呪術廻戦120話でナナミンこと、七海建人が死亡…【渋谷事変ネタバレ考察】

渋谷事変120話では、漏瑚に全身焼かれ瀕死状態になった七海建人が最後の力を振り絞り移動している最中に、真人と遭遇。呪術廻戦のキャラの中でも圧倒的な人気を誇るナナミンが死亡する衝撃回のネタバレ考察です。
⚠︎こちらでは呪術廻戦本誌120話のネタバレと考察をしております。重大なネタバレが含まれる可能性がありますのでご注意下さい。

呪術廻戦120話のネタバレ

呪術廻戦119話では、伏黒恵を死なせない為に魔虚羅との戦闘をしている宿儺。
領域展開「伏魔御厨子」を発動し、必中の斬撃で魔虚羅を追い込んでゆく。
宿儺により魔虚羅が倒され安心していた重面。
しかし重面もまた宿儺により殺されてしまう。
死を免れた伏黒は宿儺によって家入と夜蛾の元へ連れていかれるのだった。

120話では、宿儺と入れ替わった虎杖は宿儺が行った渋谷の惨状を目の当たりにし、精神的大ダメージを受ける。
しかし人を殺した罪を償う為に渋谷駅へと向かう。

一方七海は身体半分が焼け焦げた状態で渋谷駅構内の呪霊を祓い続けていた。すると真人がそこに表れるのだった。

前回までのあらすじ

● 宿儺は伏魔御厨子を展開する。
● 魔虚羅の事攻撃しダメージを与えていく一方術式効果範囲内の人間も殺されゆく。
● 魔虚羅は攻撃を耐え再生しようとするが、宿儺の火の矢によって消滅
● 重面は奇跡を貯める術式を使い果たしており、宿儺に殺されてしまう
● 夜蛾と家入の元に宿儺によって運び込まれた伏黒が到着
● 宿儺は立ち去り、虎杖と入れ替わる

第120話『渋谷事変38』

宿儺と入れ替わる虎杖

23:14。道玄坂の109前。

伏黒を運び戻ってきた宿儺は「せいぜい噛み締めろ」と呟き虎杖と入れ替わる。

肉体の主導権を取り戻した虎杖の目の前に広がって居たのは
焼け野原になり何も無い渋谷の街。更にそこに転がる重面の死体。

その瞬間、主導権を握られていた間に宿儺が起こした数々の殺人が脳裏を過ぎる。
虎杖はその記憶に耐えきれずその場に崩れ落ち嘔吐してしまう。

上層部から死刑宣告を受けた際「なんで俺が死刑なんだ」と納得がいかなかった虎杖だが
この惨状と宿儺が起こした現実を目の当たりにした虎杖は、「自分だけが死ね」と口にしていた。

あまりの罪悪感から地面にガリガリと爪を立て自分を精神的に追い詰めてゆく。

しかし虎杖の祖父からの「オマエは大勢に囲まれて人を助けろ」言葉を思い出し
虎杖は渋谷駅に向かい戦わなければいけないと決意する。

このままでは自分がただの人殺しになってしまうから。
目の光を失った虎杖はまた戦いに向かうのだった。

渋谷駅構内では

一方渋谷駅構内で七海は足を引きずりながら渋谷駅地下に向かっていた。
漏瑚の攻撃をまともに喰らった七海は全身焼け爛れており、左半身は骨が見え、眼球も失っていた。

地下に向かう最中、真人がその様子を静かに伺っていた。

そして七海建人の元に元に大量の呪霊が現れる。
呪霊の姿を見てため息を漏らし、現実逃避をするかのように「マレーシア、クアンタンがいい」と口にし始める。

マレーシアのクァンタンに家を建て、海辺でゆっくり溜まっていた本を読みたいと考えていた。

その後ふと真希や直毘人や伏黒の事を思い出すが七海は自分が疲れ切っていることを悟る。

そして「もう充分がんばった」と思いつつ目の前の呪霊達を一気に祓うのだった。

真人との遭遇

呪霊を祓い終わった七海の元にはいつの間にか真人がおり、七海の胸元に手を当てていた。

「いたんですか」と真人に話しかける七海。
すると真人は「ずっといたよ。君には何度か付き合ってもらったし、お話でもするかい」と返答する。

七海は俯いて亡くなったかつての同期灰原に心の中で語りかけていた。

結局自分が何をしたかったのか。
逃げてきた癖にやり甲斐なんて曖昧な理由で戻ってきた事に意味があったのか。

すると七海の目の前に真人ではなく灰原の姿が見える。
灰原は何も言葉を発することなく、七海の右側を真っ直ぐと指差す。

そこには虎杖の姿があったのだった。

虎杖への呪い

虎杖は七海の元に到着すると七海に声を掛ける。
真人は虎杖を見て怪しく笑っていた。

そんな虎杖を見た七海だったが、心の中で灰原が何かを話しかけていたようだった。
七海はそれを必死に拒絶していた。
何故ならそれは虎杖にとっての呪いになる言葉だから。

