呪術廻戦112話で宿儺(すくな)復活!伏黒を生かす理由についての考察

呪術廻戦(じゅじゅつかいせん)112話のネタバレと考察をまとめています。菜々子美々子によって宿儺が復活し、漏瑚(じょうご)はあまりの存在感にビビりまくり。その理由とは…
⚠︎こちらでは呪術廻戦本誌112話のネタバレと考察をしております。重大なネタバレが含まれる可能性がありますのでご注意下さい。

呪術廻戦112話のネタバレ

呪術廻戦本誌111話では、まだ生きのある陀艮に容赦なく游雲を突き刺し祓う。そして領域を解除する。
身体が壊れるまで殺戮人形のままの甚爾は伏黒を渋谷駅の外へと連れ出す。
真希達は伏黒の援護に向かおうとしたものの、特級呪霊「漏瑚」が参戦。漏瑚は一瞬で3名の術師を焼き払う。
そして美々子菜々子により宿儺の指の気配を感じた漏瑚は
虎杖の元へ向かい、10本の指を取り込ませようとしていた。

112話では、漏瑚が虎杖に宿儺の指を10本取り込ませ、宿儺が復活する。
あまりの邪気に息をしていいのか分からないほどの恐怖を放っていた。
菜々子美々子は指を1本食わせた見返りとして、偽夏油の討伐を依頼するが指1本分では無理だと一瞬で殺されてしまう。

一方の漏瑚は宿儺に縛りを設け虎杖に変わらないように指示するが宿儺には考えがあった。

前回までのあらすじ

● 甚爾は陀艮の頭部を貫き祓う
● 甚爾の次の狙いは実の息子の伏黒。1体1での戦いが始まろうとしていた。
● 残された七海、真希、直毘人前に特級呪霊漏瑚が登場する。
● 陀艮より遥かに強い七海、真希、直毘人は漏瑚に焼かれ安否不明
● 漏瑚は宿儺の指の気配を感じ虎杖の元へ移動。
● その場にいた美々子菜々子を焼いてしまう。
● 漏瑚は虎杖に宿儺の指10本を取り込ませようとしていた。

