2月の勝者148話のネタバレ考察ですが、桜花ゼミナールからついに最初の御三家合格者が!さらに、148話では「じゅりまる」こと、女子学院中学を受験した直江樹里、柴田まるみの主役級コンビの合否がついに明らかに。まさに、二月の勝者の山場がやってきましたよ!
二月の勝者148話のネタバレ
ネームはいつもこんなに雑だよ…よくこんなで読み取れるよ担当さん…感謝… pic.twitter.com/5S8VaEMQqc
— 高瀬志帆@「二月の勝者」16集発売中! (@hoshi1221) October 21, 2022
前回までのあらすじ
- 桜花と喧嘩別れした“あの”生徒を追跡せよ
- 東央中学へ、勢いに乗る息子
- 変貌を遂げた少年が、そこに…
- ついに女子御三家合格発表
第148話『二月の諸相』
女子御三家・雙葉中学の合格発表!
二月二日午前8時
本多華鈴
第一志望、女子御三家の一角・雙葉中学
合格
今年の桜花で初の御三家合格からスタートした148話
Ωクラスで唯一の全勝
これまでキャラとして目立たなかった本多華鈴だが、飄々とした性格なのか本番に圧倒的な実力を発揮。
桜花ゼミ内では、本多華鈴の母から木村先生が合格報告を受けていた。
話の流れで華鈴の様子を聞くと、母から驚くべきエピソードが返ってきた。
最強のマイペース才女
黒木から「試験会場に向かう我が子に対する言葉を考えておいてください」と保護者説明会で課題を与えられていた華鈴の母。
雙葉中学の試験直前、華鈴の母は我が子を送り出す前に、捻りにひねった一言を真剣な顔で口を開いた。
「華鈴、ママね、華鈴が今日まで頑張ってきたこと…」
意を決して話しだした母親を置き去りにして…
「じゃあ、行ってくるね!」
と母の様子を気にもとめずに、スタスタと試験会場に向かう華鈴。
華鈴は、ただ、ひたすらにマイペースだったのだ。
「なんて言葉をかけようか、ってすごく悩んだのに~!!」
スタスタ受験会場に歩いていく娘と、その様子を恥じらいを持って見つめる母。
華鈴のブレない強さが「御三家合格」に導いた。
黒木の悩みのタネ、不合格・・・
桜花ゼミに祝福ムードが漂う中、黒木が一言で場の雰囲気を一変させた。
「そろそろ皆さん、テンション戻してください。あと5分で次の発表です。」
2月2日10時はある生徒の合格発表だった。
「原秀道さん、法陽大附属、不合格です。」
桜花の講師陣は一同に、神妙な面持ちに変わった。
というのも、全員が状況を把握していたからだ。
「問題は今回の結果ではない、このままでは…」
「原さんは、“全落ち“します。」
黒木は中学受験全落ちで公立中進学、という状況を避けたいという。
なぜなら、揺れ動く思春期の青少年には、挫折で始まり、高校受験でのリベンジを誓わされ続ける、中学3年間はあまりにも重すぎる、という見解だった。
黒木は、このままの状態では全落ちは免れないため、受験計画の変更を勧める方向で検討を始めた。
「じゅりまる」の合格発表、まさかの展開…
時刻は11時に差し掛かろうとしていた。
午前11時 女子御三家・女子学院中学の合格発表。
JGこと、女子学院中といえば、直江樹里、柴田まるみの第一志望校。
桂が固唾を飲んで、女子学院の合格発表ページを調べる。
「カチッ…」
「カリカリカリカリッ…」
パソコンを操作していた桂の手が止まった…
「あ、ない。」
まさかの結果だった….
(次回149話に続く…)