猪野琢真(2級呪術師)の術式・来訪瑞獣1番~4番とは【呪術廻戦ネタバレ95話】

イノタク
呪術廻戦(じゅじゅつかいせん)本誌94話では、術師を入れない帳を壊す為、試行錯誤する虎杖悠仁、伏黒恵、猪野琢真の3人。
1番目立つ場所に帳を張っている呪詛師との戦闘が始まろうとしていました。

95話では、オガミ婆と孫との対戦で猪野の術式が判明、虎杖、伏黒は何故かダメージを食らわない粟坂に悪戦苦闘します。

⚠︎こちらでは呪術廻戦本誌95話のネタバレと考察をしております。重大なネタバレが含まれる可能性がありますのでご注意下さい。

呪術廻戦95話のネタバレ

前回までのあらすじ

・虎杖でも壊せない帳の原因は、帳で呪詛師を囲わない事で発見、撃退のリスクを上げて帳の強度を上げていた事によるものだった
・更に特に目立つ場所に帳の基を置くことでより強度を上げる作戦だった
・虎杖、伏黒、猪野は渋谷で1番目立つ場所を探し当て呪詛師を見つける
・3つの帳の基のうち1つを壊すが、残りの帳の基を2つ持っているのは粟坂であった
・禪院真希からレクチャーされたワイヤーを使い粟坂を虎杖、伏黒で追い詰める
・一方、猪野はオガミ婆と孫との戦いに備えていた。

第95話『渋谷事変13』

七海を慕う猪野

話は回想に入る。
猪野は、「1級推薦を七海にしてもらいたい」と強く願っていた。

七海は猪野の術式であれば、「準1級ならすぐなれる」という。
しかし、猪野は筋を通したい。迷った時は七海ならどうするかと考えるのだ。
それ故に、猪野は七海に認められずに1級になるのは筋が通らないと話すのだった。

猪野VSオガミ婆、孫

渋谷Cタワー(渋谷セルリアンタワー)の屋上。
猪野は覆面を被り、来訪瑞獣1番「獬豸(かいち)」をオガミ婆、孫に向けて術式発動する。

猪野の術式は降霊術であった。
顔を覆面で隠すことにより自らが霊媒となる。
そして四種の瑞獣の獬豸(かいち)、霊亀(れいき)、麒麟、竜の能力を降ろし使用する事ができる。

