二月の勝者120話のネタバレ考察|1月受験本番!山本佳苗が第一志望合格へ

二月の勝者120話のネタバレ考察ですが、ついに小学大学九州中学入試本番。万全の体調で臨む山本佳苗、そして、試験会場に現れない今川里依紗…そして、黒木から佐倉に託された使命とは。
⚠︎こちらでは二月の勝者本誌120話のネタバレと考察をしております。重大なネタバレが含まれる可能性がありますのでご注意下さい。

2月の勝者120話のネタバレ

前回までのあらすじ

・年明け一発目の授業が始動
・Ωクラスの生徒たちへ「私はあなた達を信じています」
・ベテラン講師・橘が見せる役者の顔
・受験本番、挑む地方受験

二月の勝者第120話『一月の初陣』

ついに一月試験当日

時は1月6日

ついに、小学大学九州中学入試本番の日である。

この学校には、主にRクラスの生徒たちがチャレンジをする。

そして、講師陣にとっては大事な任務がある。

それは、

「全・桜花の生徒、一人残らず握手をすること」

である。

桜花の生徒たちは、リュックサックに桜花ゼミナールのバッチを付けている。
そのバッチを目印に、講師陣の握手の列に誘導し、一人残らず全員の講師たちを握手をして、試験会場に向かわせる。

それが中学受験塾の恒例行事であり、
試験会場には数々の塾が桜花ゼミナールと同じように列をなしていた。

自身の担当する生徒たちを勇気づけよ

「いつもどおりだよ!」「がんばれ!」

講師たちが生徒たちと握手をしつつ、
本番会場に向かう若干12歳の戦士たちを励ましていく。

そんななか、佐倉は落ち着かない様子で周りを見渡す。

なぜなら、自身が担当するRクラスの生徒たちの多くが小学大を受験するからだ。

佐倉には自分の生徒たちが無事に試験会場に向かうことができるのか、ただそれが心配だった。
なにせ担当となって初めての経験である。

そして、佐倉は黒木から「ある重要な使命」を任されていた。

Rクラスの生徒たちが出陣

落ち着かない様子で周りを見渡す佐倉だが、
Rクラスの生徒の一人をついに発見!

山本佳苗だった。

佳苗は佐倉を見つけると、「佐倉ちゃん!嬉しいー!」と喜んだ。

そして、佐倉は佳苗の手をギュッと握り、

「いつもどおりにやるだけで大丈夫!」
「リラックスでがんばだよ!」

と励まし、佳苗は「…うん!」と力強く返事をした。

その後も、Rクラスでこれまでエピソードが皆無だった、生徒たちが続々登場。

そして、次に現れたのは、ゲーマー武田勇人だ。

勇人は講師陣の握手列を見るなり、

「これなんの騒ぎ!?」
「え?本番!?でも今日のこれって、模試でしょ?」

とのびっくり仰天発言に、ズッコケる佐倉。

変に緊張するよりかはいいか!とプラスに捉え、

勇人の手をギュッと握って、

「大丈夫!実力だせるよ!」

と気合を注入した。

今川里依紗、来ない…そして、黒木に託された使命とは

Rクラスで受験する生徒で、まだ来ていないのがあと一人となった。

それは 今川里依紗 である。

今川里依紗はたしかに今日受験する予定だった。
しかし、開始5分前になってもまだ来ない。

「こういうのは割りとよくあることだから」と隣にいた桂先生がフォローする。

そして、佐倉の頭には黒木から託された使命がよぎった…。

そして、佐倉の目の前に映ったのは…

試験会場に全力で走ってくる石田王羅だった。
(石田王羅といえば、元Rクラスで成績ビリだった生徒で、現在は個別指導に移っていた)

「カラテ先生久しぶりーー!」と再会に喜ぶ二人。

そして、実は黒木から託されていた使命とは、「石田王羅を全力で励ますこと」だった。

黒木は以下のようなことを佐倉に託した。

「実際に彼の授業を担当していたあなたが、ご自身で考えた言葉で、彼を心から励ましてください。」

このように佐倉に話していたのだった。

そのため佐倉は、事前に王羅にかける言葉を考えていた。

そして、佐倉は王羅にこのように励ました。

「桜花にいた数ヶ月だけだったけど、一緒に学べて楽しかった。」
「先生も君から学んだこと、たくさんだよ。ありがとう。」
「全力が出せるよう、祈っているよ」

佐倉は涙を堪えながら、王羅にメッセージを送った。

「よくわからないけど、ありがとう!がんばってくるね!」

そのように笑顔で振り返りながら、佐倉に手をふる王羅。

佐倉がまた一段と成長した瞬間だった。

2月の勝者120話の考察

山本佳苗ちゃん、合格間違いなし!

佐倉ちゃんの励ましに対して、「…うん!」と力強く返事をした山本佳苗ちゃん。
間違いなく、小学大九州は合格していることでしょう。

そして、勢いそのままに、
第一志望の「カトレア女子」も合格してしまうはず。

カトレア女子の合格圏内に届かずに涙を流していた娘を観て、

「もう諦めさせてあげよう」

と佐倉に志望校の変更を志願していた山本佳苗の母親。

ですが、娘も母親も両方とも先生の意見をしっかり聞き入れ、着実に力を伸ばしていたので、
第一志望合格は間違いないでしょう。

性格が良い親子が合格するのは鉄板ですね。


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