呪胎九相図・脹相はなぜ強い?モチーフ「九相図の仏教絵画」から考察【呪術廻戦103話ネタバレ】

呪術廻戦(じゅじゅつかいせん)本誌102話では虎杖悠仁と脹相の本気の戦い、窮地に立たされた冥冥と疱瘡神の戦い。
疱瘡神は呪力の強い方に攻撃をすると知った冥冥はわざと呪力を弱め憂憂に攻撃を向けさせ、憂憂の簡易領域で攻撃を無効化、冥冥の神風で疱瘡神を倒した。
そして、偽夏油との戦いが始まろうとしていた。

呪術廻戦103話では虎杖が脹相の奥義「穿血」を攻略したかに見えたが、脹相が虎杖を追い詰める。
脹相が有利になったと思われたが、ミニメカ丸がついに声をかけるのだった。

⚠︎こちらでは呪術廻戦本誌103話のネタバレと考察をしております。重大なネタバレが含まれる可能性がありますのでご注意下さい。

呪術廻戦103話のネタバレ

前回までのあらすじ

・虎杖と脹相の戦い
・冥冥と憂憂は疱瘡神の攻撃特徴を知る
・憂憂の簡易領域で攻撃を無効化
・その隙に冥冥が神風を発動し疱瘡神を倒す
・冥冥と憂憂はついに偽夏油と戦闘開始

第103話『渋谷事変21』

脹相の攻撃に押される虎杖

脹相の攻撃に押される虎杖。
赤血操術「穿血」で距離を取られ中々近づく事が出来ない。

さすがの虎杖でも脹相の穿血の速さは凄まじく、回避できる確率は50%。
勘が外れてしまえば頭にくらい死ぬ。

虎杖は考える。
せめてジャンプして自分に隙を作り出す事で
穿血の発動タイミングを、虎杖が決められるように仕向けるのだった。

脹相も挑発されている事に気づき、穿血を放つ。
虎杖の顔目掛けて放たれた穿血だったがギリギリのタイミングで
虎杖は身体を反らし回避。

その瞬間虎杖は脹相との間を詰める事に成功するのだった。

穿血の弱点と新技

虎杖の予想通り、穿血が早いのは最初だけ。
1度避ければ起動を流されても距離を詰めることができるのだった。

このまま殴り合いに持ち込むつもりの虎杖だったが、脹相の方が1枚上手であった。

脹相は、虎杖に詰められた瞬間赤血操術「超新星」を放つ。
超新星は穿血と違い白斂(びゃくれん)で圧縮した血液を解放し、全方位散弾のように撃ち抜くものであった。

超新星をモロに喰らってしまった虎杖はあまりの痛みにその場から動けず
脹相はその隙に血液を固めたナイフのようなもので足を刺してゆく。

足を刺された虎杖だったが、その足を反撃に使い、脹相に攻撃を仕掛ける。

そのまま殴り合いに持ち込み、穿血の発動に必要な血のかたまりを作る
白斂を作らせないよう攻撃を与え続けるつもりだった。

しかし白斂を作っていないのにも関わらず穿血の構えを取る脹相。
虎杖も咄嗟に受け身の体勢に入る。

だがこれは脹相のフェイントであったのだ。
脹相は赤鱗躍動で呪力を溜め、渾身の一撃を虎杖の顎にぶつける。
体勢が崩れた所ですかさず膝に蹴りを入れ、拳を虎杖の顔にぶつけそのまま壁に激突させるのだった。

完全有利になった脹相だったが…

虎杖が体勢を持ち直した所でトドメの穿血を放つ脹相。
近距離で穿血を喰らった虎杖だったが、血液の圧縮が不十分でトドメにはならかった。
それは脹相の焦りからもきているものだった。

虎杖も脹相の強さを自覚しており、ピンチであったが
暫く動かなかったミニメカ丸が虎杖に声をかけるのだった。

104話に続きます。

呪術廻戦103話の考察・感想

103話感想

今回は虎杖と脹相の白熱した戦いの回でしたね。
圧倒的な強さを見せつける脹相の凄さに押される虎杖が心配になりました。

またフェイントを掛けるなどかなり戦闘にも手馴れた様子の脹相の戦闘能力は圧倒的でした。

穿血の速さについて考察

虎杖は50m3秒で走れる位の身体能力の持ち主ですが、
その虎杖ですら50%の確率で攻撃を避けれないと考えると
穿血は音速レベルなのは間違いないです。

また攻撃を1度回避すると起動を流されても距離を詰めるので
音速故に、回避された時の軌道変更は中々難しい事が予測できます。

超新星についての考察

超新星は穿血と違い分散させながら攻撃をするという
今までとは違い全く軌道が読めないものです。
名前の通り、流れ星のような無数の散弾を喰らわせるものなので
流石の虎杖もこれは回避は難しいかと思われます。

しかしそんな攻撃を受けた虎杖、普通の人間であれば確実に死に至るものですが
攻撃を受けてもなお戦闘出来るあたり、本当に並外れた身体能力の持ち主である事を実感します。

脹相の戦闘能力について考察

脹相は、壊相と血塗よりも戦闘に慣れてる印象があります。
更に赤血操術によって遠距離での攻撃はもちろん接近戦もかなり優れてるようでした。

呪胎九相図のこの3人が特級という事は分かっていますが、同じ特級でも、脹相の能力は格段に上のような印象です。

呪胎九相図のモチーフとなっているであろう「九相図の仏教絵画」では、屋外にうち捨てられた死体が朽ちていく経過を九段階にわけて描いています。

この図の並びだと、脹相が1番原型を留めているものになるので、身体能力ももしかしたらそこから来ているのかもしれませんね。

脹相の焦りについて考察

脹相は最後の穿血の際、血液の圧縮が足りない事によって不十分な攻撃となりました。
恐らくこれは間合いを詰められた虎杖に対する焦りと予想できます。

脹相は圧倒的有利に見えていましたが、何度攻撃をしても
どうにか回避する虎杖に対しどこかこのままだと不味いという気持ちがあったのかもしれません。

ミニメカ丸登場の考察

ずっと無言を貫いていたミニメカ丸が突如動き出しました。

元々3基しかないミニメカ丸。
1基を真人に壊されており、もう1基はどこかにあるはず。

現時点で虎杖の元には1基しかない事と、時間が無いと話していました。
そのことから、本当に必要になるまでは消費しないように黙っていたのかもしれません。

ミニメカ丸がどれほどの時間持つのかは不明ですが、高度な発動条件を設けていた事からあまり長くは持たないのかもしれません。

今後の展開予想

ミニメカ丸が動いた事により、何かまた案を出してくれそうだと思われます。

1番冷静に考えられる事、そして元々加茂憲紀が赤血操術使いであって1番それを分かっていると思います。

この状況を打破する方法を虎杖に教えるのではないのでしょうか。

ミニメカ丸の指示によっては展開が大きく変わってきてくれると思います。

まだまだ虎杖と脹相の戦いは続きそうですので次回が楽しみですね。

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