禪院直毘人(ぜんいんなおびと)の術式・投射呪法とは【呪術廻戦111話ネタバレ考察】

呪術廻戦本誌111話「渋谷事変29」のネタバレ考察をまとめます。111話では、特級呪霊「漏瑚」が参戦、五條悟にボロ負けした特級呪霊様が圧倒的な強さを見せつけます。
⚠︎こちらでは呪術廻戦本誌111話のネタバレと考察をしております。重大なネタバレが含まれる可能性がありますのでご注意下さい。

呪術廻戦111話のネタバレ

呪術廻戦本誌110話では禪院甚爾の参戦により、開けていた穴が塞がってしまう。
しかし甚爾は真希から游雲を奪い取る。
重なったイレギュラーにより殺戮人形と化した甚爾は陀艮の脳天を貫く。

呪術廻戦111話では、まだ生きのある陀艮に容赦なく游雲を突き刺し祓う。そして領域を解除する。
身体が壊れるまで殺戮人形のままの甚爾は伏黒を渋谷駅の外へと連れ出す。

真希達は伏黒の援護に向かおうとしたものの、特級呪霊「漏瑚」が参戦。漏瑚は一瞬で3名の術師を焼き払う。

前回までのあらすじ

● 甚爾は遊雲を真希から奪い取る
● 殺戮人形と化した甚爾は陀艮を圧倒
● 領域展開し続けていた伏黒は限界寸前
● 空中に逃げ出した陀艮より先回りしていた直毘人が蹴りをいれる
● その隙に甚爾が陀艮に游雲を使い脳天を貫く

第111話『渋谷事変29』

圧倒的強さを見せつける甚爾

陀艮の領域内で戦う5人。
直毘人と甚爾の連携により研いだ游雲で陀艮のの脳天を貫く。

まだ息がある陀艮だったが、一瞬の隙も見せず游雲で陀艮に攻撃をし続け
ついに甚爾は陀艮を祓う事に成功。領域展開も解除された。

陀艮の領域に対抗し続けた伏黒も陀艮の領域解除に伴い
自身の領域展開を解除するも限界寸前だった。

陀艮を倒す事は出来たがまだ問題が残されていた。
それは甚爾が味方なのか敵なのかという事だった。

牙を向けられたのは伏黒

本能のままに戦い続ける殺戮人形と化した甚爾。
その牙は常に強者へと向けられるのだが
次にその牙を向けられたのは甚爾の実の息子の伏黒だった。

渋谷駅のガラスを突き破り伏黒を外に放り出す甚爾。
伏黒も混乱していたが実の父と子の戦いが始まろうとしていた。

渋谷駅に現る漏瑚

伏黒が外に放り出され真希は援護に向かおうとしていた。
だがその視線の先にいたのは特級呪霊の漏瑚だったのだ。

漏瑚は亡骸となった陀艮に声を掛けていた。
その場に居た真希、直毘人、七海は陀艮よりも格段に強い呪霊だと感じていた。

漏瑚は「あとは任せろ、人間等に依らずとも我々の魂は廻る。百年後の荒野でまた会おう」と
亡骸となった陀艮に話しかけたのだった。

その後すぐに七海の元へと向かい、強烈な炎で七海を焼き払ってしまう。
それを見た真希は七海の元へ向かうが、すぐさま漏瑚に炎で焼き払らわれてしまうのだった。

投射呪法を使う直毘人


投射呪法という術式を使い逃げる直毘人。

投射呪法とは、1秒を24分割(24fps)し、己の視界を画角とし、予め画角内で作った動きを後追い(トレース)する術式であった。

術式発動中、直毘人の掌に触れられた者も1/24秒で動きをつくらねばならず
失敗すれば動きががたつき1秒間フリーズしてしまう。

作った動きは途中修正できず過度に物理的法則や軌道を無視した動きをすれば自らもフリーズしてしまうのだ。

そんなリスクを抱えているものの、コマ打ちセンスと時間感覚で
五条悟を除く最速の術師と呼ばれていたのだ。

しかしそれも右腕があった時の話。
右腕を失った直毘人は、速さを失い一瞬で漏瑚に焼き払われてしまった。

宿儺の気配を感じる漏瑚

3人を焼き払う事に成功した漏瑚だったが突如宿儺の指の気配を感じる。
宿儺の指が渋谷駅構内のどこかで解放されていたのだ。
急いでその気配の元へ向かう漏瑚。

一方美々子、菜々子は宿儺を呼び出す為に瀕死の虎杖を引きずり宿儺の指を1つ虎杖に取り込ませる。

しかし虎杖たちのもとに漏瑚が到着。
宿儺の復活を予定していなかった漏瑚。2人に指を何本食わせたのだと問うが
菜々子と美々子はそれには答えない。
答えなかった事により美々子と菜々子も一瞬で焼かれてしまう。

