釘崎野薔薇(くぎさきのばら)死亡説はガセか、生存理由や虎杖への恋愛感情を考察【呪術廻戦】

呪術廻戦(じゅじゅつかいせん)に登場する釘崎野薔薇(くぎざきのばら)のキャラ紹介。釘崎の術式・芻霊呪法(すうれいじゅほう)や、虎杖悠仁への恋愛感情の考察。また、ネット上で流れている死亡説と生存説について、「なぜ、釘崎は生きているか」の解説をまとめています。

釘崎野薔薇ってどんなキャラ?

名前:釘崎野薔薇(くぎさきのばら)
性別:女性
伸長:160㎝未満
出身校:東京都立呪術高等専門学校1年生
階級:3級術師
出身地:盛岡まで4時間かかるど田舎
誕生日:8月7日
声優:瀬戸麻美
術式:芻霊呪法(すうれいじゅほう)
好きな男性のタイプ:織田信長

釘崎野薔薇(くぎさきのばら)は、呪術師を育成するために設立された呪術高等専門学校の一年生であり、主人公・虎杖悠仁伏黒恵の同級生である。

感情が表に出やすい性格であり男性に劣らず男勝りな性格をしている。
怒りに駆られてついガラの悪い言葉を発することもあるが、自分が自分であることに誇りを持ち、「自分らしくあるために命を懸けれる」と断言している。

田舎出身でありながらも、幼少期に田舎の排他的思考を理解できず「この村にいたら死んでも同然」という思いから中学卒業を機に東京に上京することを決意。サバサバした描写が多くみられる一方で、髪を染めたり、東京観光の際は誰よりもテンションが上がったりなど可愛らしい一面もある。

釘崎野薔薇が呪術高専に入学が遅れた理由は?おばあちゃんと何があったの?

読者
なんでおばあちゃんと喧嘩してたの?(呪術高専に入る時)
芥見先生
自分のもとで育てたいというおばあちゃんの気持ちと、東京に出たい野薔薇の衝突ですね。

呪術廻戦ファンブックの中で、芥見下々先生はこのように答えている。
そもそも、釘崎野薔薇が呪術を使えるのは、おばあちゃんの影響。おばあちゃんが呪術師で、釘を使う術式である『芻霊呪法(すうれいじゅほう)』が使えるのはおばあちゃんのおかげ。

自分のもとで教育したいおばあちゃんと、東京に行きたい釘崎野薔薇の意志が衝突したのが、呪術高専に遅れて入学した理由なんだとか。

釘崎の言葉のチョイスが面白い

釘崎の口の悪さがわかるのは、やはり釘崎野薔薇が初登場したシーンで、虎杖悠仁と伏黒恵と初対面した場面。

子供のころ鼻くそを食べていそう

釘崎視点では、虎杖はこのようなイメージに見えているらしい。

重油まみれのカモメに火を点けてそう

釘崎視点では、伏黒はこんなイメージなんだとか。というか、重油まみれのカモメって、どっちも入手困難な…

と散々な第一印象を抱いていたが、共に修羅場を乗り越える中で強い仲間意識が芽生えた。

特に虎杖とは同じ東北出身でよく迎合しており、死亡していると報告を受けた彼の生存が発覚した時は堪えながらも涙を流すなどヒロインらしい友達思いな一面も。

釘崎野は虎杖悠仁が好きなのか!?

呪術高専の8巻に出てくる話で、虎杖悠仁の中学の同級生である小沢(中学の頃はデブ)が、ひょんなキッカケで、釘崎野薔薇に恋愛相談を持ちかけるシーン。

虎杖の同級生・小沢は、虎杖悠仁のことを昔から好きだったため、脈アリかどうか、はたまた、高専で仲間となった釘崎が恋仲ではないのか、と気になっている状況で、小沢からこのような質問が投げかけれます。

小沢「釘崎さんも虎杖くんのこと……」
釘崎「天地がランバダを踊ってもない!!」

呪術廻戦8巻

このように、虎杖悠仁への恋愛感情なんて、微塵もないと即否定しましたが、直後に…

虎杖が他の女に取られるのが嫌なのか?という印象を持った読者も多いハズ。
ただ、この感情については、「私が彼氏作るより先に虎杖に彼女できるのがムカつく」と解釈。

しかし、小沢と虎杖が直接連絡先交換することを勧めなかったりと、いろいろ気になる内容もあるので、芥見先生の伏線かともみられる訳です。

釘崎の意外にナイスバディ?

