呪術廻戦145話ネタバレ!ニセ夏油の正体・羂索(けんじゃく)とは?新キャラ術師・来栖華登場

来栖華(くるすはな)
呪術廻戦(じゅじゅつかいせん)145話ですが、天使を名乗る千年前の術師「来栖華(くるすはな)」が登場。また、ニセ夏油=加茂憲倫(メロンパン)の中身が、『羂索(けんじゃく)』という人物だったことが判明します。
⚠︎こちらでは呪術廻戦本誌145話のネタバレと考察をしております。重大なネタバレが含まれる可能性がありますのでご注意下さい。

呪術廻戦145話のネタバレ

呪術廻戦本誌144話では、乙骨の反転術式により、火傷は残ったものの真希の生存が判明。

虎杖、伏黒、乙骨、真希、九十九、脹相は薨星宮へ向かい天元と接触。

呪術廻戦本誌145話では、加茂憲倫を乗っ取っている人物が羂索(けんじゃく)という術師であると判明

羂索の目的は天元と人類の同化であり、11年前に星漿体との同化に失敗した天元は呪霊操術の術式対象となってしまっていた。

天元の同化を防ぐ為、九十九と脹相は天元の護衛、虎杖と伏黒と乙骨は死滅回游に参加をする事に。

“裏門”と呼ばれる獄門彊の裏が、五条封印解除の鍵となるのだった。

前回までのあらすじ

死滅回游の攻略法には虎杖の力が必要
釘崎野薔薇の生死が判明か…
禪院真希の生存が確定
薨星宮へ向かう高専メンバー
薨星宮到着、そして天元が初登場

第145話あらすじ&要約

羂索という術師

九十九由希は、天元に私に挨拶はなしかと問いただす。
天元は九十九と羂索との繋がりを危惧し、薨星宮を閉じていたのだった。

羂索(けんじゃく)とは、かつての加茂憲倫、現在夏油傑を乗っ取っている術師であった。

天元は同化に失敗していた。

天元は11年前の天内理子との同化は失敗に終わっていた。
老化は加速し、天元の個としての自我は既に消え天地そのものが天元の自我となっていた。

11年前別の星漿体がいた訳ではなかったというのだ。
同化をしていない為、天元は声も増えていない。

虎杖達は羂索の目的と獄門彊の封印の解き方を聞きに来た事を話す。
天元はその為に1つ条件を出すのだった。

それは乙骨憂太、九十九由基、脹相のうち2人が天元の護衛をするという事だった。

ニセ夏油の正体・羂索の目的

天元は不老ではあるが不死では無い。その為、6人は何故護衛が必要か問う。

羂索(けんじゃく)の目的は、日本全土を対象とした人類への進化の強制だった。
羂索は真人を取り入れた後、無為転変で日本の全員を術師にはしなかった。

それは単純に呪力不足から来るものだったのだ。
夏油の術式、うずまきで精製した呪力は術師に還元できず、術式で一人一人進化を促すのは効率が悪い。

しかし羂索は人類と天元の同化が真の目的だったのだ。

天元は11年前の同化に失敗し自ら進化を遂げた今なら、星漿体以外とも同化は出来なくないと語る。

今目の前にいる天元は天元では無い。

進化した魂は至る所にある。つまり天地そのものが天元の自我というのはそういう事であった。
万が一天元と同化した人間は術師という壁すら乗り越え、新しい存在の形へとなる。

天元が進化後も形や理性が保てているのは結界術のお陰であるが、羂索によって人類が進化し、1人でも暴走を始めたら世界が終わってしまう。

天元が同化を拒否してしまえば、本来はその確率を低める事も可能だが、11年前に同化を失敗してしまった今の天元は呪霊のようなもの。

つまり呪霊操術の術式対象となってしまっていたのだった。

羂索の術師としての実力を考慮すると、天元と接触した時点で取り込まれる可能性が非常に高い。

その為、薨星宮を閉じ、九十九、乙骨、脹相のうち2人に護衛をさせたいという事だったのだ。

羂索は2度六眼の術師に敗れていた

九十九は何故今のタイミングなのかと天元に問いただす。

天元、星漿体、六眼は全て因果で繋がっているというのだ。
羂索は過去に2度六眼の術師に敗れている。
2度目は羂索も徹底して六眼と星漿体を生後1ヶ月以内に殺していた。

