二月の勝者110話のネタバレ
前回までのあらすじ
・学力は2月1日までじゃない。受験が終わるまで伸びる
・合格した子どもは塾に連れてくるな
・黒木から最後の“最大の”お願い
第110話『十二月の決意』
最後の模試の結果が明らかに
最後の保護者会が終了した桜花ゼミナール
全生徒の模試の結果が返却され、桜花ゼミナールではシビアな志望校の選択の時間となっていた。
黒木を筆頭に、講師たちが模試の結果を元に、志望校へチャレンジさせるかどうか、を相談する。
以下に110話で偏差値が明らかになっている全生徒の志望校別の模試の判定結果を列挙する。
生徒別 結果&志望校一覧
Rクラス
山本佳苗
偏差値50
鈴蘭女子 80%
カトレア女子 80%
伊東章太郎
偏差値49
東英大白金 80%
浅井紫
偏差値 46
湧泉女子 20%
カトレア女子 80%
武田勇人
偏差値 46
武蔵境大付属 70%
東英大白金 80%
その他、毒親の今川りいさからの結果報告はなし。
Aクラス
伊達智弘
偏差値 52
明知大明知 30%
法陽60%
田中利休
偏差値 54
有栖川 40%
大友真千音
偏差値 53
香梅女学園 20%
原秀道
偏差値 52
三浦佑星
偏差値 55
園学院・特進 40%
加藤匠
偏差値 56
海上 40%
東央 80%
Ωクラス
毛利光
偏差値 63
慶應義塾付属 60%
直江樹里
偏差値 65(1ポイント↑)
女子学院 40%
柴田まるみ
偏差値 60 ※ついに大台の60到達
女子学院 30%
(6年生になってから偏差値10アップ)
前田花恋
偏差値 68(0.4ポイント↑)
桜蔭 50%
島津順
偏差値 68(3ポイント↑)
開成 50%
上杉海斗
偏差値 60
開成 30%
信じることの大切さ
~場所は変わって、上杉海斗の自宅~
前回母親と模試の結果がE判定なら、開成受験を諦めると約束していた。
今回の模試の結果がE判定だったことにより、海斗は母親に対して「ママ。約束は守るよ。僕は開成の受験をちゃんと諦める」と肩を落としながら伝える海斗。
残念そうに部屋に戻っていく息子の背中を見て、母親は「これ、目を通しておいて」と海斗に伝える。
そこにいあったのは開成中学の募集要項。
驚く海斗。そのリアクションを見て、後ろを振り返りながら「ちゃんと出願準備しておくから。」と伝える母親。
感極まる海斗。開成憧れ、親友の島津順と誓いあい、双子の兄弟・陸斗との試験対策をしてきた。
兄弟で最後の模試に向けて、兄弟で助け合って努力している姿を母親は見てきた。
そんな姿に心を打たれ、母親は「開成の受験を応援したい」という気持ちに変わったのだ。
実は偏差値60という大台に達し、あと2点取れたら合格可能性40%となっていた上杉海斗。
上杉海斗の母・麻彩子(46)
息子の努力に感激し、開成受験を許可する pic.twitter.com/rQmiekX1Tb— ユルペディア (@youloopedia_com) June 14, 2021
「信じる気持ちを思い出した。どうかもう迷いませんよう」と涙を流す母親の姿をバックに、第110話は完結する。