呪術廻戦83話、ついに渋谷事変がスタート!各呪術師たちの配置場所のネタバレ考察

呪術廻戦(じゅじゅつかいせん)第83話はトータル53話まで続く『渋谷事変』の幕開け。著作の芥見下々先生は、呪術廻戦は3つの山場があり、1つ目の山場は間違いなく渋谷事変。その超大作の最初に話となります。第83話「渋谷事変1」では、それぞれの呪術師が班ごとに散り、各任務を遂行していきます。
⚠︎こちらでは呪術廻戦本誌83話のネタバレと考察をしております。重大なネタバレが含まれる可能性がありますのでご注意下さい。

呪術廻戦83話のネタバレ

呪術廻戦本誌82話では、真人VS与幸吉(メカ丸)の戦いが終盤を迎え、与幸吉は死んでしまいました。
真人と夏油はその後渋谷に向かう所で終わりました。
83話では渋谷事変の始まり、夏油達の目的と戦いについて描かれていきます。

前回までのあらすじ

・真人の領域展開により与幸吉はピンチに陥る
・真人に無為転変をされる与幸吉
・しかし与は蘆屋貞綱によって考案された簡易領域を展開し完全有利のはずだった。
・だが真人は計算をしており、簡易領域を攻略。与を殺す
・10/31、夏油と真人は渋谷に向かうのだった

第83話『渋谷事変1』

七海班と伊地知

2018年10月31日、19:00
東急百貨店、東急東横店を中心に半径およそ400mの帳が下ろされる。

20:14 東京メトロ渋谷駅13番出口側(帳外)で
担当補助監督の伊地知は七海班に説明をする。

・非術師のみ閉じ込められる帳である事
・非術師は侵入のみ。窓は個人差あり
・術師は補助監督役含め出入り可能
・電波は立たれている為帳を出るか、補助監督の足を使う事

七海班は七海健人、猪野琢真、伏黒恵の3人である。
猪野は伏黒に帳(結界)の効力が足し引きに使われる条件を説明する。

人間、呪霊、呪物。つまりは呪力にまつわるものであった。
電波妨害は帳が降りた事による副次的効果の為、帳の結界術式そのものには電波の要否は組み込めない。

先輩風をふかして説明した猪野だったが伏黒はそれを知っており
七海に彼は優秀です。と注意されてしまうのだった。

七海はそれよりも五条がどこにいるか気にしていた。

禪院班と新田明


同刻 渋谷マークシティ レストランアベニュー入口(帳外)には、禪院班である禪院直毘人、禪院真希、釘崎野薔薇と、補助監督である新田明の姿があった。

釘崎はハロウィン当日の渋谷なのに駅前のスクランブル交差点に人が居ない事にびっくりしていた。

新田はそこで何かあった事、そして皆が散り散りに帳の縁まで逃げて、五条悟を連れてこいと口にしていた事を説明する。

真希と釘崎はびっくりしていたが直毘人は非術師が五条を知っているはずがない。
誰かによって言わされてると勘づいていた。

直毘人は「帳は壊せないのか」と聞くと新田は難航していると答える

なぜなら帳自体は術師を両側から拒絶していないからだった。

その為力技ではどうこうできない。
帳を下ろしている呪詛師を探してとっちめた方が早い事を提案する。

それを聞いた真希が「私らはその手伝いだな」と言うと
新田は皆はここでまだ待機する事と話すのだった。

日下部班は…

一方同刻JR渋谷駅新南口(帳外)では日下部班が待機していた。
日下部班は日下部篤也、パンダの2人。

東京校2年教師で1級術師の日下部は腰に刀をぶら下げていた。
日下部はパンダに対し、高度な結界術に五条悟を指名した事から
交流会を襲撃した連中と同一犯であると話す。

上は被害を最小限に抑える為五条単独での渋谷平定を決定したのだ。

その為七海班、禪院班、日下部班、冥冥は帳の外で待機、五条のこぼれ玉を拾うと予測していた。

それに対しパンダは被害を最小限にするのは術師の被害の事、非術師の被害はお構い無しなのか?と問いかける。

日下部は去年の百鬼夜行と違い事が始まっている為最善策は術師の被害を最小限に抑える事。
それは自分も賛成だと話す。

日下部は帳の内側を見ており、帳の内側は一般人がパニックを起こしているものの、
呪霊や呪詛師が非術師を襲っているわけではない。
現状は非術師が閉じ込められているだけ。