ネット上では、釘崎野薔薇のスタイルが良いというコメントが目立つ。
確かに、制服を着ていてもわかるほど膨らみが目立つ。

強気なキャラですが、最初の任務で六本木の廃墟となったビルで虎杖に助けてもらったときの「ありがとう」と笑顔を見せたときのシーンや、虎杖が最初に死んだときに見せたなど、たまに見せる“女子”の顔のギャップに惚れるシーンが随所に散りばめられている。

釘崎野薔薇の術式とは


釘崎野薔薇の術式とは、「芻霊呪法」(すうれいじゅほう)と呼ばれ、金槌を使って五寸釘を飛ばし、刺さった釘から呪力を流し込む呪法。

機動力や近接戦闘の面では虎杖・伏黒の他の一年に劣る部分はあるが、特定呪霊に対しては高い効果を発揮する。
呪術廻戦にて登場する芻霊呪法は以下の攻撃である。

芻霊呪法「共鳴り」(ともなり)とは

対象から欠損した一部を藁人形に重ね、同時に呪力を打ち込むことで対象本体に遠隔でダメージを与えることが出来る術式。
近距離でも遠距離でも攻撃可能であり純明快であるが、対象とする人物・呪霊や欠落部位によって威力や効果は変動する。

手足の末端から血液まで敵の身体の一部があればあらゆる防御も無効化し、魂に直接攻撃することが可能である。

芻霊呪法「簪」(すうれいじゅほうかんざし)

釘が刺さった対象物に呪力を流すことで破壊する攻撃であり、釘崎の基本的な術式で度々漫画やアニメに登場する。

この術式は釘崎本人が新たに編み出した術式であり呪力を流し込むタイミングは釘崎本人によってコントロールすることが可能で、時間差攻撃としても活用されている。

本数が増えるごとに大量の呪力を流すことが出来るため威力も上がる。
黒閃(こくせん)打撃と呪力が0.000001秒以内に対象が炸裂した際、空間に歪みが起き黒い稲妻のような光が放たれる。

威力は通常攻撃の比ではなく、特級呪霊ですら数発しか攻撃できない難易度が非常に高くねらって出すことはほぼ不可能とされている。

釘崎野薔薇の名セリフ『テメェの人生は仕事かよ』

呪術高専の対抗戦にて、京都校の3年・西宮桃と対戦したときのシーン。

西宮は同じく京都校2年の禪院真依を尊敬しており、釘崎はまた真依の双子の姉・禪院真希を尊敬している。
京都校の真依と東京校の真希は、エリート呪術師御三家の一つといわれる「禪院家」出身。

双子として生まれるも女であるという理由から、落伍者として幼少期を過ごしてきた。
このような境遇から抜け出そうと、真希は東京校の呪術高専に入学し、それに対し西宮は「真依の苦労を理解すべき」「そのために多少の非道も許される」と発言。
また両面宿儺を取り込んだ虎杖のことを「単なるバカ」とあしらい、「呪い(虎杖)といる意味が分からない」という西宮の考えに釘崎は腹を立てる。

どんな生い立ち・境遇であろうと、必死に今の状況を変えようとする苦労を知っているからこそ、釘崎は「“完璧”も“理不尽”も答える義務がどこにある。テメエの人生は仕事かよ」と釘崎は発言。

読者
高校1年生にして、人生を達観したかのような考え方じゃな...

