二月の勝者139話のネタバレ考察|今川理衣沙、本番受験前に佐倉からの応援を拒否・・・

2月の勝者139話のネタバレ考察ですが、今回は2月1日午後受験に向けた講師たちの陣形確認の回。桜花ゼミで情報共有を行い、すぐさまそれぞれの持ち場に散っていく講師たち。そして、合否発表まであと「3時間」を切る・・・

こちらでは二月の勝者本誌139話のネタバレと考察をしております。重大なネタバレが含まれる可能性がありますのでご注意下さい。

二月の勝者139話のネタバレ

前回までのあらすじ

138話のポイント
  • 開成中学校、受験当日
  • あの男が、息子をひっそりと応援
  • 本番前、極限まで高まる緊張感
  • 「開成、受けさせてくれてありがと」

第139話『二月の巧者』

講師たちが次々帰還

~2月1日午前8時50分~

早朝応援を終え、桜花ゼミに一番乗りしたのは佐倉だった。
佐倉は「一番近い学校の応援だったからかな」と独り言を呟いた。

その後、続々と講師たちが帰還。

それぞれの生徒たちの様子を共有した。

今川理衣沙、痛恨の握手拒否…

佐倉が応援に駆けつけたのは、吉祥寺女子だった。

吉祥寺女子といえば、今川理衣沙の受験校。

佐倉は応援に向かったときの様子を回想したが、それは「理衣沙らしい」対応だったという。

というのも、受験会場に向かう理衣沙を見つけた佐倉が声を掛けたが、

 

「ええええっ!?」
「なんで来てるの!?暇なの!?」

 

と驚かれ、恥ずかしいからと、握手を拒絶されたんだとか…。

そんな会話を共有したところ、「理衣沙らしいな」と講師陣たちは逆に安堵した。

一方、佐倉は理衣沙の吉祥寺女子へのチャレンジは相当なハードルが高いことが分かっていたので、「メンタル…どうすれば」と頭を抱えていた。

午後からの応援校を再確認する講師陣

塾に戻った講師たちは、すぐさま次の応援に駆けつける体制を整えた。

それぞれ持ち場を確認したが、以下の通り。

黒木→帝都大附属中学(上杉海斗)
佐倉→カトレア女子(山本佳苗)
桂→帝都女学館(丹羽、根津)
橘→園学院(三浦、伊達)
平松→湧泉(柴田まるみ、浅井紫)

帝都大附属にて兄弟対決が実現

場所は「帝都大附属中学」の受験会場前。

そこには黒木が駆けつけていた。
その横にはフェニックスが陣取っている。

帝都大附属という学校は、午後受験が遅めに始まる難関校。

御三家受験者の午後の併願といえば同校が最も多い。

というのも、御三家は他の学校より試験時間が長いこともあって、受験後に余裕がないため、帝都大附属のような開始時間が遅い学校はうってつけだからだった。

帝都大校舎前には、御三家受験者が、ぞくぞくタクシーで乗り付ける。これが二月一日午後の名物だ。

その中には、上杉兄弟の姿があった。

上杉海斗は開成から、上杉陸斗は麻布から…
ついに、ここで兄弟直接対決が実現する。

そして、2月1日午前受験の合格発表まで「あと3時間」という予告を残し、139話は終了する。

2月の勝者139話の考察・感想

139話の感想

139話は箸休め回といった感想。

特に進展はなく、受験生もみんな午後は本命校ではないため、応援エピソードも省略されていました。

139話の考察

次回以降の合格発表への予告がありましたが、著者の高瀬先生はこんなことを呟いています。

これを見る限りでは、生徒たちのハッピーエンドというより、中学受験の光と影をちゃんと描かれるのでは…ということは、御三家は島津くんくらいしか受からないパターンもあり得ますかね?

あと、桜花の女王・前田花恋ちゃんが本番当日にまったく出てこないけど、どうなったんだろうか・・・。

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