呪術廻戦105話ネタバレ・赤血操術「血星磊(けっせいせき)」と血栓症リスクの考察【渋谷事変23】

呪術廻戦本誌104話では、省エネモードだったミニメカ丸が虎杖悠仁に加茂のりとしと同じ赤血操術である事を伝える。
ミニメカ丸の指示でトイレに駆け込んだ虎杖は、脹相の赤血操術を攻略。
接近戦に持ち込み、虎杖有利となっていたが、最後の最後に肝臓を撃ち抜かれてしまう。

呪術廻戦105話では、肝臓を貫かれてしまった虎杖。
大事な臓器を撃ち抜かれ死を感じる虎杖だが、どうにか踏ん張り再び脹相に立ち向かっていく。

渾身の一撃を脹相に撃つが、脹相には読まれており強烈な打撃を受け、ついに虎杖は動けなくなってしまう。
脹相が勝利するかに見えたが、突如存在しない記憶が脳内に溢れ出すのだった。

⚠︎こちらでは呪術廻戦本誌105話のネタバレと考察をしております。重大なネタバレが含まれる可能性がありますのでご注意下さい。

呪術廻戦105話のネタバレ

前回までのあらすじ

・ミニメカ丸が復活し赤血操術について説明を受ける
・失血死しない脹相には弱点が無かったが、ミニメカ丸は1つアイディアを出す。
・そのアイディアはトイレに駆け込み水浸しにする事
・血液が溶けやすい脹相は水浸しとなり白斂が使用不可になる
・接近戦になり、虎杖が脹相を圧倒
・しかし、脹相が隠していた技により虎杖の肝臓を貫く

第105話『渋谷事変23』

赤血操術、血星磊にて虎杖の肝臓を貫く


脹相との戦いで、虎杖の勝利が目に見えていたが
脹相は赤血操術「血星磊(けっせいせき)」と呼ばれる技で、血液の塊を虎杖の肝臓に撃ち込み、虎杖は肝臓を貫かれてしまった。

虎杖はこれ以上脹相に新たな技が無いと油断していたのだった。
壊れてはいけない肝臓を貫かれてしまい、虎杖には死の恐怖が迫り来る。

しかし虎杖はギリギリの所で足を踏ん張り死の恐怖を呪力へと変え、雑念を振り払う。
死が迫っていた虎杖は、自分の役割を理解するのだった。

その役割とは、

・例え自分が死んだとしても、伏黒、釘崎、七海、そして2年の先輩達がこの場所を通られるようにすること(封印された五条の元へ行けるようにする)
・死んでも脹相を戦闘不能にすること