読者から、釘崎はマジでかっこよすぎる、考え方が大人、と話題になったセリフ。

そして、芻霊呪法「共鳴り」によって空中にいる西宮を地上に転落させた際に、

「男がどうとか女がどうとか知ったこっちゃねーんだよ!!」
「テメエらだけで勝手にやってろ!!」
「私は奇麗におしゃれしている私が好きだ!!」
「強くあろうとする私が大好きだ!!」
「私は釘崎野薔薇なんだよ!!」

と自分の行動に誇りと自信を持ち、生まれた境遇に囚われて愚痴をこぼしたり、他人と比べるんじゃなくて、自分を大切にすればいいだろ!という釘崎の思いが込められた発言をしている。

※ここから以下は、重要なネタバレが含まれます。まだ、渋谷事変の終盤に追いついていない方は見ないようにご注意下さい。

釘崎野薔薇は死亡した?生存しているのは確か

ここで気になるのは、釘崎野薔薇は死亡したのか?という情報。
呪術廻戦15巻の渋谷事変にて、真人と戦い顔面が潰されて、釘崎の目玉は飛び出し、死亡したと見られた。

なかなかグロいシーンだが、これで完全に釘崎は死んだと見られた。
しかし、その後、呪術高専京都校1年・新田新(にったあらた)が釘崎がやられた直後に術式で処置を行い、このようなことを言っている。

呼吸も脈も止まってましたが、時間はそんなに経ってないんで
助かる可能性は0じゃない
俺は彼女を連れて(渋谷を)脱出します

このように言っている。
当然ながら、これは伏線であるのは間違いない。

以前に、ケンコバの番組に出演した芥見下々先生は、〝作品が面白くなるならキャラは殺す〟という趣旨の発言。
この発言によって、ネット上では、「釘崎が死ぬことに躊躇はないってことだろ」「芥見下々がキャラをコロスケって言ってただろ」との意見もあるが、この発言で重用なのは、「作品が面白くなるなら」という前置き。

虎杖とナナミンと釘崎が真人にやられたことによって、感情が爆発。真人を最大呪力出力の黒閃で倒した。
虎杖は釘崎が死んでしまったと思って真人へ怒りをぶちまけたわけだが、ストーリー展開として、死亡が確定する前に真人を倒した。その時点で、虎杖悠仁覚醒のトリガーは機能している。死亡確定する前に、そのトリガー役はすでに果たしている。

また、ファンブックでは、ナナミンは享年27歳と記載されており、すでに亡くなったことになっていたが、釘崎についてはそのような表記はない。芥見先生としては何らかの理由で生かしておきたかったと見られる。

呪術廻戦141話から、新ストーリー展開!映画化も目前、釘崎なしには考えられない!

さらに芥見下々先生が出演した番組にて、呪術廻戦のストーリーとして、3つの大きな山場を用意していると発言。
1つは間違いなく「渋谷事変」であり、真人を倒すところまでが山場だったのは間違いない。

その後、141話より、乙骨先輩が登場したタイミングで、新しいストーリーがスタートしている。

アニメのシーズン的に、渋谷事変終了でワンクールが終了していると予想でき、鬼滅の映画大ヒットから、呪術廻戦は同レベルとはほど遠いものの、これまでの発行部数から鬼滅の3分の1ほどの興行収入は容易に見込める。そんな大ヒット作品であり、女性からの指示も厚い準主人公キャラの釘崎野薔薇がこの3分の1のストーリーが終了した段階で死亡させるだろうか?

ストーリー展開として、これで面白くなれば生存の可能性はないのだが、釘崎がいなくなったら間違いなく、商業的な成功は下降線を辿るとみられる。

よって、釘崎野薔薇は間違いなく、生存している。
そして、渋谷事変終了後、重要なストーリーの分かれ目での再登場。

目ン玉ぶっ飛ばされたレベルの瀕死の状態から、どんな姿で再登場するかは不明だが、釘崎の復活を望むファンは多いだろう。

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