二月の勝者121話のネタバレ考察|島津順が超難関校合格、黒木が確信してしまう

二月の勝者本誌121話のネタバレと考察ですが、今回の主役は島津順親子。
桜花ゼミナールでは黒木にしか情報が共有されていない、超難関校にチャレンジすることになった島津くん。まさかの試験前に「さっきから震えてるんだ」と身震いをする様子に黒木が合格を確信する。その理由とは一体…
⚠︎こちらでは二月の勝者本誌121話のネタバレと考察をしております。重大なネタバレが含まれる可能性がありますのでご注意下さい。

2月の勝者121話のネタバレ

前回までのあらすじ

・ついに一月試験当日
・自身の担当する生徒たちを勇気づけよ
・Rクラスの生徒たちが出陣
・今川里依紗、来ない…そして、黒木に託された使命とは

第121話『一月の独行』

島津親子がある地方校へ挑む…

小学大九州の受験日と同日・同時刻のこと

ある親子が都内オフィス街にある貸会議室の一室で開かれる、地方受験の本番を迎えていた。

その親子とは、

島津順と母であった。

島津順といえば、桜花男子のトップ、第一志望は開成。
毒親の夫から逃げるように母と子は家を飛び出し、離婚を前提話を進めていることから、金銭的に厳しい状況下にあるのはこれまでの話の通り。

島津親子は「開成 or 都立」に候補絞り、出願をしていたはずだが、1月にチャレンジする地方校とは一体…

フェニックスが陣取る超難関校とは

島津親子が試験会場に到着するなり、その場の雰囲気に圧倒される。

試験会場にはフェニックス講師陣が陣取り、桜花から単独で挑戦する島津親子は完全にアウェーだったからだ。

「てか、マジ応援とかナンセンスだし」

動揺する母親を安心させるかのように、啖呵を切る息子の順。

「俺はそういうの全然気にならないからな。大丈夫だわ。」

と自分に言い聞かせるように続けるが、母は異変を感じ取っていた。

(….まさか、順、緊張している?)

母はこれまで圧倒的な努力と集中力を見せてきた息子。
受験に対して臆することなく向かう姿をイメージしていたが、目の前にいるのは生まれてわずか12年の子ども。

本物の受験自体が初めての順にとって、緊張するのは当然のことだった。

(どうしよう…どうやって落ち着かせてあげれば…)

母や場の雰囲気に飲まれながらも、初めて本番に挑戦する息子に対して、「どうやったら励ませるのか…」と焦りを感じていた。

このままでは、息子が本領を発揮することができない…

考えてもアイデアが出ないまま時間が過ぎる。

 
しかし、立ち尽くす目線の先には…あの男の姿が。

最強の助っ人、黒木蔵人

島津親子の目線の先には…黒木が立っていた。

焦り、不安、動揺、あらゆる感情は、この男の姿を一目見ただけですべてが一掃された。

島津順は黒木の元に駆け寄った。

誰も応援に来てくれているはずがない…
そう思っていた12歳の表情にパッと光が差し込んだ。

島津順、東海の最難関校にチャレンジしていた

場所は変わって桜花ゼミナール

佐倉と桂先生は塾に戻っていた。
そこに応援を終えた黒木も戻ってきた。

佐倉は黒木が冬空の下から帰ってきたことを察し、

「もしかして、他の学校への応援に行かれてました…?」

と質問をする。

黒木は「はい。急遽決まった件なので、情報共有していませんでしたが。」と前置きした上で、

「海王中の入試会場に島津さんを応援に。」

と答えると、「海王!!??」と桂先生が驚きの声を上げる。

なんでも、海王中といえば、東海エリアの私立中トップ校。偏差値70と最難関校の一つである。

海王中は全寮制で、かつ「特別給付生」枠があり、学費だけでなく寮費まで奨学金がでるという、まさに島津家うってつけの学校。

黒木は受験直前の考えでは合格可能性は50%ほどと見込んでいたが、今日の応援である確信を持ったという。

島津順、海王を獲る…黒木が強気の発言

黒木は島津順を受験会場に送り出したシーンを回想する。

島津順は「さっきから震えてるんだ。こんなの初めてだよ。」と黒木に打ち明ける。

しかし、「いよいよ本当の力試しができると思ったらゾクゾクしてんだ!」と順は興奮しながら話した。

黒木は、その震えが「武者震い」であると悟り、ある確信を持った。
 

「勝てる気がする」
 

島津順はまさに勝負師顔になっていた。
黒木はこれまでいろんな生徒を見てきたが、そう思わせてくれる生徒は稀で、今日の順にはそれを感じたという。

そして黒木はこう発言した。

「彼は恐らく、海王を獲ります!」

そして、それが彼にできるのであれば、「開成合格の可能性もよりはっきり見えてきます」と、珍しく熱くなった。

 
そして、2日後….

海王中学の合格発表を迎えるシーンにて、121話は終了する。

2月の勝者121話の考察・感想

121話の考察

島津順くん、かなり面白い展開になってきましたね。

東海のトップ校「海王」中学校とありますが、
実在する学校だと、間違いなく名古屋の超名門『東海中学』ですね。

珍しくクロッキーに熱っぽく語る様子が印象的でしたが、「海王を獲ります!」と断言するのは、展開的に少し裏があるようにも感じます。

次回予想

次号で島津順くんの結果発表が分かるようですが、

海王合格⇒開成不合格

という結果より、

海王不合格⇒開成合格!!

というどんでん返しの方が、ストーリー展開的には面白い感じもするので、予想としては後者になる気がしますがいかがでしょうか。

トントン拍子に話が進みすぎてしまいそうなので、ここでは不合格になると推測しますが、次回が気になるところですね。


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