
その場合レジィは一度意識を手放していますので高Gによるブラックアウト（失神）をしていた可能性もありますね。
つまり影が高Gだった場合は既に6G以上の圧がかかっていると思われます。
伏黒は戦闘の際に影に沈み込んでいることが多々ありますので
高Gの訓練を自然と受けていた為になんとか耐えられたのではないのでしょうか。
レジィのとっておき『木造住宅』について考察
レジィのとっておきは木造住宅でしたね。
レジィは昔の術師と考察してきましたが、随分レシートから再現できるのは今時のものばかりですね。
これはレジィが居た過去より長い期間現代に存在していた為に現代の物が増えたと思われます。
そしてとっておきだと言ってる木造住宅は高額かつ重量もかなりあります。
とっておきのカードとして残しておいたのは正解ですね。
人体構造が詳しい伏黒恵、「反転術式」を会得の可能性
先ほどのGの話では、下肢に負荷がかかり脳が虚血すると説明してました。
伏黒はそもそもかなり人体について知識がありますね。
脳の虚血を起こすと呪力がおそらく使えなくなります。
なぜなら、以前家入が脳と呪力の関係はブラックボックスと説明していましたのでかなりこの可能性が高いと思われます。
加えて呪力で下肢を強化することで血栓予防もしているとされます。
脳梗塞や肺血栓等、脳にダメージが行かないようにしている＝伏黒も反転術式が使える可能性がありそうです。
前々回から、伏黒の領域の背後にあるものが脊髄と神経であると考察しています。これは、脳の伝達に必要なものですので、伏黒はかなり人体構造に詳しいのではないでしょうか。
それであれば、人間の調理が好きな宿儺に気に入られる理由もわかりますね。
今後の展開予想
おそらくレジィとの戦いは終わりを迎え、伏黒はまた得点を稼いでます。
虎杖との合流、そして東京第二結界にいるパンダと秤の話になっていきそうですね。もしくは仙台の結界にいる乙骨の話のどれかと予想できます。
そろそろ狗巻あたりの話も出てきてほしいですね。