第112話『渋谷事変30』

指を10本取り込ませた漏瑚

漏瑚は瀕死の虎杖に宿儺の指10本を取り込ませる事に成功。
すると焼き払ったはずの美々子菜々子は自身の術式で身を守りギリギリ生還。

改めて美々子菜々子を殺そうとしたところ、漏瑚の手首が無くなっていた。

その異変を感じとる漏瑚と美々子菜々子。
虎杖の方へ視線を向けると、虎杖の顔には宿儺の紋様が浮かび上がっており
宿儺が復活した事に気づくのだった。

宿儺は「1秒やる、どけ」と話し、即座に3人は宿儺から距離を取るのだった。

圧倒的邪悪な強さを見せつける宿儺

初めて宿儺と対面する漏瑚は五条とは異質の強さ、圧倒的邪悪だと察する。
それは互いの一挙手一投足が全て死因となりうる位の恐怖のものであった。

美々子菜々子もあまりの邪気に息をするのを忘れそうになる。

宿儺は3人に対し「頭が高い」と話すと、美々子菜々子は即座に頭を下げ土下座の姿勢になる。
漏瑚は片膝を付き、膝まずいた。

しかし次の瞬間漏瑚の頭頂部は宿儺によって真っ二つにされ流血。
宿儺にとっては、片膝ですら頭が高いと感じていたのだ。

美々子菜々子の願い

土下座をしている美々子菜々子に指1本分位は話を聞いてやると言う宿儺。

美々子菜々子は宿儺に渋谷駅地下に額に縫い目のある袈裟の男が居る、そいつを殺してくださいと頼み込む。

2人は夏油傑を解放してほしかったのだ。

2人は夏油傑が五条に殺される前から一緒に居た。
大好きな夏油を殺した五条を許せなかったが、それでも良かったのだ。

なぜなら五条は夏油傑のたった1人の親友だったから。
だからこそ夏油の死を受け入れられていたが、夏油を乗っ取っている謎の人物の事は到底許す事は出来なかった。

その為2人は宿儺にあの人物を殺してくれと懇願したのだ。
偽夏油を殺してくれたら、指1本の在り処を教えると話して。

その話を聞いて、宿儺は面を上げろと言う。
しかし次の瞬間、顔を上げた美々子の顔が吹っ飛ぶ。

宿儺にとってたかが指の1~2本で自分に指図出来ると思ったかと不快な表情を浮かべていたのだ。

美々子が殺され逆上した菜々子はスマホの画面を宿儺に向け術式発動させようとするが
それすら叶わず菜々子も殺されてしまう。

菜々子の術式は被写体の状態をどうにかする能力だろうと推測。
残ったスマホを握りつぶすのだった。

漏瑚が宿儺を復活させた理由

美々子菜々子を殺した宿儺は、漏瑚に何の用だと問いかける。
用はないと話す漏瑚。
漏瑚達呪霊の目的は宿儺の完全復活だと言う。

今虎杖の適応が追いつかず一時的に宿儺に代わっているだけ。
それは宿儺が1番分かっている事だと言う。

宿儺の反転術式が他人を治癒出来るものだとしても、
真人の無為転変で変えられた魂の形までは反転術式でどうこうできるものではない。

宿儺はあの時縛りを作らなかったのではなく、作れなかった。そう漏瑚は推測したのだ。

漏瑚は宿儺に虎杖が戻る前に肉体の主導権を永劫得るための縛りを作るんだと話すのだった。

縛りを作らない宿儺

漏瑚の話を最後まで聞いた宿儺だが、縛りを作る必要がない、俺には俺の計画があると言う。

しかしこの話を聞いて呪霊も大変な事を知った宿儺。
指のお礼も兼ねて、漏瑚が宿儺に一撃でも入れられたら呪霊の下につくという。

そして手始めに渋谷の人間を1人除いて皆殺しにすると言うのだ。

漏瑚も交渉を受け入れ、2人の戦いが始まろうとしていた。

113話に続きます。

呪術廻戦112話の考察・感想

112話感想

今回は美々子菜々子の夏油への気持ちがよくわかる回でした。
更に漏瑚の狙い等も色々判明しましたが、宿儺には宿儺の考えがあり
今後どうなるのかとても心配ですね。

五条とは異質の強さの宿儺について考察

呪術師最強と言われる五条と2度戦っている漏瑚でしたが
宿儺は五条とは異質の強さだと感じていました。

五条は以前虎杖に完全復活した宿儺に勝てるか聞いた時
しんどいかもしれないけど勝つよと宣言していましたね。

しかし2度戦っている漏瑚ですらまだ完全復活出来ていない宿儺に頭が上がらない様子なので
実際宿儺が完全復活してしまえば五条より強いというのは確実だと思われます。

夏油傑と美々子菜々子について考察

離反するきっかけとなった任務地にて、夏油は美々子菜々子と出会っています。

村の人間から酷い扱い受けていた2人は、優しく接してくれた夏油が
本当に大切で大事な存在だったのだと考察出来ます。

離反後も家族として一緒に居ましたので思いは強かったのだろうと思われます。

更に五条に殺した事は許せなかったはずだが、夏油のたった1人の親友である為
仕方ない事だと2人は思っていました。

これは夏油が大事だから、大切だから、その親友に殺されたのなら
それすらも受け入れるという気持ちがあったのでしょう。

本来美々子菜々子はとても優しい少女達なのかもしれません。

それ故に偽夏油は許せないというのも気持ちが分かります。
大切で大好きな夏油の身体を使い、言い様にしてるのは
夏油傑という人間を侮辱していると感じたのでしょう。

縛りを作れなかった事について考察

漏瑚は、宿儺が縛りを作らなかったのではなく、縛りを作れなかったと推測していました。

吉野順平が無為転変により魂の形を変えられた時
虎杖は自分はどうなってもいいから、反転術式で吉野を治してくれと懇願していました。

しかし宿儺は無理だと断言し、その時に虎杖も宿儺や呪霊はこういう奴だと感じていたので
虎杖の中で宿儺への拒絶反応があり、縛りを作れなかったのだろうと推測できます。

宿儺の計画について考察

宿儺には縛りを作らずとも計画があると話していましたが
その計画の1つに恐らく伏黒恵が関わっているかと思われます。

というのも伏黒の事を宿儺がかなり気にかけている描写が何度かありましたし
宿儺にとっての地雷とも言われていました。

また今回の渋谷の人間を1人除いて殺すと発言していた事から
伏黒の事は生かすつもりなのだと思われます。

虎杖の肉体の主導権を永劫得るための縛りを作らないのも
縛りを作ってしまった段階で伏黒に接近する事が難しくなってしまう為
縛りを作らず、虎杖として接近し、宿儺のタイミングで伏黒に何かしようとしてるのではないのでしょうか。

今後の展開予想

伏黒と甚爾の戦いか、宿儺と漏瑚の戦いになりそうです。
どちらにせよ人間側にかなり危機が迫っていますし
本当に宿儺が渋谷の人間を皆殺しにしてしまったらかなり地獄な展開になりそうですね。

今後も楽しみです。

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