呪術廻戦(じゅじゅつかいせん)85話のネタバレ
呪術廻戦本誌85話では、非術師を巻き込みつつ五条と呪霊の戦い、そして漏瑚と花御よる領域展延について、五条が力を発揮する時についても描かれていきました。
85話では煽られ本気で切れた五条が花御に攻撃を仕掛けていきます。
前回までのあらすじ
・五条に近づくが無下限呪術により攻撃は当たらない
・漏瑚と花御は領域展延を取得しており、五条に確実に攻撃を当てようとする
・領域展延とは、シン陰流の簡易領域と同じようなもの
・術式を中和する為五条にも攻撃が当たる
・五条が力を1番発揮するのは1人の時
・五条の術式はどれもかなりの威力の為大量の非術師を巻き込んでしまう。
・五条は自分による被害者を増やしたくない。術式は使わないだろうと夏油達は考え非術師を巻き込むのだった
第85話『渋谷事変③』
漏瑚、花御VS五条
五条は花御をまず祓うと宣言し、漏瑚と花御に「ほら来いよ」と煽るが動かなかった漏瑚と花御。
それに対し五条は一瞬で2人に近寄り「逃げんなっつったのはオマエらの方だろ」と言う。
漏瑚と花御は攻撃を開始。
五条に殴り掛かるが、漏瑚は五条の手に触れる事ができた。
しかしその瞬間腕を掴まれる漏瑚。そして五条に蹴りを入れる花御だったが難なく避けられてしまう。
五条は漏瑚に飛びかかると「せーの」という掛け声と共に漏瑚の腕を折り、切断する。
花御は隙を見計らって殴り掛かるが、先程切断した漏瑚の腕を使って五条はガード。
漏瑚は逃げながら自分の腕を治し、逃げに徹するのだった。
無下限を解いた五条
漏瑚を追いかける五条。
それを見て花御は冷静にあくまで五条は漏瑚狙いである事、
花御を先に祓うという言葉は心理誘導であると予想していた。
さらに五条は無下限の術式を解いていると気づいていたのだ。
五条が術式の微調整を捨て人間が捌けたスペースで呪力操作のみの
コンパクトな攻めに回るつもりと予測した花御は、術式を使うつもりで領域展延を解いてしまう。
漏瑚も展延を解くなと叫ぶが時すでに遅し。
五条は直ぐにそれを察し、花御に飛びかかる。
そして花御の弱点である角を持ち、引っこ抜いていく。
実はこれは五条の作戦であった。
五条が無下限を解く事により領域展延を利用しなくとも
五条に攻撃を当てられると考えた花御は展延を解いて生得術式に切り替えたのだ。
しかし五条は展延と生得術式は同時に使えないと予測して
花御を誘うため自分の無下限を解いたのだ。
漏瑚は先程自分があの程度のダメージで済んだのは展延で体を守っていたからだと理解する。
基礎的な呪力操作と体術でこのレベルの五条に対し
五条悟、逆に貴様は何を持ち得ないのだと心の中で問いかけるのだった。
五条により花御が祓われる
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「呪術廻戦」第85話について。
⚠️物語のネタバレに注意。
⚠️
本誌の目次コメント欄では、五条悟が持ち得ないものは性格だろう、ということが記されていた。
目的のためには手段を選ばずといった理念が、五条悟にはあるのかもしれない。 pic.twitter.com/PSd8BcvrOq— 45。 (@45atPC) November 25, 2019
一方脹相は刈祓で五条に攻撃をするが、既に無下限を使っていた為近くの非術師に攻撃が当たってしまう。
外した事で舌打ちをする脹相に五条は、脹相が呪霊ではなく、受肉した九相図であると考える。
しかしやる気があまり無さそうな為、まずは漏瑚と花御を祓う事に専念するのだった。
漏瑚と花御は展延を使いながら五条に近づいていく。
それに対し五条は「いいのか?オマエが展延で僕の術式を中和する程、僕はより強く術式を保とうとする」と問いかけ
花御はもうそれに耐える元気がないと悟っていた。
術式と術式の押し合いをし、花御は耐えきれず壊れかけていく。
必死に漏瑚が非術師を人質にし、術式を使おうと脅したが
その瞬間五条は物凄い威力の術式で花御を祓う。
その強さは壁がえぐれる程であった。
漏瑚は花御が死んだ事に動揺を隠せずにいたが
五条は次はオマエだと、漏瑚に言うのだった。
明治神宮前駅に向かった冥冥班
20:51 東京メトロ 明治神宮前駅2番出口に冥冥班が補助監督と共にいた。
この状況について、補助監督から説明を受ける冥冥班。
・地下鉄の駅全体を覆う非術師を閉じ込める帳
・その内側副都心線ホームを中心に術師を入れない帳が降りてる
・2つの帳の間に、この2つの帳を降ろしている呪霊か呪詛師が居る
・間にいる理由は、自分も外に出るデメリットを抱え結界強度を上げている可能性があるから
・既に補佐監督2名が被害にあってる。
・帳の間に改造人間がいる
改造人間が居ることを聞いた虎杖は顔色を変え
即座に真人の顔を思い浮かべるのであった。
86話に続きます。
呪術廻戦85話の考察・感想
85話感想
キレた後の五条が印象的な回でした。
そして展延を解いたあとの表情がまるで高専時の五条に戻ったような感じでしたね。
花御との戦いに勝利し、今後どうなるのか楽しみです。
領域展延と簡易領域の違いについて考察
簡易領域は、シン陰流使いの「領域展開から身を守る為に生み出された弱者の領域」
という事は本誌でも既に説明されてます。
そしてデメリットが発動中はその場から動けない事です。
対して領域展延は、「自分の体に薄い膜を張る事で領域を展開する」とされており
簡易領域とは違い自由に動き回れるのが特徴です。
同じ身を守る為の領域となりますが、動ける分相手に体術のみとはいえ攻撃を出来ますし
術式の必中効果を中和させられる事と、漏瑚は領域展開をしても五条に領域展開を出されたら
100%勝てない事はわかっている為
対五条用に編み出された領域なのではと考えております。
展延と生得術式を同時発動できない事に対する考察
領域展延を発動している間は生得術式(生まれながらに身体に刻まれている術式)が使えないのですが
これはおそらく術式の必中効果や領域の効果を上げるための縛りだろうと考えております。
簡易領域でもシン陰流の門下生のみにしか伝授しない、流出させないという縛りで
簡易領域の効果を上げているので展延もそれに近しいものだと思われます。
ただ簡易領域より身動きが取れる事を考えると元々体術が強いキャラであれば
かなり使いやすい領域と思われます。
真人の狙いについて考察
東京メトロ明治神宮前駅には真人が居るであろう痕跡として改造人間がいる事が描かれておりました。
更に明治神宮前駅というのは、五条の居る渋谷駅の1駅手間になります。
そして五条の居る空間には既に大勢の人間が帳によって閉じ込められていることから
何らかの形で明治神宮前駅の人間を改造人間にし、五条の元へ送り込むのではと考察出来ます。
より多くの改造人間を五条の元に向かわせて
行動の邪魔をさせる作戦になるのではないのでしょうか。
また虎杖が明治神宮前駅に来ると知っていたとしたら
人間を殺したくない虎杖VS改造人間で虎杖のメンタル面を落としたいというのも
狙いなのではないでしょうか。
今後の展開予想
五条VS漏瑚の前に冥冥班VS真人or改造人間の流れになるかと思われます。
虎杖を目的が今おそらく真人に向いてるのでかなり戦闘シーンも多くなってくると思います。
今後がさらに楽しみですね。