それでも、天元との同化当日に六眼と星漿体は現れてしまう。
そのため、羂索は六眼の抹殺ではなく、封印へと方針を変え、獄門彊の捜索を始めた。

この世に六眼持ちは同時に2人産まれる事がないからであった。

禪院甚爾の存在

しかし11年前、禪院甚爾の介入により作戦が乱れてしまう。

すると真希はその名前を聞いて何かを察する。伏黒はまだ分かっていないようだった。

甚爾は天与呪縛によるフィジカルギフテッド。
その中でも完全に呪力から脱却した存在であった。

呪縛の力によって因果の外に出た存在が現れた事により、天元、星漿体、六眼の運命を破錠してしまったのだと天元は言う。

そしてそこに呪霊操術を持つ夏油傑の存在。
これにより、獄門彊以外のピースが意図せず揃ってしまったのだ。

そして6年前獄門彊を手に入れた羂索は全てのピースを揃えてしまったという。

死滅回游を行う理由

ピースが揃ったのにも関わらず、「死滅回游を行う理由はなんなのか」伏黒は問う。

それは同化前の慣らしだというのだ。

天元と星漿体以外の同化は出来なくはないが、現時点では高確率で不完全なものと化してしまう可能性が高い。

死滅回游は泳者の呪力と結界と結界で結んだ境界を使って日本の人間を彼岸へ渡す行為である。

それを慣らしとして天元との同化をさせるつもりで始めたゲームだというのだ。

これだけの儀式であるからには、羂索自身にも縛りが必要であった。
それは、羂索以外の人物が死滅回游の管理者である事。

しかしこれでは虎杖達にとっては不利でしかない。
泳者(プレイヤー)が全員死ぬか、泳者が全員参加拒否して死ぬか。

それが終わらないと死滅回游は永遠と終わらない。
死滅回游のルールの1つ永続はあくまで儀式を中断させない為の保険だったのだ。

そこまでを聞いた乙骨と伏黒は、皆も死滅回游に参加をし
津美紀やゲームに消極的な人がゲームから抜けるルール
つまり6番目のルールをに基づいて追加するしか方法がないと判断する。

それにプラスして五条の解放も追加すると決める。
なぜなら五条が居れば事が片付くからだ。

天元の護衛になるもの、五条封印解除への鍵

虎杖は天元にゲーム参加をする前に誰が護衛を担当するか聞くと

九十九と脹相が名乗り出た。

脹相は特級術師の乙骨もしくは九十九の存在が必要と判断。
呪胎九相図を生み出した羂索が天元の元に来るなら尚更自分が命を断ちたいと言う。

九十九は天元との話が足りないという事で、乙骨が虎杖達とゲーム参加をするのだった。

護衛の人物が決まった所で天元は五条解放に必要な「獄門彊 裏」を取り出す。

羂索に見つかる前、獄門彊は天元の結界外である海外にあった。
獄門彊の裏、通称”裏門”を封印する事で表である獄門彊の気配を抑えていたが無駄足であった。

しかしこの裏門にも五条が封印されているというのだ。
つまりこれを開けてしまえばいいのだが、あくまで開門の権限は表の所有者にしかない。

その為裏門をこじ開けるのに必要なのが、
あらゆる術式を強制解除する天逆鉾(あまのさかほこ)

あらゆる術式効果を乱し、相殺する黒縄(こくじょう)が必須であった。

しかし五条によって11年前に天逆鉾は破壊、黒縄も昨年全て消し去っていた。

黒縄の残りは乙骨とミゲルがアフリカで残りを探しに行ったが、特殊な縄であるが故、作るのに時間を要する黒縄はアフリカにも無かったのだ。

①天逆鉾
②黒縄

だが、この2つがなくても手があるという。

千年前の術師の存在

それは死滅回游の泳者の中に1人居たのだ。
天使を名乗る千年前の術師、来栖華(くるすはな)の存在だった。

彼女の術式はあらゆる術式を消滅させるというものであったのだ。

146話に続きます。

呪術廻戦145話の考察・感想

145話の感想

情報が多すぎて…いつまで経っても情報が完結しない!と思わせる回でした。
1話分だけでも考察が3ページくらい書けそうなので、別途、羂索(けんじゃく)という人物や、「獄門彊 裏」の考察など、更新していく予定です。

◯4/18追記
145話の考察及び146話の予想については、以下にまとめています。

呪術廻戦145話の要約としては以下の通りです。

145話をざっくりまとめ

【ニセ夏油の正体】
羂索(けんじゃく)という人物

【羂索の目的】
人類と天元の同化(人類への進化の強制)

【羂索が目的を達成するための条件】
①天元とせいしょうたい同化の阻止
②呪術槍術を持つ肉体を手に入れる(これは夏油傑で済)
③六眼の封印(五条封印済)

【なぜ、上記3つが必要なのか】
①天元は500年肉体を更新しなければ、呪霊に近い存在に。
②天元が呪霊に近い存在になれば、呪霊操術があれば天元をコントロール可能
③強すぎてヤダ、規格外キライ

【死滅回遊の目的とは】
同化前の慣らし(天元との同化をさせるつもりで始めたゲーム)

九十九姉さん、元星漿体の模様

九十九姉さんは元星漿体だったと推測されます。
天元と九十九が以前から認識があり、さらに、天元と星漿体同化失敗を聞き、九十九から「どうりで 『声』が増えない訳だ……」という意味深なリアクションをとっています。

なんらかの理由で、天元が九十九と羂索との繋がりを危惧したことが今の微妙な距離感のある原因のようですが、今後、その理由は明らかになるとみられます。

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