孫はオガミ婆を抱き抱え、獬豸から逃げるが、追尾の術式の為逃げても追ってくる。
孫はそれを腕で受け止め回避。その間オガミ婆はずっと何かを唱え続けていた。

猪野は信頼する七海に任務を任されている。
そのため、虎杖、伏黒をほっとけなかった。しかし、このままオガミ婆と孫を引き連れていくのはベストではない。

瞬殺して虎杖、伏黒と合流が正しい判断だと考えていた。

孫とオガミ婆は猪野の術式を見て奇遇だと話す。

猪野は続けて二番、霊亀(れいき)を発動するのだった。

虎杖、伏黒VS粟坂

一方虎杖、伏黒はCタワーの下で粟坂と戦い続けていた。

容赦なく虎杖は拳で粟坂に攻撃、伏黒は玉犬を使い粟坂に爪で傷を付けていく。

虎杖と伏黒は粟坂に合わせるより、お互いに合わせる方が骨が折れると思っていた。

2人はそれでも協力しながら粟坂に攻撃を繰り返すが何故か粟坂にダメージはない。

粟坂は持っていた武器で虎杖を切りつけ出血するが虎杖はそこまでのダメージは負っていなかった。

すかさず伏黒が蝦蟇(がま)を使い粟坂を固定、建物に投げつける。
投げつけられ、更に玉犬の爪は特級にも効くはず。更に虎杖も本気で殴っていた。

それなのに粟坂にはダメージがないのだ。
時間をかけるはずは無かった2人だが悪戦苦闘するのだった。

何かを降ろすオガミ婆

Cタワー屋上では、猪野がオガミ婆と孫と戦い続けていた。
何かを唱え続けるオガミ婆を守りながら孫は猪野に攻撃をし続ける。

何が何でもオガミ婆を守り続ける孫に、猪野は何かあると察していた。

その時、オガミ婆は何かを唱えたと同時に一気に雰囲気が変わった
オガミ婆は、もうええぞと口にし、孫は小さなカプセルのようなものを飲み込む。

猪野は獬豸(かいち)でそれを阻止しようとするがもう時すでに遅し。

孫がカプセルを飲んだと同時にオガミ婆は「禅院甚爾(ぜんいんとうじ)」と名を呼び、孫は姿を変えてゆく。

その顔は禅院甚爾そのものだったのだ。

96話に続きます。

呪術廻戦95話の考察・感想

95話感想

ついに猪野の術式判明しましたね。
考察通り、降霊術でした。覆面も自ら霊媒となる事によって霊を降ろせるものでした。
また、オガミ婆も何かある事が判明したので考察しがいがありそうです。

粟坂ついては何故攻撃が効かないのか謎のままです。

七海を慕う猪野について考察

猪野は七海をとにかく慕って居ました。
1級推薦は七海でないと意味が無いという事から相当慕っていて尊敬してる人物なのだろうと考えられます。

猪野は七海の後輩にあたるので術師になってからずっと七海を目指してきたのだろうと考えられます。

猪野の術式について考察

猪野の術式は降霊術と判明しました。

今回4つの名前が登場しました。
これは獬豸(かいち)以外は、実在する古代中国神話等に登場する怪物。四霊(しれい)にまつわるものと推測できます。

礼運篇に記される霊妙な四種の瑞獣となります。

また一番の獬豸は角を真っ直ぐ放つ技。目標に向かって追尾させることが可能です。

これにより敵が逃げても追尾によって当たるまでは角が追い続けるものでした。

二番の霊亀は体に呪力を纏うものです。
霊亀についてはまだ全て判明していませんが、呪力を纏う事からダメージを回避するもの、もしくは攻撃を増幅させるものでは無いかと
予測できます。

残りの麒麟、竜についてはまだ描かれておりませんが、どちらも古代中国の歴史上では神聖な動物とされています。

かなり強い術式である事には間違いなさそうです。

オガミ婆の術式について考察

オガミ婆は数珠を持ち何かを唱えていた事と、五条によって殺された禅院(伏黒)甚爾を孫に降ろしていた事から、オガミ婆も降霊術使いである事は間違いなさそうです。

猪野は瑞獣を降ろせる事に対し、オガミ婆は死人を降ろせます。
降霊術と言っても双方の術式にはかなり違いがありそうです。

また猪野は自らを霊媒としていましたが、オガミ婆は孫を霊媒として降霊させています。
この事から、常に霊媒になれる人物を傍に置いているのではないのでしょうか。

オガミ婆が禪院甚爾を降霊させた事の考察


恐らく甚爾は呪詛師界隈でもかなり有名な人物だったと予測できます。
更に甚爾自身、天内理子の件の時は呪詛師と組んで居ました。

そのため、オガミ婆とも接点があったのではないのでしょうか。

天与呪縛のフィジカルギフテッドと言われていた甚爾。
降霊術使いのオガミ婆にとっては、降霊させる事で術師殺しに有利と判断していたのでしょう。

粟坂について考察


粟坂は何故か虎杖と伏黒の攻撃が全く効いて居ませんでした。
100%の力でもノーダメージと言うことなので、もしかしたら100%だから攻撃が効かないのかもしれません。

これについてはまだまだ解明されていませんが、何かしらあると予測できます。

今後の展開予想

甚爾を降ろしているので、猪野は恐らくかなり戦闘に苦戦すると思われます。
三番、四番の術式も出しながら戦闘していくと思われます。
また自分の父親だと知らないであろう伏黒と万が一対面した時どうなるのか気になる所です。

粟坂については攻撃が効かない理由も判明してきそうですね。

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