二月の勝者147話のネタバレ考察|変貌を遂げた加藤匠、東央中合格へ戦闘モード

2月の勝者147話のネタバレ考察ですが、話は2月2日に突入し、東央中学の受験会場。そこには、2月でまさかの全敗を喫し、悪魔に心をズタボロにされた加藤匠の姿があった。昨日までの表情とは一変し、「合格」を勝ち取ることしか頭にない、まさに戦闘モード。一方、佐倉はある生徒の捜索に乗り出し、向かった先は・・・?

こちらでは二月の勝者本誌147話のネタバレと考察をしております。重大なネタバレが含まれる可能性がありますのでご注意下さい。

二月の勝者147話のネタバレ

前回までのあらすじ

146話のポイント
  • 黒木の本質は「受験の悪魔」
  • 合格発表、メインキャラの合格も続々・・・
  • 明日、ついに女子御三家の合格発表

第147話『二月の覚醒』

桜花と喧嘩別れした“あの”生徒を追跡せよ

長かった初日がようやく終わりを迎える。
桜花ゼミの講師陣は続々と家路につく。

「桂先生、佐倉先生、お帰りになる前に一つだけ確認です。」

黒木は突然、二人に声をかけた。

「カトレア女子を受験校に検討していた生徒に心当たりはありませんか?」

まさか…

二人の頭をよぎったのは大内礼央の顔だった。

大内礼央といえば、桜花ゼミと喧嘩別れのような形になっており、受験校を報告せずにいた。

しかし、本部からの合格者一覧(名前はアルファベットの頭文字のみ)に吉祥寺校から「O・R」という生徒の合否データが届いていた。

結果は合格。

佐倉は肩の力が一段と抜けた。

彼女の行方を心配していたからだ。

また、黒木も家庭と連絡が取れないため、受験状況を追う方法に頭を悩ませていた。

「大内さんが受験しそうな学校にアタリをつけて、応援に行って会えたら…と思ったんですが無謀でしょうか!?」

黒木の苦労を知っていた佐倉は明日からの動き方について思い切って提案した。

「なるほど。正直、空振りに終わる可能性が高いのですが、やってみる価値はあります。」
「それでは、頼みましたよ。」

佐倉は翌日以降、大内礼央が受験しそうな学校に応援に出向き、交通事故的に受験状況を把握することになった。

東央中学へ、勢いに乗る息子

翌朝、午前7時

黒木はある学校の前に立っていた。

そこは、東央中学
桜花ゼミからは3人が受験する。

黒田翼、上杉海斗、そして、加藤匠である。

鉄道研究部があり、上杉海斗の父の母校だ。

「パパの母校、絶対、受かってみせるから。」

父と受験会場に訪れていた上杉海斗は自信を見せた。

「海斗…本番の試験始まってから、また一段と頼もしくなったな。」

上杉父は息子の成長を誇らしく思った。

変貌を遂げた少年が、そこに…

そして…

昨日とは顔つきが明らかに変わった小学生が受験会場に向かっていく。

加藤匠だった。

幼さ残る、可愛らしい表情をしていた彼の姿はもうない。
ただ、「合格」という結果しか興味のない、覚醒した顔つきになっていた。

「顔つきが変わりましたね。そうです、そういうことです。」

黒木は、様変わりした加藤匠の表情に、ゾクゾクした。

~何かを得るためには、何かを失わなければならない~

黒木は己に言い聞かせるかのようだった。

ついに女子御三家合格発表

あと5分で午前8時。

最初の女子御三家・雙葉の合格発表である。

そして、午前11時には女子学院中学。
午後14時には桜蔭中の合格発表となる。

2月の勝者147話の考察・感想

147話の考察

148話で雙葉、女子学院中学の合否が発表!

JG志望のじゅりまるコンビのまさかの展開に涙腺崩壊を免れないことを間違いなし…

そして、149話で桜花の女王、前田花恋の桜蔭の合否が明らかに。

二月の勝者の山場をついに迎えます!

 

タイトルとURLをコピーしました