宿儺を復活させようとする漏瑚

美々子と菜々子により不測の事態となってしまったが、
虎杖の顔の紋様が消えていない為最大限利用する事を決めた漏瑚。
漏瑚は偽夏油の話を思い出していた。

虎杖は仮に20本指を取り込んでも肉体の主導権は宿儺に譲らない。
しかしそれは例えば1日1本、20日間かけて取り込んだ場合の話である。

だが1度に10本も指を取り込めば虎杖の身体も適応が追いつかない。
その為一時的に宿儺に肉体の主導権が移ると偽夏油は話していたのだ。

それを思い出した漏瑚は自身が所持していた宿儺の指10本を取り出し
「起きろ、宿儺」と声を掛けるのだった。

112話に続きます。

呪術廻戦111話の考察・感想

111話感想

甚爾の圧倒的な強さを見せつけられましたね。
そして陀艮を祓い次の牙は実の息子、伏黒に向いたことで今後がどうなるか怖いですね。

更に残された真希、直毘人、七海は一瞬で漏瑚に焼き払われてしまい
安否が不明となってしまいましたね。

宿儺復活も目前となり渋谷事変もかなり厳しい展開へとなりそうです。

伏黒に牙が向いた事について考察

常に強者へと牙を向く殺戮人形の甚爾ですが、1級術師の七海や直毘人ではなく
領域展開後で非常に体力を消費してる伏黒をターゲットとしました。

恐らくなのですが、その場に居た術師で領域展開が使えるのが伏黒のみです。

陀艮が1番強かったのは領域を展開しており、必中効果もある為だと思いますが
伏黒もまた領域展開出来る術師ですので、いくら体力を消費していたとしても
甚爾からしてみればこの中では1番強いと判断したのでしょう。

投射呪法について考察

直毘人の術式が投射呪法と発覚しましたが、やはり映画やアニメーションで使われる
24fpsを使った術式でしたね。

また陀艮が空中に飛んだ際、直毘人が先回りして蹴ってるように見えてましたが
あれは1秒間フリーズさせていたという事になりますね。

しかし予定していた動き以外をするとフリーズするのでかなりデメリットが大きい術式でもあります。
それすらを上手く使いこなせる直毘人はやはり1級術師だからなのかもしれません。

ただし五条を除いて最速と言われてましたので、五条は24fpsの動き以上に速いと言う事になります。
かなり五条が優れた術式だというの分かります。

恐らく直毘人は腕を失っていなければ、漏瑚から逃げ切る事はできたのかも知れませんね。

宿儺を復活させる事を決めた漏瑚について考察

元々漏瑚は宿儺に頼る気はありませんでした。
というのも、宿儺を復活させたとしても呪霊側に付くとは考えにくかったからです。

しかし今回漏瑚は復活させる事を決めていました。
これは漏瑚の目的はあくまで呪霊側の勝利となりますので
宿儺復活により術師や人間を殺す事が出来れば
仮に漏瑚達をも宿儺が殺したとしても、その目的は果たせるからだと思われます。

漏瑚は以前その目的を果たすのは我々で無くてもよいと話していたので
最終的に呪霊側の勝利へ導く事が出来るのならそれでいいと考えているのでしょう。

今後の展開予想

おそらく宿儺復活する事によりかなり展開が変わると思われます。
宿儺の性格上、誰にも指図されたくないはずですので思うがままに動きはじめると思います。

また甚爾と伏黒の戦いですが、伏黒は既に体力消耗しておりますので
互角に戦えるとは思えません。

しかし甚爾自身は魂も降霊されてるので、何かのきっかけで息子と気づいた時
少し展開が変化していく可能性もありますね。

次回も楽しみですね。

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