呪術廻戦125話で釘崎過去編に突入、真人の無為天変(むいてんぺん)で死亡か…【渋谷事変】

呪術廻戦(じゅじゅつかいせん)125話では、釘崎過去回想編に突入。そして、現実世界に戻ってきたと思いきや、真人による「無為天変(むいてんぺん)」にて、目ン玉ぶっ飛びのダメージを喰らってしまい、生存不明状態へ…
⚠︎こちらでは呪術廻戦本誌125話のネタバレと考察をしております。重大なネタバレが含まれる可能性がありますのでご注意下さい。

呪術廻戦125話のネタバレ

呪術廻戦124話では、釘崎の共鳴りで真人本体にもダメージが加わり動けずにいた。
その隙に虎杖は真人に立て続けに攻撃を加えていく。

しかし分身の真人が真人本体の危機を察知し、釘崎の前から逃走。
分身を追い虎杖と真人本体に遭遇したが、分身と入れ替わり
真人本体によって釘崎は無為天変を食らってしまう。

釘崎はふと幼少期を思い出していた。

125話では、釘崎の過去が明かされる。
同級生のふみと、7つ上の沙織と仲良くしていた釘崎。
しかし沙織は村八分により引越し。釘崎は村を嫌悪してしまう。

だが呪術高専の仲間との出会いで徐々に人を信頼し始めていた。
しかし真人による無為天変で釘崎は虎杖の前で大ダメージを負ってしまう。

前回までのあらすじ

● 共鳴りにより真人本体が動けなくなってる内に虎杖が攻撃をする
● 分身の真人は本体の危機を察知。
● 釘崎から逃亡し虎杖と本体の居る渋谷駅地下へ
● 本体は分裂。虎杖から逃走を図る
● 本体と分身が接触して入れ替わり、釘崎の目の前に真人本体が現れる。
● 本体だと気付かぬ釘崎は真人本体の無為天変を喰らう
● 釘崎は幼少期の事をふと思い出していた。

