呪術廻戦102話で冥冥の弟・憂憂(ういうい)のシン陰流・簡易領域の使い手であることが判明

呪術廻戦本誌101話では七海建人が釘崎野薔薇に待機命令を出し、七海は禪院真希たちと渋谷駅を目指す。
一方、冥冥の元に偽夏油が現れ、疱瘡神(ほうそうかみ)との戦いが始まる。
虎杖悠仁は渋谷駅にて、脹相との戦いが始まるのだった。

呪術廻戦102話では虎杖と脹相の本気の戦い、窮地に立たされた冥冥と疱瘡神の戦いが描かれていきます

⚠︎こちらでは呪術廻戦本誌102話のネタバレと考察をしております。重大なネタバレが含まれる可能性がありますのでご注意下さい。

呪術廻戦102話のネタバレ

前回までのあらすじ

・七海は釘崎に待機命令を出し、真希達の元へ向かう
・冥冥と憂憂の前に偽夏油が現れる
・夏油は冥冥の前に疱瘡神を放ち去ってゆく
・虎杖は渋谷駅で脹相と戦闘

第102話『渋谷事変20』

弟を殺した虎杖と脹相の対峙

虎杖は受胎九相図の脹相と対峙。
脹相は壊相と血塗が何か言い残してたか問いただす。

何も言い残していないという虎杖だが、弟たちは最後、涙を流していたと伝えるのだった。

弟達の最期を知った脹相は怒り、そして壊相と血塗の為に
仇を取るために臨戦態勢に入るのだった。

危機的状況の冥冥


一方の冥冥は疱瘡神との戦いを続けていた。
3.2…という合図と共に上から降ってくる墓石と続けざまに棺桶が登場する。

冥冥は斧で攻撃を避けつつ、疱瘡神の領域について理解するのだった。

疱瘡神の領域での攻撃3段階の必中効果があるようだった。

①棺桶に拘束
②墓石で埋葬
③3カウント開始

これらが疱瘡神(ほうそうかみ)の必中効果である。
棺桶に拘束されてから3カウント以内に脱出出来ないと、特定疾病の病によって冥冥は死んでしまうというものである。

その為冥冥は3カウント以内に脱出を繰り返していた。

しかし度重なる墓石の埋葬により負担がかかりはじめた冥冥。
あと2回もくらえば、いつもの動きができなくなる。
つまりこの状態で偽夏油と対峙したら負けてしまう。

冥冥は憂憂に無事か確認を取る。
この領域内で必中術式は1人にしか発動しないと察する。
より呪力が強い者に反射で標的にしているというのだ。

危機的状況を脱する方法

冥冥は、この状況を打破する為には憂憂を攻撃対象に変更し、自分が自由に動く時間を稼ぐ必要があったが
憂憂が墓石攻撃を1度でも喰らってしまったら死んでしまう。

しかし冥冥は、「私のために死んでくれるかい?」と憂憂に笑顔で問い、憂憂もそれを承諾する。

すると憂憂は呪力を高め、逆に冥冥は呪力を抑える。
疱瘡神は憂憂の方が呪力が高いと判断し憂憂に攻撃を仕掛けてくる。

憂憂はそのまま棺桶に閉じ込められ、墓石攻撃を仕掛けるが
何故か墓石が降ってこない。

なぜなら憂憂はシン・陰流 簡易領域を発動していたから。
冥冥の「命懸け」の言葉は憂憂への呪術使用許可の合図だったのだ。

簡易領域は、領域展開対策であるため必中効果を発動させられなかったという事だった。

冥冥はその隙に斧で疱瘡神に攻撃をする。
治癒力の高い疱瘡神は直ぐに復活してしまうが、
烏を高速移動させ身体を貫いていき、一撃で疱瘡神を倒したのだった。

術師にとって簡単に能力を底上げする方法

倒した疱瘡神を見ながら冥冥は術師にとって最も簡単に能力を底上げする方法は何かと問う。

憂憂は命をかけた縛りであると答える。


冥冥の黒烏操術で先程放った烏の高速移動は大技で神風(バードストレイク)というもの。
烏に自死を強制させその代価に本来微弱である動物(烏)の呪力制限を解放。
相手に体当たりさせる大技なのだ。

神風を防ぐ事が出来た人間は五条悟以外存在していない程の強い技だという。

疱瘡神を倒した冥冥と憂憂。
冥冥は烏に自死を強制させ、ついに目の前に現れた本丸の偽夏油との対峙へと向かう。

偽夏油は「やるじゃないか最近の術師にしては」と意味深な言葉を呟き
戦闘モードに入るのだった。

103話に続きます。

呪術廻戦102話の考察・感想

102話感想

今回は冥冥の活躍が凄かったですね。
そして憂憂がシン陰流使いだったのも判明しましたし
簡易領域が対領域展開用だという事も分かりました。
次回は冥冥と偽夏油の戦いになりそうですし楽しみです。

脹相の心境について考察

壊相と血塗が最期涙を流し死んでいった事を知った脹相は、怒りに震えていましたね。

以前から兄弟愛は強いと感じていましたが、受胎九相図は
受肉された呪霊ではあるものの、呪霊より人間に近い存在だと思われます。

仲間意識と言うよりも家族を殺されたという事に対して怒っている印象でしたので
本当に壊相と血塗が脹相にとって大切な存在だったんだなと感じました。

憂憂の簡易領域について考察

シン陰流、簡易領域を使える憂憂ですが、これは京都校の三輪等も使える術式です。

シン陰流自体は、本来門下生のみの術式なので
憂憂もシン陰流の門下生の可能性があります。

そして簡易領域はある程度の呪力とセンスさえあれば誰でも取得できるという利点があります。
呪力消費も少ないものなので憂憂のようにあまり強くないキャラでも使えるのはいい所ですね。

また、簡易領域は狭い範囲ではありますが、術式を中和(無効化)する事が出来ますので
棺桶という狭い範囲内での墓石攻撃にはかなり有効な術式だと考察できます。

命を懸けた縛りの考察

冥冥は烏に自死を強要させ神風を発動しておりました。
どの術式にも言えますが、縛りがある程その分その術式は強くなります。

烏は元々そこまで強い動物ではありませんが、縛りを作る事によって特級呪霊とも戦えるレベルまで底上げしているという事になりますね。

更に憂憂への術式の使用許可の際も、私のために死んでくれるかい?という言葉を発していました。
恐らく憂憂に対しても縛りを設けております。

シン陰流では、故意に門下生以外に術式を教える事は縛りで禁止としている為
簡易領域の威力を上げていますが、憂憂は更に冥冥の縛りもあり
恐らく三輪等の簡易領域以上に冥冥との縛りによって術式効果を更に上げている可能性があります。

だからこそ冥冥ですら体力を持っていかれた疱瘡神の墓石攻撃を無効化できたのかもしれません。

今後の展開予想

虎杖と脹相の戦いが本格的に進むと思われます。
恐らくですが脹相も偽夏油と一緒に居るため、特級レベルでしょうし
虎杖も一筋縄ではいかないのではないのでしょうか。

また冥冥と偽夏油の戦いも始まっていくかと思われます。
今後が楽しみですね。

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