ただ日下部は帳の中に入るのは御免だと言う。

何故ならヒカリエの地下に特級呪霊がゴロゴロいる事を察していたからであった。

帳の中の非術師、そして五条現着

帳の中、同刻文化村通り、道玄坂2丁目東では非術師の男がパニックを起こしていた。

非術師の男が五条悟を連れてこいと叫ぶ。
周りは五条が誰なのか知らなかった。しかし五条が居ないとここから出られないと
誰かに言われていたのだ。

焦る男に対しそれを見ていた非術師の女はそのうち助けが来ると余裕そうに口にする。

しかし男は交差点にいた人間が駅の中に吸い込まれた事を見ていた為焦っていた。

そして20:31五条悟が帳内現着。
20:38 渋谷ヒカリエShinQsのB1Fでは吸い込まれた一般人が困惑していた。

五条は中の様子をみて「こりゃ酷い」と呟く。
B1Fから下を中心に外と同じ一般非術師を閉じ込める帳が降りていたのだ。

五条は術式を使い非術師の上を通りながらヒカリエ内の状況を確認。
非術師が大量に地下にも閉じ込められていたのだ。

五条は狙いが分かった、乗ってやると呟く。

冥冥班は…

一方20:39 青山霊園には冥冥班が待機していた。
冥冥班は冥冥、憂憂、虎杖悠仁の3人。

状況を聞いた虎杖は五条1人に任せる事にびっくりしていた。
理屈は分かるが虎杖達にもバックアップは出来るはずと冥冥に訴える。

すると冥冥はそのバックアップをしにこれから渋谷へ向かうと話す。
冥冥の弟である憂憂は、冥冥にバックアップさせるなんて五条は贅沢な男と言う。

それに対し冥冥は「彼をその辺の男と同レベルで考えてはいけない」と話すと
憂憂は「姉様もその辺の女とは違います」と冥冥を褒める。

冥冥が憂憂を可愛いと褒めるが、憂憂は冥冥が愛でているのは家族ではなく家族という雇用関係でしょうと問うと
冥冥はよく分かっているじゃないかと会話を続けるのだった。

それを見ていた虎杖は無の表情で早く行こうよと冥冥に言うが
冥冥の携帯が鳴り、明治神宮前駅にも渋谷と同じ帳が下りた為、そっちに向かうと虎杖に指示をする。

五条と漏瑚達


20:40 東京メトロ渋谷駅 B5F副都心線ホームに五条は降り立ち、漏瑚達に遭遇していた。
漏瑚が「来たな」と話すと五条は「これで負けたら言い訳できないよ?」と煽る。

すると漏瑚は「貴様こそ初めての言い訳は考えてきたか?」と煽り返す。

漏瑚、脹相、花御VS五条の戦いが始まろうとしていたのだった。

84話に続きます。

呪術廻戦83話の考察・感想

83話『渋谷事変①』感想

とうとう始まった渋谷事変でしたが、非術師をかなり巻き込んだ展開に動揺しました。
一体夏油側が五条を封印する為になにを企んでいるのか。
続きが気になります。

非術師のみ閉じ込められる帳の考察

夏油達によって下ろされた帳は非術師のみ閉じ込められる帳でした。
夏油達の1番の目的は五条の封印のはずですが何故非術師を閉じこめる必要があったのでしょうか。

恐らくですが非術師を巻き込む事によって何か弊害をもたらすのではと考えております。

帳の効力の足し引きについて考察

猪野が帳の効力の足し引きについて説明しておりました。
人間、呪霊、呪物。つまりは呪力にまつわるものという事。
非術師は出れない事に相当焦っている事でパニックになる=負の力を溜め込んでると思われます。

その力によって帳の効果を最大限引き出しているのかもしれません。

五条悟単独指名について考察

これについて夏油側は五条悟封印を目的としている為。
非術師が五条が来れば出れると話して居ましたが、五条が来なければ来ない程
非術師による負の力が上がる=帳の効果が上がるので非術師を利用したのかもしれません。

日下部が話していた上の決定というのは上層部の事だと思われます。
百鬼夜行時も五条が東京側はほぼ1人で事を終わらせていました。
その為、五条を気に入らない上層部は責任を全て五条に押し付ける為このようにしたのかと思われます。
恐らく半分は嫌がらせ、半分は他の術師を失う事の損失が大きい為かと思われます。

逆に言うと五条なら1人でも勝てるだろうと考えていたのではないでしょうか。

日下部篤也について考察


日下部は東京校2年担任と分かっている事から、パンダ、真希、狗巻、海外にいる乙骨の担任と
今回判明しました。

そして日下部はパンダと話してる際、腰に刀を下げていた事から
恐らく三輪と同じシン陰流使いである可能性が高そうです。

渋谷事変で今後術式について開示されていきそうですね。

狙いが分かったと話す五条と呪霊側の狙いの考察

五条が現着し、ヒカリエの地下にも帳が下りている事を確認していました。
その時狙いが分かったと話しておりましたが本誌を見るとヒカリエ地下に無数の非術師が居ました。

五条を呼び出した先に非術師が居る事から恐らく先程考察した弊害と関係してるかと思われます。

漏瑚、花御、脹相と副都心線ホームB5Fで戦う事になりますが
非術師から見たら見えるのは五条と恐らく九相図の脹相のみです。
しかし脹相の技は見えない可能性が高い為、五条の技で非術師が怯える事は間違いないと思います。

そして漏瑚と花御は必ず非術師を巻き込む形で五条と戦うはずです。
何故なら自分達は非術師から見えないから
となると更にパニック状態を作るのは容易いと考えられます。

更に以前漏瑚VS五条戦の際普通に戦ってしまえば五条に負けてしまう事は知っているはずですので
非術師を巻き込む事で弊害、つまり五条に技を出させないつもりなのかもしれません。

仮に無量空処や赫や蒼を出すと閉じ込められてる非術師は確実に死にます。
五条にとってもそれは避けたい事態ですので漏瑚達はそれを分かっていて
非術師をまきこんでいるのかもしれません

冥冥と憂憂の関係と明治神宮前駅の帳について考察

冥冥と憂憂は姉弟関係である事が分かりました。
更に家族という雇用関係という事から何らかの縛りが発生していると考えられます。
まだ2人の術式がしっかり分かっていない事から、術式に関連するという伏線と予想しています。

明治神宮前駅の帳については、五条のみを副都心線B5Fに留まらせる為だと思われます。
冥冥が電話を出たという事から、待機状態の七海班、禪院班、日下部班も
恐らく明治神宮前駅に向かわせてる可能性が非常に高いです。

更に明治神宮前駅は五条の居る渋谷駅の前の駅です。
何か狙いがあって帳を下ろした事は間違いなさそうです。

今後の展開予想

恐らく呪霊側VS五条の戦いが始まり渋谷事変も本格的になっていくと思われます。
非術師を出汁にして、呪霊側がなにか仕掛けてくるのかと予想されます。

また冥冥達も明治神宮前駅に向かっているので
今後そちらの戦いも描かれていくかと思います。

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