二月の勝者156話のネタバレ考察|開成中合格発表のとき…島津順&上杉海斗、二人の約束は果たせるのか

2月の勝者156話のネタバレ考察ですが、これまで全敗中の今川理衣沙を救うべく立ち上がった桂。受験会場で待ち構え、クセ強な親を桜花ゼミへ誘い出す…。一方、皆さんが待ちに待った開成中の合格発表のとき。「開成合格!」男たちの約束を守ることはできるのか・・・?

こちらでは二月の勝者本誌156話のネタバレと考察をしております。重大なネタバレが含まれる可能性がありますのでご注意下さい。

二月の勝者156話のネタバレ

前回までのあらすじ

155話のポイント
  • 小6生に年間200本の作文訓練、都立“受検”は異質
  • 結局は「経済力」、都立受検の真実
  • 男子御三家、初の合格者!!

第156話『二月の困憊』

なぜ、花恋はまだ受験を続けるのか?

2月3日7時45分
場所は豊島園女子中学
(現実世界では、準御三家とも評される「豊島岡女子学園」)

最後の戦いに向かう前田花恋。

1月入試で“新宿海浜(渋幕)”を落とし、ドン底を経験。
しかし、鉄の精神力で立ち直り、2月は御三家含む全勝中の花恋。

「桜花吉祥寺校の合格実績、私が爆上げしてくるからね!」

父親にそう意気込む。

「花恋シッ!いろんな思いの子がいるんだから!」

父は周囲を気遣った。

桜蔭への進学を決めている花恋にとっては、受験を辞退しても良かった。
前日には親も辞退を推奨していた。

しかし、花恋の意志は固かった。
お世話になった桜花吉祥寺校へ恩返しは合格実績の他ないと考えたからだ。

このままでは絶対終わらせない!桂の決意

同時刻 光花女子中学

応援のため会場入口で待機するのは桂。

そして、焦燥感に包まれた表情の親子が数メートル先から歩いてくる…

今川理衣沙親子だった。

「今川さーーーーん!」

桂が呼び止めると、理衣沙は驚いた表情。
しかし、桂の元へ歩み寄ると、こう吐き捨てた。

「理衣沙のとこなんかこなくていいのに。」
「どうせ、ここも受かりっこないし。」

確かに実力と受験校の偏差値はかけ離れていた。
奇跡でも起きなければ、合格する見込みはない。

端から諦めムードが漂う理衣沙。

御守りとして用意していた「馬の蹄」のネックレスを手渡し、桂はこう勇気づけた。

「自分の足でたどり着いた先が自分にとっての幸せ」
「だから、今川さんが自分で考えてたどり着いた先であれば、どこだって、先生は応援する。どんなことがあっても、絶対に。」

“自分の憧れに正直にあって欲しい…”

母親に敷かれたレールの上を無理矢理に進まされていた娘。
一方、理衣沙には陰ながら思っていた学校は存在していた。

2月1日前日、最後の授業で伝えたかった桂のメッセージとリンクした。

「お母様。今日の私見が終わりましたら一旦、桜花にいらして頂けませんか?」

理衣沙の母へ声をかける桂。
娘を救うには母への説得が必要だった。

二人と別れた後、桂は自分へ言い聞かせた。

「このままでは絶対に、終わらせない。」

「開成合格!」約束した二人の結末は…

2月3日 13時30分

都立大石山中等教育学校の“受検”を終えた島津順。

校門前で母と合流するなり、

「ママ、もう見た?」

と結果が気になる順。

そう、3日正午は開成中学の合格発表が行われていた。

親子2人は結果を確認するため、近くのファミレスに駆け込んだ。


一方、海上中学の受験を終えた上杉兄弟。
学校近くのカフェに入ると、そこには父がパソコンを開いて待っていた。

「一緒に見よう。」

意を決し、開成中の結果確認する。

 

島津順と上杉海斗…
二人はあの日、神社で約束した。

「開成合格!」

絵馬に願掛けしたシーンを回想しながら、156話は終了する。

次回はついに開成中の合格発表…

2月の勝者156話の考察・感想

156話の考察

次回はついに開成中の合格発表ですね。
2月に入ってからかなり長かったですが、ついに…です。

ドラマ「2月の勝者」でも圧倒的な主役キャラだったのは島津順くん。本誌でも開成合格発表を最も楽しみにされている方も多いのではないでしょうか。

一方、予想通りな展開になりそうなのは今川理衣沙。
桂がこの後、クセ強な親を説得し、以前に学校公開で訪れていた「聖カサブランカ」への受験を後押しする..という展開になりそうですね。

157話がこれまでで最もアツい展開になるのは間違いなしです。

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