二月の勝者101話のネタバレ
ビッグコミックスピリッツ連載「二月の勝者」とは
週刊ビッグコミックスピリッツ©小学館
2020年の大学受験改革を目前に、激変する中学受験界に現れたのは生徒を第一志望校に絶対合格させる最強最悪の塾講師・黒木蔵人!
受験の神様か、拝金の悪魔か? 早期受験が一般化する昨今、もっとも熱い中学受験の隠された裏側、合格への戦略を圧倒的なリアリティーでえぐりだす衝撃の問題作!
前話のポイント
・黒木が言っていた「努力しない理由」の真意
・娘が落ちても、恥をかかない母親の戦略
・黒木が過労で倒れる…
二月の勝者101話のネタバレまとめ
佐倉ちゃんに大事な荷物を託すクロッキー
過労から桜花ゼミナールの床に倒れ込んでしまった黒木。その場を発見した佐倉に対して、“大事な荷物”だから、あるところに届けてほしいという。
しかし、その中身については詮索しないで欲しいと佐倉はお願いされる。受け渡し場所についても、ある人物に連絡を取るので、その待ち合わせ場所まで運んで欲しいという。
佐倉は、心配そうに黒木を見つめながらも「わかりました」と答える。
詮索しないでほしいという言葉に対して、すべてを打ち明けてくれない黒木に対して、何かを一人で抱え込んでいるのでは…という気持ちになるが、その場は深く聞かないことに決めた。
とにかく、黒木は「俺のことは心配しなくていいから…」と荷物を佐倉に託す。
佐倉は後退りしながらも、去り際に「万が一、こんな半人前相手に気が向いたら…いつか先生の抱えているもの、いろいろ聞かせてください」と言葉をかけた。
佐倉が荷物の渡す相手は、見たことのない女子高生
クロッキーの彼女説 pic.twitter.com/tUXILwydUy
— ユルペディア (@youloopedia_com) February 28, 2021
黒木の後輩のショーマが来るのでは..と予想する佐倉。
一方、そのショーマは「忙しくていけそうにない」と黒木にLINEをしているところだった。
そして、ショーマは「本人に取りに行かせました」と黒木にLINEで報告する。
「あっちの用事を頼んだ時点でバレるのも必然か..」と、塾の床に横たわりながら、LINEの画面を見てつぶやく黒木。
吉祥寺駅の周辺のコンビニ前で、荷物の受取相手と待ち合わせ場所をする佐倉。
そこに、「おねえさん ありがとう♡」と声をかけてくる女子高生。佐倉の目の前には、メイクバッチリ&毛先ピンク色のツインテールの女子高生が立っていた。
この子、一体誰!?
クロッキーの彼女?!変な妄想をふくらませる佐倉
「今日欲しかったの!ありがとう」と感謝する女子高生。
その腕には、ミサンガがつけられており、「そういえば..」と佐倉は勘ぐる。というのも、黒木もお揃いのミサンガを腕につけていたからだ。
「まさか!!」と驚く佐倉。
アクセ的なものがおそろという時点で…と妄想を膨らませ、黒木の彼女では..と疑う佐倉。
「いつか先生の抱えているもの、いろいろ聞かせてください!」と黒木にかけた言葉がなんて野暮だったのか、と後悔してしまう。
女子高生が帰った先は「コスプレパブ」!?
「ありがとうございました!」といって、立ち去っていく女子高生。
しかし、佐倉から渡された荷物はかなりの重量。非力な女子高生では簡単に運ぶことはできなかった。その姿を見て、佐倉は「夜も暗いし、一緒に帰るよ!」と提案する。
じゃあお言葉に甘えて..と答える女子高生。
向かった先は…
やはり、あのコスプレパブ「みるく」のある怪しい雑居ビルだった。
その雑居ビルといえば、黒木が「出ていけ!詮索するな!」「入ってきたらお前を許さない!!」と感情的になっていたのは記憶に新しいところ。
真実を知ってしまったら、今後は仕事で気まずくなってしまう…
「このへんで失礼するね…」と言って帰ろうとする佐倉だったが、女子高生から「よかったらお茶でもいかがですか?」と誘われる。
その時、中から「ティアラ、おかえりー!!」と呼ぶ声が。
部屋の中で広がっていた光景は「個別指導塾」か
ティアラというのは、佐倉から荷物を受け取った女子高生のこと。
そのティアラを呼んだのは、夜の街で働いていそうな女性。母親だろうか?
中に案内される佐倉だったが、目の前に広がっていたのは、「個別指導塾」のような光景。その中で勉強を教えている一人にショーマもいる。
中には、高校受験の問題集を中学生や、大学受験の参考書を広げるものの姿もあるが、部屋の中で、布団に被っている赤ん坊の姿もある。
一体これはなんなのか?
佐倉が荷物は問題集 pic.twitter.com/Gxk0IhAKoc
— ユルペディア (@youloopedia_com) February 28, 2021
そして、黒木が渡したスーツケースの中には、大学受験用の参考書や問題集がびっしり敷き詰められていたのだった。
101話の考察・感想
やはり、クロッキーがしていたのは片親の子ども達への学習支援か
クロッキーから佐倉が託された荷物は、子どもたちへの問題集・参考書であったことが明らかになった。
子どもたちの様子をみると、片親(夜の街で働く親の子ども?)への学習塾を黒木が運営しているとみられる。そして、その活動を支援しているのは、元・後輩のショーマや、水道橋校の碧山(東大卒)である。
黒木は過去に自分か、もしくは大事な人が、両親の離婚によって進学を諦めなければいけないような経緯があったのかもしれない。
これまでの伏線が徐々に回収され始めている。続きが気になる…
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