五条を助けるのは自分でなくてもいい、そう考え虎杖は脹相に立ち向かってゆく。

虎杖の攻撃が効いていた脹相

脹相有利とされていたが実は虎杖から喰らった、たったの3発によってダメージを受けていた。

血星磊は硬度はあるものの、穿血程のスピードも威力も無かった。
不意打ちでなければ肝臓を貫く事は出来なかったのだ。

赤血操術は通常血星磊のように血を凝固させない。
血刃も輪郭を定め、血液を高速で巡回させる事により殺傷力を高める。

脹相であっても、全ての血管に意識が届く訳ではなく
血液を強く凝固させると突発的に血栓症のリスクを抱える事になるのだ。

脹相はそのリスクを背負いつつも
虎杖悠仁というリスクの方が遥かに高いと判断し、虎杖とまた接近戦を再開させるのだった。

接近戦で対峙する2人

再び接近戦を始めた脹相と虎杖。どちらも互角の戦いを進めていた。
虎杖は冷静な判断で攻撃を交わし続け、隙を見てトイレの個室に逃げ込む。

脹相は今更隠れた虎杖に疑問を抱いていたが、強烈な蹴りでドアごと脹相に攻撃を入れる。

脹相も咄嗟に腕で蹴りを受け止めるが、虎杖に体勢を崩されてしまう。

体勢を崩した脹相に、右手で殴りかかる虎杖。脹相は攻撃を回避するが、これは虎杖の作戦であった。

虎杖は、初手以外左の拳を使っていない。

脹相も虎杖の左の拳は使えないと思っているはずなので
わざと右の拳を囮にしていたのだ。

そして囮にした瞬間脹相に左の拳で強烈な攻撃を撃ち込む。

しかし虎杖の攻撃は何故か手応えがなかった。
手応えのなさに動揺していた隙に脹相は虎杖の肩をえぐり、腹部には強烈な打撃を与え
虎杖は吹き飛ばされてしまう

虎杖の作戦を見抜いていた脹相、そして脳内に駆け巡る記憶

脹相は虎杖の作戦を見抜いており、血液を事前に固め、腹部をガードしていた。

まだ息がある虎杖だが、脹相の攻撃で戦闘不能状態、死の1歩手前であった。

そんな虎杖に脹相がとどめを刺そうと近づいていく。
その時、突如脹相の脳内に存在しない記憶が流れるのだった。

106話に続きます。

呪術廻戦105話の考察・感想

105話感想

白熱した脹相との戦い、そして肝臓を撃ち抜かれ虎杖は死ぬかと思いましたが
どうにか持ち直したのはさすがでした。

しかし脹相も負けていませんでしたね。最後の最後まで強さを見せつけられました。
虎杖は今後どうなるのか心配ですし、存在しない記憶が何なのかも気になりますね。

自分の役割を理解した虎杖について考察

虎杖は、自分が死んだとしても仲間が五条の元へ向かえるよう死力を尽くしていました。

これは生と死の境目に居たことにより恐怖よりも勝つ事を優先させたという心境が表れていますね。

少年院の時は死への恐怖がかなり大きかったですが
沢山の戦闘を経て、自分の死よりも仲間を五条の元へ向かわせる意識が強くなりました。

より呪術師らしくなった事を表していたのかもしれませんね。

血栓症のリスクについて考察

赤血操術では、基本血液を凝固させずに技を繰り出して居ますが
血刃や血星磊のように強く凝固させる事で、より殺傷力を高める技もあると説明がありました。

それ故に血栓症のリスクも高まるようですが
これは失血死しない脹相だからこそリスクが高いのではないのでしょうか。

脹相が失血死しないということは、血液を使ってもすぐに血液が体内で補充されるという事になります。
その為加茂や赤血操術を使う人間よりも遥かに血液量が多い可能性もあります。

体内で完結される位の量の血液になりますので、
自ら技の為に血液を凝固した際、より大きな血栓を作り出してしまう可能性があるのかもしれませんね。

虎杖のリスクの方が高い事について考察

血栓症のリスクよりも虎杖のリスクの方が遥かに高いとしていましたが
恐らく血栓症で血管が詰まり死ぬ確率よりも虎杖に殺される確率の方が高いという事になります。

脹相はかなり有利な立場ですが、虎杖の戦闘能力の高さに動揺してる事は間違いなさそうです。
一瞬でも隙を見せてしまえば殺されてしまう、そう感じていた為に
虎杖のリスクを減らす方を優先させたのだと思われます。

存在しない記憶について考察

虎杖が死にかけてる際、突如脹相の脳内に存在しない記憶が流れ出していました。

どのような記憶かはまだ明かされていませんが、存在しない記憶が流れたのは
京都校交流会で、性癖を聞いた東堂の時以来です。

東堂の時はギャグか何かだと思っていましたが、脹相にも存在しない記憶が流れるとなると
虎杖に何かあると考えるのが妥当ですね。

東堂の時は2人で仲良くするシーンでしたので、もしかしたら脹相にも虎杖と仲良くする記憶が流れた可能性が高そうです。

今後の展開予想

存在しない記憶の内容によっては、脹相も東堂のように、敵から味方へと変化するのではないのでしょうか。

内容自体は判明してませんが、脹相の動きによってかなり展開が変わりそうです。
そして虎杖もまだ息がありますのでどうにか持ちこたえてくれたらいいなと思います。

106話もかなり楽しみになってきましたね。

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