両面宿儺(すくな)の術式まとめ&伏黒との関係”ふるべ復活”が助ける理由か【呪術廻戦】

呪術廻戦のボスキャラ・両面宿儺(りょうめんすくな)の術式、領域展開の一覧、伏黒恵との関係について考察をまとめています。

両面宿儺(りょうめんすくな)とは

両面宿儺とは、呪術廻戦の主人公・虎杖悠仁(いたどりゆうじ)の肉体を器として現世に顕現。

理由は不明だが虎杖の意識を乗っ取ることができない。劇中では最凶最悪の「呪いの王」と呼ばれている。

両面宿儺の基本情報(人物像など)

 
宿儺は天上天下唯我独尊、己の快・不快のみが生きる指針という非常に傲慢で自己中心的な性格。

そのため宿主である虎杖にほぼ関心を持っておらず、する必要のない嫌がらせをすることが多い。

上記の通り非常に性格が悪く、人間を殺すことを悦楽とするなど「呪いの王」と呼ばれるにふさわしい残虐な人物であるが、長く現世に顕現しているだけあって計算高く狡猾な面も持ち併せている。

両面宿儺(人間次代)の元の姿とは

また宿儺は1000年以上前の呪術全盛期に実在した人間だった。

本来の宿儺は4本の腕と2つの顔を持つ異形の姿をしており、その姿はなぜか虎杖に似ている。

宿儺の死蝋は全20本の指として現代まで特級呪物として残り続け、その一つ一つに強大な呪力が込められている。

そしてこの死蝋の1本をその場の成り行きで虎杖が食べ、取り込んでしまう。人間にとってこの死蝋は猛毒に等しく、取り込んだ時点で即死のはずだったが、虎杖は1000年に1人といわれる特異体質であるため宿儺は虎杖の肉体に受肉した。

両面宿儺の呪術まとめ

両面宿儺は劇中で幾度か戦闘で術式を使用しているがその詳細は不明。しかし宿儺が能力を使用する際、万死の厨房というあおりがあった、そして斬撃、切断、火を使った能力を使用したことから宿儺の術式は料理に関するものと推測できる。

解(かい)


両面宿儺の術式その①:劇中で宿儺が好んで使用している斬撃能力。

手を振るだけで対象を細切れにしたり、ビルを真っ二つにしたりなどその威力は非常に強力。

捌(はち)


両面宿儺の術式その②:捌(はち)とは、対象の呪力量、強度に応じて自動で最適な人たちで相手を攻撃する斬撃。

呪力がないものには発動しないと思われるので呪力のあるなしで解と捌を使い分けていると思われる。

■開(フーガ)


両面宿儺の術式その③:■開(フーガ)は、炎を顕現させ、弓矢のように扱う術式。

その威力は特級呪霊を消し炭にでき、ビルの数倍もの高さの火柱がたつほど広範囲かつ高火力。宿儺はこれを唱えることで能力が斬撃から炎に変化したので宿儺は術式を複数持っている可能性がある。

宿儺は反転術式も使える

また呪術の世界では貴重とされる回復能力、反転術式を使うことができ、他人への治癒も可能である。
※反転術式とは、他人への治癒は非常に高等技術

宿儺の領域展開

両面宿儺は領域展開も使用できる。渋谷事変終了時点で登場した領域展開は以下である。

伏魔御厨子(ふくまみづし)

伏魔御厨子(ふくまみづし)は、領域展開範囲内の呪力がないもの(無機物など)に「解」、呪力を帯びたものには「捌」を絶え間なく浴びせ、領域内のすべてを塵にする。

一般的な領域展開は敵を閉じ込めることに特化しているが、宿儺はあえてこの縛りをなくし相手を閉じ込めない。

そして「相手に逃げ道を与える」という縛りを自分に課すことで、領域の性能を底上げし、術式が必中する領域の範囲を最大半径約200mまで拡大している。

ただし領域展開内での攻撃が速すぎるためこの縛りはほとんどノーリスクである。

両面宿儺の名シーン

宿儺は強すぎるため劇中での活躍は非常に少ない。だがその分登場した際は話が非常に盛り上がる。中でも渋谷事変で作中でもトップクラスの実力を持つ特級呪霊「漏瑚」を相手にしたときは最高に盛り上がったと思われる。

