2月の勝者164話のネタバレ考察ですが、佐倉の感情の起伏はまさにジェットコースター。一喜一憂が激しすぎ、塾講師は難しいと判断されてしまう。さらに、今回は佐倉が最も気掛かりにしていた今川理衣沙と原秀道の合格発表。「ジェットコースター佐倉」のメンタルは崩壊してしまう・・・?
二月の勝者164話のネタバレ
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— 高瀬志帆@「二月の勝者」18集6月12日 (@hoshi1221) June 11, 2023
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前回までのあらすじ
- 大内礼央がついに合格
- 4日目、継続受験する生徒は残り7人
- 「私、この先、耐えられるのかな・・」感傷的になる佐倉
第164話『二月の疲弊』
前田花恋が新御三家も攻略
今川理衣沙の応援を終えた佐倉は俯きながら、歩いていた。
そして、桜花ゼミに戻ると、
・上杉海斗の海上不合格
Ωクラスの結果を聞かされた。
村上一真の結果に有頂天になった直後、上杉海斗の結果で青ざめる佐倉。
一方、他の講師たちはあくまで冷静。
その後、前田花恋が豊島園女子の合格を勝ち取ったという続報や今年の桜花は御三家合格が前年比の1.5倍という嬉しい情報もあり、「ボーナスが弾む!」と講師たちは大盛りあがり。
(現実では新御三家とも評される超難関の豊島岡女子)
「前田さんは本当に、優秀なポイントゲッターでした。」
という黒木の言葉にも、佐倉はさらに嫌気がさした。
ジェットコースター佐倉
珍しく食欲を失った佐倉は、講師たちに心配された。
15時になった。
大内礼央の成明中不合格と田中利休の同校合格。またもや感情が上下する。
そして、最も心配を寄せていた今川理衣沙の「聖カサブランカ」合格発表。
佐倉はホームページでの結果確認を自ら申し出た。
パソコンの画面に向かう佐倉の顔は涙で崩れ落ちていた。
「今川….理衣沙さん…聖カサブランカ女子…合格です!!」
「やった、やった、やったぁ…」
号泣しながら喜びを爆発させた佐倉だったが
「次!」と黒木から制止される。
最大級の懸念事案だった原秀道の合格発表が残っていた。
「明知中野、原秀道さん…不合格。」
合格数ゼロ。
これで原秀道の受験終了が確定した。
佐倉はあまりのショックに吐き気が止まらず、トイレに駆け込んだ。
感情の起伏が凄まじく、まさにジェットコースター。
ジェットコースター佐倉。
佐倉、桜花を去るか
「大丈夫ですかね、佐倉ちゃん…」
心配をする桂に対して、黒木が意味深な説明をした。
「そもそも、採用した社長は”こっち”の仕事のためではなく、”新事業”のほうで採ったそうなので…」
そのとき、桜花に電話が鳴った。
「これから、こちらにいらっしゃる?ご挨拶にですか。」
原秀道の母からだった。
そして、数分後。
原秀道は親子で桜花ゼミに顔を出した。
「今まで愚息が大変お世話になりました。」
「合格は頂けませんでしたが、ここで中学受験を終わりにします。」
表情は暗く、虚ろな目をしたを息子よそに、「御礼」と書かれた日本酒を持参し挨拶をする母。
桜花ゼミで唯一合格を貰えずに終了する生徒にどんな言葉をかけるのか?
次回165話に続く…