それでも七海は「後は頼みます」と虎杖に話し、真人の無為転変によって七海の全身が砕け散る。

目の前で尊敬していた七海を殺された虎杖は「オマエはなんなんだ真人」と激昂する。
真人も「デケェ声出さなくても聞こえてるよ!虎杖悠仁!」と声を荒らげるのだった。

121話へと続きます。

呪術廻戦120話の考察・感想

120話感想

虎杖の自分に死ねと話すシーンを見て、なんとも言えない気持ちになりましたね。
見ていてかなり心がしんどくなりました。

そして七海が死ぬシーンはかなりショッキングでした。
こうなってくると真希達の安否もかなり心配ですね。

虎杖の精神的ダメージについて考察

宿儺と入れ替わり、宿儺が起こした事は記憶として虎杖の脳裏に過ぎってましたね。

その際虎杖は自分だけ死ねと口にしています。

高専に入る頃、虎杖は死刑宣告されてる身でしたが、人を助ける為に宿儺の指を飲み込んだので
上層部の決定事項にはあまり納得いってませんでした。

しかし今回宿儺が自分の身体を利用して渋谷を焼け野原にしています。
脳裏に浮かぶ大量殺人の光景と目の前に広がる焼け野原になってしまった渋谷。

そして宿儺のせいとはいえ、自分だけ助かってしまった事への後悔と罪悪感から
自分だけ死ねと口にしたのだろうと推測出来ます。

七海死亡について考察

真人に殺される前七海は現実逃避をしておりましたし
呪術師としての役目も半分ほど忘れていました。

そして真人と遭遇しましたが、七海の目の前には高専時代に
2級討伐に失敗し亡くなった同期の灰原雄の姿が見えています。

勿論灰原は既に亡くなっているので七海の幻覚ですが
恐らくこの表現は灰原の元が近い、つまり死期が近い事を比喩していると思われます。

呪霊を祓う前にも現実逃避していた事から七海自身ももう長くない事は
察していたのだろうと考えられます。

また七海は自分が何がしたかったのか灰原に問いかけておりましたが
それは高専卒業後に1度サラリーマンを経て結局呪術師として戻ってきた事の
意味を見いだせていなかったのかもしれません。

呪いの言葉について考察


虎杖は自分の祖父から「オマエは大勢の人を助けろ」と遺言を遺して居ました。

そして今回七海が虎杖に後は頼みますと話しています。

これは呪術廻戦においての「呪いの言葉」となるのですが
虎杖に対して遺された言葉はどれも助ける事となっております。

虎杖は既に祖父の言葉により今までも人を助け続けていましたが
それに上乗せされるよう七海の呪いも受けてるので
心が折れそうになった時は今後もこの言葉達に縛られていくかと思われます。

また七海は灰原に呪いの言葉を伝えるような幻覚を見た時拒否していましたが
恐らく過去に灰原から呪いの言葉を受けていたか
自分が灰原の死によって縛り付けていたと考えられます。
サラリーマンになったのも灰原を死を受け入れきれてなかったから。

その為自分を尊敬してくれている虎杖に同じ思いをして欲しくないという気持ちがあったのでしょう。

しかし最期は後は頼みます。と口にしている事から
極力酷い呪いの言葉にならない、あくまでも仕事のような言葉を虎杖に伝えたのだと思われます。

それは七海の優しさであり虎杖になら任せられると考えたから出た言葉なのかもしれませんね。

今後の展開予想

ついに真人戦突入となると思われます。
呪霊組で戦えるのはもう真人しか恐らく居ないので
渋谷事変も真人戦が終わり次第幕を閉じるかと思われます。

偽夏油に関してはあくまで五条の封印のはずなので無駄に手出しはしないはずです。

今後の熱い展開に期待ですね。

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