二月の勝者109話ネタバレ!黒木から保護者へ「最大のお願い」〇〇だけはしないでください!

二月の勝者109話は前回に引き続き黒木の白熱の保護者会。「学力は受験終了日まで伸びる!」「人生で5本の指に入るくらいの熱い50日です!」など、クロッキーの熱いコトバが連発。それを聞いた保護者は熱狂、桜花ゼミナールの空気は一変する。
⚠︎こちらでは二月の勝者本誌109話のネタバレと考察をしております。重大なネタバレが含まれる可能性がありますのでご注意下さい。

二月の勝者109話のネタバレ

前回までのあらすじ

・後の模試が終了…そして保護者会
・塾は「情報や戦略をお金で買うところ」
・お守り代わりの学校はありますか?
・受験直前期の過ごし方とは

第109話『十二月の熱狂』

続く白熱の保護者会

108話に続き、場所は桜花ゼミナール
前回から引き続き、黒木の白熱の保護者会が続いている。

話は「受験当日から受験終了までの過ごし方」に移る。

受験当日の朝は「学校の最寄り駅、もしくはその付近に一時間前にいられるようにすること」が大事であると説く。

その意図としては、交通機関の遅延や体調不良などのトラブルに遭った場合に、親が焦ったり、子どもに「早くしなさい」などを急かしたりすることが受験に悪影響であるという。

とにかく、親はどっしり構えて、心に余裕を持つこと。

そのために、まずは時間的に余裕を持つことが大切である。

学力は2月1日までじゃない。受験が終わるまで伸びる

受験終了後に、「必ずしてほしいことがある」と黒木が保護者に向かってお願いをする。

「合格でも、不合格でも必ず!桜花ゼミナールに連絡すること」である。

その理由としては、講師たちから「生徒への声掛けができる
」「時間の許す限り、次の戦いの準備をする」「ギリギリまで力をつけさせる」と黒木は胸を張る。

そして、黒木は以前に「2月1日まで学力が伸びる」と言ったことがあるが、それは正しくは違うという。

本当は、それ以降も伸びる。
「学力は、受験が終わるまで伸びます!」と説いた。

合格した子どもは塾に連れてくるな

必ず合否の連絡をしてくれ、とお願いする一方、黒木は「こんな生徒は塾に来てほしくない」という。

それは「志望校合格」の嬉しい報告をしにくる子だという。

なぜなら、やはり志望校の合格をもらった子から溢れ出す余裕を感じさせる空気感が漂う一方では、歯を食いしばりながら闘っている子がまだいるからだ、という。

黒木から最後の“最大の”お願い

白熱の保護者会は終盤に差し掛かったところで、

「お願いごとばかりで恐縮ですが…」と前置きした上で、
「これが最後で、最大のお願いです」と続ける。

そのお願いとは、「どうか、子供とケンカだけはしないでください」とのことだった。

親心としては、子どもになんとかしてやりたい、という気持ちから、家でゴロゴロしている姿を見ると、感情的になり、「このままじゃ受からないぞ!」などとハッパをかけてしまうもの。

しかし、そんな言葉に子どもは反発し、親の掛けた言葉でこの時期の子どもはかんたんに潰れてしまう という。

そして最後に、黒木から保護者会に向かって、ひとつ宿題が出される。

それは「子どもを会場に送り出すときの「一言」を考えておいてください」というものだった。

黒木からは、きっとここにいる皆様なら、ご自身のお子さんの努力にふさわしいお声がけができるはず と期待する。

当日、親子で別れるその時に、今までの努力を称える一言を、その小さな背中にかけてあげる一言を…考えてほしいとお願いする。

そして、最後にこんなことばを保護者会に投げかけて109話は終了する。

「残りの50日は!人生で5本の指に入るくらいの熱い50日です!」
「お最高に!嬉しい瞬間が来ます!」
「これから、最高にいいことが待っている!
「残り50日、全力で駆け抜けましょう。絶対に、やってよかったと思う、いい入試を!」

二月の勝者109話の考察・感想

黒木から宿題の考察

保護者に対して、黒木は「子どもを会場に送り出すときの「一言」を考えておいてください」というものでした。

そして、「きっとここにいる皆様なら、ご自身のお子さんの努力にふさわしいお声がけができるはず」と念を押していますが、子どもが努力する姿をずっと見てきたのは、親であるし、それを金銭的も精神的にもサポートしてきたのは親しかいません。

自分の子どもにどんな言葉を投げかけるのかを考えさせることにより、自分の子どもがこれまで努力してきた姿を思い出し、そして、最後に送り出す姿を想像させることで、親子関係の改善にもつながるとクロッキーは考えているのではないでしょうか。


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