呪術廻戦89話(渋谷事変7)ネタバレ考察・五条悟が繰り出した『0.2秒の領域展開』とは

呪術廻戦本誌89話『渋谷事変7』のネタバレ考察ですが、89話では五条悟が、0.2秒の領域展開「無量空処」を発動。299秒で1000体の改造人間を瞬殺するという離れ技をやってます。
⚠︎こちらでは呪術廻戦本誌89話のネタバレと考察をしております。重大なネタバレが含まれる可能性がありますのでご注意下さい。

呪術廻戦89話のネタバレ

呪術廻戦本誌88話では、渋谷駅B5Fにて非術師を巻き込みながらの呪霊VS五条の戦い
真人の無為天変によって改造人間化された非術師達が渋谷に到着しました。

89話では改造人間が次々非術師を襲いはじめ、五条悟がどうこの展開を攻略していくのか等描かれていきます。

前回までのあらすじ

・五条は漏瑚達が一般人を巻き込みながら大技を使われる方が厄介と考える
・全員は助けられない、その代わり絶対祓うと心に決める
・虎杖は冥冥から1級術師レベルと賞賛される
・日下部も術式なしで1級
・真人は無為天変を使い無数の改造人間を五条がいる渋谷に送り込む

第89話『渋谷事変⑦』

大量投入される改造人間と一般人

電車から降りた改造人間は次々に一般人を襲っていく。
そんな状況を見た五条は困惑していた。

なぜなら人間が減って困るのは呪霊達の方だから。

そんな中、真人は空中で移動が出来る呪霊に乗り五条に攻撃をする。
勿論五条の無下限によって当たらないが真人は当たらない事を楽しんでいた。

五条は自分を襲ってきた呪霊が以前七海と虎杖か遭遇したツギハギの呪霊である事を確信し直ぐに攻撃開始。

その衝撃で壁に飛ばされる真人。

しかし真人は

「人間のキショいとこ教えてやるよ。いーっぱいいる所」

と五条に話すと、ピシッという音と同時に上から沢山の非術師が落ちてくる。

花御の術式によって塞いでいた吹き抜けは一般人を溜め込む為そして集まった段階で
大量にB5Fに投入する為であった。

五条は即座に上の階にも呪霊もしくは呪詛師が手を組み、渋谷に閉じ込めている一般人を次々にこのB5Fに投入してる事を察するのだった。

呪霊達の狙い

一方、脹相と真人は同時に技を出す。

真人は無為天変「多重魂」撥体(ばったい)

脹相は赤血操術「百斂(びゃくれん)」超新星を繰り出した。

技によって一般人で壁を作り五条の動きを止める。

動きが止まった段階で漏瑚は畳み掛けるように攻撃を仕掛けるが五条は攻撃を避け、漏瑚の腕を掴む。
しかし何故か簡単に引きちぎれて五条は困惑。漏瑚は不敵な笑みを浮かべながらまた距離を取るのだった。

その間にも次々非術師を襲う改造人間達と次々投入されてゆく一般人。そして立ち尽くす五条。

実は呪霊達の狙いは五条の判断を迷わせる事であった。
五条は虎杖と違い冷酷さを持ち合わせている為ある程度の犠牲を前提とし、確実に呪霊を祓いに来る事を理解していた。

しかし改造人間によって死者が増え、更に吹き抜けから次々降ってくる一般人によって、生者も増え続けるこの状況下ではこのある程度の犠牲は機能しないのだ。

呪霊側の予想を超えた五条

実際この状況を打破するには、領域展開をするしかない。

しかし領域展開をすると確実にB5Fの人間は全員死んでしまう。
呪霊を祓う事と、B5Fの人間を天秤にかけた時、五条は生命を優先し、領域展開はしないはず。

何故なら五条にとってのある程度の犠牲とは、呪霊に殺される人間であって、五条に殺される人間ではないから。

漏瑚もそう予測していたのだが次の瞬間
五条は領域展開「無量空処」を発動したのだった。

五条悟、一か八か0.2秒の領域展開発動


五条は0.2秒だけ領域展開を発動。0.2秒というのは五条が勘で設定した。
これは一般人が廃人にならず、後遺症が残らないであろう無量空処の滞在時間であった。

根拠はなく、0.2秒の間に改造人間を含めた一般人の脳には
時間にして約半年分の情報が流し込まれ全員立ったまま気を失っていた。

しかしB5Fの生き残りは2月後に社会復帰するレベルの無量空処である為
特級呪霊達が目を覚ます可能性もある。

五条はカウンターを考慮し、標的は改造人間のみに絞り込む。

現代最強の呪術師、そして獄門疆

五条は非術師や改造人間、そして呪霊が無量空処によって気を失っている間
副都心線B5Fに放たれた改造人間およそ1000体を領域展開解除後、299秒で鏖殺(おうさつ)したのだった。

少し安堵した様子の五条だったが、五条の足元には獄門疆が置かれてる。
夏油傑が隙をみて足元に置いていたのだ。

そして夏油は不敵な笑みを浮かべながら「獄門疆、開門」と呟くのであった。

90話に続きます。

呪術廻戦89話の考察・感想

今回は完全に心理戦だったので読みながらドキドキしてしまいました。
五条の領域展開解除後の描写がとても良かったです。
また獄門疆が出てきたのでそろそろ夏油と五条が対面しそうですね。楽しみです。

渋谷事変⑦の考察

呪霊の狙いについて考察

呪霊(主に漏瑚)は、五条に判断を迷わせる事を目的としていました。
そもそも呪霊達は普通に戦ってしまえば五条に勝つ事はほぼありません。
更に夏油による指示で獄門疆に封印する事が1番の目的です。

領域展開させない為にも、あのように心理戦に持ち込んだのでは無いのでしょうか。

0.2秒の領域展開について考察

五条は領域展開を0.2秒だけ発動しましたが
これは一般人がギリギリ社会復帰できるレベルとなります。
五条も恐らく迷いつつ発動したかと思われますが
自分によって殺される人間を増やさない、かつ改造人間の動きを止められるギリギリのラインを攻めたのでしょう。

また領域展開後299秒で1000体の改造人間を鏖殺していますが単純計算で1秒につき3体倒してる事になります。

五条はこの時赫や蒼などの術式は利用せず鏖殺してますので、身体能力の高さ、体術の凄さが分かります。

獄門疆登場について考察

夏油は五条が改造人間1000体を鏖殺したタイミングで獄門疆を開門しました。

なぜこのタイミングなのか。
恐らく五条が獄門疆の目の前に来る事が重要だろうと思われます。

どういう封印の仕方かはまだ分かりませんが目の前に居ることによって
獄門疆にとって何らかの利点があるのかと思われます。

今後の展開予想

恐らく五条はこのまま封印されてしまうのではないのでしょうか。
そして封印されてしまえば恐らく夏油の目的は達成となりますので
あとは真人達呪霊に任せて退避するのではと考えております。

次に期待ですね。

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