二月の勝者142話のネタバレ考察|今川理衣紗、吉祥寺女子の合格発表

2月の勝者142話のネタバレ考察ですが、不合格の結果を受け、対策授業のため桜花ゼミにやってきた山本佳苗親子。佳苗と佐倉は明日に向け準備を進める一方、母親は黒木へ相談があるという。このタイミングで親からの相談といえば、やはり・・・

こちらでは二月の勝者本誌142話のネタバレと考察をしております。重大なネタバレが含まれる可能性がありますのでご注意下さい。

二月の勝者142話のネタバレ

前回までのあらすじ

141話のポイント
  • 桜花の講師陣がぞくぞく帰還
  • 塾と私立、持ちつ持たれつ
  • 試験終了からたった6時間…その舞台裏
  • ついに、合格発表

第142話『二月の奔流』

山本佳苗の母、計画変更を嘆願するも…

1日午前中の結果を受け、桜花ゼミにて対策を打っていた山本佳苗と佐倉。
そんな佐倉が問題用紙を見てあることに気づく・・・。

「山本さん!もしかして、解答欄書き間違えてない!?」

単なる解答用紙への書き写し間違いによる失点。

見直しをすれば確実に点を取れていた箇所が落としていた可能性があることに気が付き、山本佳苗は呆気にとられた。

「悔しい!必ず落ち着いて見直しするね!」

そう答えると、帰り際にはやる気に満ち溢れた表情になっていた。

「確実に狙える学校を」娘を思う母の思い

一方、娘に付き添って桜花ゼミに来ていた母親。

母は娘が明日への受験対策に取り組んでいる傍ら、黒木に対して受験計画の変更を嘆願していた。
目標を諦め、「より確実に狙える学校を…」と計画変更を望んでいたのだった。

しかし、黒木はこう言い放った。

「佳苗さんご自身が諦めていないのであれば、是非、受けさせてあげてください」

母は渋った。
娘にこれ以上、悲しい思いをさせたくない。

娘のために。その一心だった。

受験に「絶対」はない。けど・・・

「家庭のことなので、娘と話し合って決めます。」

こう言い残し、塾を去ろうとする母は、佐倉との対策を終えた娘に帰宅を促す。

すると、娘は母を見るなりこう言い放った。

「あすは 絶対に、鈴蘭、受かるから!!」

母は驚いた表情で、

「佳苗、受験に「絶対」は・・・」

と、娘に第一志望を諦めるよう促そうという言葉が出そうになったところで、娘の真剣な眼差を前に口を紡いだ。

そして、母親として本当に「娘のために」考えたことは正しかったのか、と我に帰り、

「そうね、明日も、がんばろ!!」

と再度、鈴蘭女子をチャレンジすることを誓った。

続々と届く合格発表・・・

一方、桜花ゼミナールでは講師陣が固唾を飲んで、受験結果を確認していた。

田中利休(Aクラス) 柴又中 ・・・ 不合格
明智珠須(Rクラス) 日照大第二中 ・・・ 不合格
三浦佑星(Aクラス) 日照大第二中 ・・・ 合格

そして、お馴染みの生徒の合格発表が2件。

武田勇人(Rクラス) 日照大文京中 ・・・ 不合格
今川理衣紗(Rクラス) 吉祥寺女子中 ・・・ 不合格

やはり、現実は厳しかった。
当然ながら、合格発表を受けて、今川理衣紗・母からの塾への連絡はなかった。

次回は武田勇人親子が、明日の対策のため桜花ゼミナールにやってくるところで終了。(143話に続く)

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