2月の勝者160話のネタバレ考察ですが、2月3日最後の合格発表ラッシュ。今日で受験生7割の進学先が確定する。一方、これまで一つも合格を獲れていない問題の生徒が2人、原秀道と今川理衣沙。160話でついにクセの強い母親の心が変わり出す…ここから理衣沙を救えるのか…?
二月の勝者160話のネタバレ
今作画中の漫画家さんはおそらくデッサンちょっと狂ってきてないですかね、私は狂ってます。(いつもだけど今日は特に)こちらは下描きで首が長くなってしまったキャラ。ダルビッシュが投げてた時に描いたから…(ペン入れで修正した右) pic.twitter.com/h5MjqQSJjC
— 高瀬志帆@「二月の勝者」17集発売中 (@hoshi1221) March 22, 2023
前回までのあらすじ
- 島津順の自己採点が…何かを感じる黒木
- 順、海斗が号泣…「一緒に受かりたかった」
- 黒木が「まだ勝負は終わっていない。」その意図とは?
第160話『二月の大詰』
「二月五日まで勝負はわからない」佐倉は「??」
場所は桜花ゼミナール
前回からの続きで始まる。
「勝負は二月五日までわかりません。」
黒木が意味深な言葉を呟いたが、佐倉にはピンとこなかった。
「あー、そういう話ね…」
他の講師たちは理解した。
「えっ..どういう話!?」
と佐倉が戸惑っている矢先…
一本の電話が塾内に鳴り響いた。
浅井紫からの合格発表だった。
中夫中野…結果は見事合格。
浅井紫の合格発表を皮切りに、2月3日の合格発表ラッシュがこれから始まる。
そして、本日の結果をもって受験を終了する生徒は7割を占める予定でだった。
「さぁ、そろそろ心の準備をお願いしますよ。」
と黒木が講師たちに掛け声をした。
結局、勝負は2月5日までわからない、という趣旨は分からず仕舞いだった。
2月3日 合格発表一覧
■中夫中
真田歩夢 ◯
根津沙羅々 ×
→ 根津沙羅々は帝都女学館に進学決定(受験終了)
■豊島園女子
前田花恋 ×
■城聖中
黒田翼 ◯
加藤匠 ◯
■日照大第二
明智珠須 ◯
■城山学園
大友真千音 ◯
⇒リベンジ成功
花恋、まさかの不合格でまたもや引き籠もり?
御三家を獲り進学校を確定させていた花恋。
桜花への恩返しのため、準御三家の一角・豊島園女子を受験。
しかし、結果は残念ながら不合格に。
母親から結果報告の電話がかかってきたが、花恋がショックを受けて、部屋から出てこないとのこと。
これはまさか…
新宿海浜を落としたときもずっと部屋に引き籠もったまま、泣き崩れた花恋。
またもや…
しかし、母親が話す内容は以前とは違った。
「ずっと部屋にこもって、豊島園女子の過去問をやっているんです」
「本人曰く、過去問演習が足りなかったと言って、一旦落ち着いていた闘志にまた火がついたっていうか…」
まさに、女王だ。鉄の女王だった。
花恋は明日も豊島園女子を受けるという。
「さすがは女王…」
「もう一つ、大きな白星を獲ってきてくれそうですね。」
規格外の女王に、黒木も舌を巻いた。
合格できない2人
3日の合格発表をもって、桜花ゼミで1つも合格を獲れていない生徒は、残すところ2人となった。
原秀道と今川理衣沙。
21時、原秀道が受験した法陽中の結果は敢え無く不合格。
そして、今川理衣沙の光花女子は…
~場面は今川家に移る~
結果発表の時間となり、理衣沙・母は呼吸を整えた。
「見るわよ、光花女子の合格発表。」
一方、理衣沙は桂からもらった験担ぎのアクセサリーを握りしめていた。
「見たくない…だって怖いもん..」
理衣沙には現実を受け入れる勇気はなかった。
母が合格発表ページにて確認した結果は…
『不合格』
理衣沙は泣き崩れた。
「もう、イヤ…」
「もう、ほんとにイヤ…」
「もう、ママの言うとこ、受験したくない…!!」
泣きじゃくる理衣沙は自分の部屋に駆け込んだ。
「理衣沙!ダメよ!明日も光花に出願してるんだから。逃げないでちゃんと受験しなさい!」
しかし、理衣沙は拒絶。
「お願いだから、理衣沙を一人にして!!」
と絶叫し、部屋から出てくる気配はなかった。
ついに、”聞く耳”を持った母親
~場所は桜花ゼミナール~
あれだけ言っても塾へ来なかったから、もう打つ手はないのか…
今川理衣沙の結果に消沈している講師たちに1本の電話が鳴った。
理衣沙の母からだった。
なんとこれから、母親が一人で桜花ゼミに来るという。
その時がついにやってきた。
ようやく、理衣沙の母が聞く耳を持とうとしている。
「相手に聞く準備があるのなら、説教ですら説得にしてみせます。」
理衣沙の母を待ち受ける黒木…160話に続く。