二月の勝者160話のネタバレ考察|今川理衣沙が全戦全敗、精神崩壊!ついにアノ毒親にも変化が…

2月の勝者160話のネタバレ考察ですが、2月3日最後の合格発表ラッシュ。今日で受験生7割の進学先が確定する。一方、これまで一つも合格を獲れていない問題の生徒が2人、原秀道と今川理衣沙。160話でついにクセの強い母親の心が変わり出す…ここから理衣沙を救えるのか…?

こちらでは二月の勝者本誌160話のネタバレと考察をしております。重大なネタバレが含まれる可能性がありますのでご注意下さい。

二月の勝者160話のネタバレ

前回までのあらすじ

159話のポイント
  • 島津順の自己採点が…何かを感じる黒木
  • 順、海斗が号泣…「一緒に受かりたかった」
  • 黒木が「まだ勝負は終わっていない。」その意図とは?

第160話『二月の大詰』

「二月五日まで勝負はわからない」佐倉は「??」

場所は桜花ゼミナール
前回からの続きで始まる。

「勝負は二月五日までわかりません。」

黒木が意味深な言葉を呟いたが、佐倉にはピンとこなかった。

「あー、そういう話ね…」

他の講師たちは理解した。

「えっ..どういう話!?」

と佐倉が戸惑っている矢先…

一本の電話が塾内に鳴り響いた。

浅井紫からの合格発表だった。

中夫中野…結果は見事合格。

浅井紫の合格発表を皮切りに、2月3日の合格発表ラッシュがこれから始まる。

そして、本日の結果をもって受験を終了する生徒は7割を占める予定でだった。

「さぁ、そろそろ心の準備をお願いしますよ。」

と黒木が講師たちに掛け声をした。

結局、勝負は2月5日までわからない、という趣旨は分からず仕舞いだった。

2月3日 合格発表一覧

■中夫中
真田歩夢 ◯
根津沙羅々 ×
→ 根津沙羅々は帝都女学館に進学決定(受験終了)

■豊島園女子
前田花恋 ×

■城聖中
黒田翼 ◯
加藤匠 ◯

■日照大第二
明智珠須 ◯

■城山学園
大友真千音 ◯
⇒リベンジ成功

花恋、まさかの不合格でまたもや引き籠もり?

御三家を獲り進学校を確定させていた花恋。
桜花への恩返しのため、準御三家の一角・豊島園女子を受験。

しかし、結果は残念ながら不合格に。

母親から結果報告の電話がかかってきたが、花恋がショックを受けて、部屋から出てこないとのこと。

これはまさか…

新宿海浜を落としたときもずっと部屋に引き籠もったまま、泣き崩れた花恋。
またもや…

しかし、母親が話す内容は以前とは違った。

「ずっと部屋にこもって、豊島園女子の過去問をやっているんです」
「本人曰く、過去問演習が足りなかったと言って、一旦落ち着いていた闘志にまた火がついたっていうか…」

まさに、女王だ。鉄の女王だった。

花恋は明日も豊島園女子を受けるという。

「さすがは女王…」
「もう一つ、大きな白星を獲ってきてくれそうですね。」

規格外の女王に、黒木も舌を巻いた。

合格できない2人

3日の合格発表をもって、桜花ゼミで1つも合格を獲れていない生徒は、残すところ2人となった。

原秀道と今川理衣沙。

21時、原秀道が受験した法陽中の結果は敢え無く不合格。

そして、今川理衣沙の光花女子は…

~場面は今川家に移る~

結果発表の時間となり、理衣沙・母は呼吸を整えた。

「見るわよ、光花女子の合格発表。」

一方、理衣沙は桂からもらった験担ぎのアクセサリーを握りしめていた。

「見たくない…だって怖いもん..」

理衣沙には現実を受け入れる勇気はなかった。

母が合格発表ページにて確認した結果は…

『不合格』

理衣沙は泣き崩れた。

「もう、イヤ…」
「もう、ほんとにイヤ…」
「もう、ママの言うとこ、受験したくない…!!」

泣きじゃくる理衣沙は自分の部屋に駆け込んだ。

「理衣沙!ダメよ!明日も光花に出願してるんだから。逃げないでちゃんと受験しなさい!」

しかし、理衣沙は拒絶。

「お願いだから、理衣沙を一人にして!!」

と絶叫し、部屋から出てくる気配はなかった。

ついに、”聞く耳”を持った母親

~場所は桜花ゼミナール~

あれだけ言っても塾へ来なかったから、もう打つ手はないのか…

今川理衣沙の結果に消沈している講師たちに1本の電話が鳴った。

理衣沙の母からだった。
なんとこれから、母親が一人で桜花ゼミに来るという。

その時がついにやってきた。
ようやく、理衣沙の母が聞く耳を持とうとしている。

「相手に聞く準備があるのなら、説教ですら説得にしてみせます。」

理衣沙の母を待ち受ける黒木…160話に続く。

 

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