漏瑚が一度に取り込める以上の大量の宿儺の指を取り込ませたことで宿儺は一時的に肉体の主導権を得る。
宿儺は漏瑚に「自分に一撃でも入れることができたら呪霊側につく」という条件を付け、漏瑚と戦う。

作中でもトップクラスの実力を持つ漏瑚であったが、さすがに「呪いの王」と呼ばれる宿儺には及ばず、最終的に漏瑚の得意技である炎を使った戦いに持ち込んだ末に、漏瑚を殺害する。

だがその前に強者であった漏瑚に対して敬意を払うように「誇れ、お前は強い」と彼を称賛した。

ただ身勝手で残虐なだけではなく、強者に対してはそれなりに敬意を払う武人的な側面を持ち合わせていることが判明した場面である。

両面宿儺の意外な一面

宿儺は自己中心的で残虐な性格だが、伏黒恵に対しては異常ともいえる執着を見せる

宿主である虎杖に対してはほぼ関心を持っておらず「はー、うざ」程度にしか思っていない。だが伏黒恵に対しては「魅せてみろ!!と大声で叫ぶ」、「死亡した虎杖を伏黒の近くにいたいから理由で蘇生させる(伏黒に会う前は蘇生させる気はなかった)」、「周囲を皆殺しにしたとしても伏黒だけは活かすというような発言をしている」などの対応をしている。

もちろん何の理由もなく執着しているわけではなく伏黒の術式を利用してやるといった類の発言をしているため何らかの目的を達成するために執着しているが、依然としてその目的としては次のように言われている。

物語の序盤に両面宿儺が伏黒恵にかなり興味を持っていると思われるシーンがある。
宿儺は過去もこの世も存在するほぼ全てを「つまらん」「どうでもいい」などとあしらっており、宿儺が興味を引くということは大変稀である。

宿儺は伏黒を使って何かをしようとしていることが考えられており、宿儺が伏黒に興味を示している一番の目的は、『十種神宝を使った復活』だと予測されている。

両面宿儺の狙いは、伏黒が使う十種影法術での復活か

十種神玉は、十種影法術をモチーフにしておりその中に「死返玉」と呼ばれる復活の式神が存在する。これは死者を蘇らせる玉であり、宿儺は伏黒の「布瑠部由良由良」を見て心変わりをしたのにも納得ができるだろう。

現時点で、伏黒の式神は全て登場していないため正確にはわからないが、これらの事から推測して宿儺は伏黒を使用して肉体と力を取り返そうとしているのではないだろうかと考えている読者も多いだろう。

十種影法術は、禪院家相伝の術式であり現在確認できる者でこの術式を受け継いでいるのは伏黒のみである。宿儺が度々伏黒の命を助けているのは伏黒が死亡すると十種影法術を使える呪術師が存在しなくなるからではないだろうか。

すくなの今後の考察

宿儺は虎杖の肉体に受肉しているものの自身の肉体を持つことができていない。なので、先述の通り伏黒の術式を利用するなどのことをして復活を果たすことを企んでいると思われる。

「呪いの王」と呼ばれる宿儺が復活した場合最恐の呪術師五条悟しか相手にならないと思われるが、五条悟は現在封印されている。なので今宿儺が復活した場合誰も太刀打ちできず世界は宿儺に支配されると思われる。

また千年前の知己と思われる裏梅と再会しており裏梅に対し何らかの支持をしている描写があるので宿儺復活の計画は徐々に進行していると思われる。


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