第125話『あの子の話』

ふみ目線の幼少期の釘崎

釘崎が小学1年生の頃、ふみという女の子が釘崎の住む村に引っ越してきた。

ふみは水色のランドセルを好んで使っていたが
全校生徒19人という小さな学校では、赤か黒のランドセルしか使っておらず
ふみの水色のランドセルは皆嫌いだったのだ。

しかし釘崎だけは違った。

釘崎はふみの水色のランドセルを欲しがり交換しようと提案。

半ば無理矢理ふみと1日ランドセルを交換した釘崎だったが飽きてすぐ返却する。

その日から釘崎はふみの家に入り浸るようになった。
釘崎は村の人間が嫌いだった。

釘崎曰く狭い村だから、友達になるより他人になる方が難しいんだという。

ふみはいい事じゃないかと当時は思っていたが
数年経って近所のおばあちゃんが赤飯を炊いて持ってきた時に
釘崎が話していた事、その気色悪さを理解出来たとふみは思う。

沙織の引越しにより変わる野薔薇

ふみは小学生らしからぬことを言っていた釘崎は、今思えば誰かの受け売りだと察していた。

受け売りのきっかけとなったのは、新しく引っ越してきた年上の沙織。

釘崎は沙織の住む大きな屋敷のような家を
「秘密基地」だと言い、ふみと共に沙織の家に通い始める。

ふみより後に引っ越してきた沙織は、嫌な顔1つせずにふみと釘崎を受け入れていた。

沙織に出会ってから釘崎は品のようなものが身についていったのだ。

暫くして沙織の家の様子がおかしくなってゆく。
ゴミが置かれ、落書きをされ、人為的に積まれた雪が家の前に置かれるようになったのだ。

それからさらに少し経って沙織は引越しをしてしまう。

釘崎とふみは、沙織を見送ったがとにかく釘崎が
顔をべちゃべちゃにする程号泣していたのだった。

10年後、釘崎の引越し

約10年が経ち、釘崎は東京の高校へ通うことになる。
入学時期が6月と中途半端になったのは、祖母と揉めたのが原因だったらしい。

別れ際釘崎はふみに「二度と戻ってこない」と話す。
この時のふみは私の時は泣かないんだと心の内で思っていた。

沙織が引っ越してからはふみと釘崎は沙織のこ事を話していなかったが
釘崎は次会うときは3人で!!!と言いながら釘崎は目に涙を浮かべる。

それを見たふみは泣きながら「うん」と何度も頷くのだった。

現在の沙織は…

現在の沙織は編集者となっていた。
校了日が迫っている沙織は、先輩とギリギリ作業していた。

そんな中2人の雑談は結婚願望の話になり、そこから沙織が中学2年生の時の話をし始める。

沙織は中学2年生の時に釘崎のいるド田舎へ引越しをしていた。
沙織曰く「オーガニックでスピリチュアルなヤバい母親だった為田舎に引っ越した」という。

そこで出会った7歳下の釘崎とふみ。
特に懐いてくれた釘崎がかわいくて仕方なかった沙織。

慕ってほしいが故に、無理にお姉さんぶったこともあり、紅茶を出したりしていたのだ。

しかし、沙織は少し自信のない表情をする。

あれだけ慕ってくれた釘崎が、今の普通の沙織を見たらガッカリするだろうと考えていた。

沙織は「元気かな野薔薇ちゃん、今どこで何をしているんだろう」と釘崎の事を想っていた。

今の状況は悪くなかった釘崎

釘崎は無為転変でダメージを喰らった左目を抑えながら色々考えていた。

あの村の連中は全員頭がおかしい。
おかしい奴の声は大きくて自分以外の全てに思えて
土足で他人の人生を踏みにじるものだと。

それは沙織の件があったからだ。

しかし釘崎は呪術高専の仲間たちを思い浮かべ、そんな事もなかったと笑う。

釘崎は心の内でふみに約束を守れなかった事を謝り、
目の前にいる虎杖に対し伝言を頼む。

呪術高専の仲間に「悪くなかった」と伝えてくれと。

その瞬間、無為天変によって釘崎の左目は吹き飛んでしまう。

目の前の虎杖の頬にも、釘崎の血液付いてしまうのだった。

126話へ続きます。

呪術廻戦125話の考察・感想

125話感想

釘崎の過去の話が明らかになり、とにかく東京に憧れを持っていた理由が分かりましたね。
沙織の存在が今の釘崎を作っていた事も分かりました。

そして釘崎は無為転変により左目が吹き飛んでしまいましたが
安否不明のままなのでかなり不安ですね。

釘崎が育った村のついて考察

釘崎は他人になる方が難しいと話していましたがこれは
ふみが数年後に村のおばあちゃんが赤飯を炊いて持ってきたという話につながります。

というのも恐らくですが、数年後のふみは初潮が来ていたと考えられ
狭い村だからこそすぐに話が広まり、おばあちゃんが赤飯を炊いて持ってきたのだと思われます。

プライバシーを気にする事が無い為、村の人全員が噂つたいで、それぞれの家庭の事を知っていたのでしょう。

また、ふみのランドセルの件ですが、田舎特有の固定観念の強さを表してる思われます。

田舎では新しいもの、珍しいものをあまりよく思わない傾向があるらしく
また世間体もかなり気にするので、村の人間は周りに合わせていたのだろうと考えられます。

沙織と釘崎の関係性について考察

沙織に懐いていた釘崎は、少しずつ言動が変わって
やんちゃだった釘崎に品の良さが加わりました。

釘崎は沙織の事をかなり気に入っていましたが
恐らく村の人間にはない、気遣いや品性、
沙織は憧れの存在だったのかもしれません。

現在の釘崎を作り出したのも沙織が居たからこそで
東京に憧れを持ったのも沙織のおかげだろうま考えられます。

沙織が引越しをした理由について考察

沙織が引越しをした理由の1つに
村の人間からの嫌がらせ、つまり村八分があったと考えられます。

しかし沙織は母親の事をオーガニックでスピリチュアルなやばい女と話している事から
村で母親が浮いてしまった可能性もありますね。

沙織の家も外観がおそらく田舎には珍しいおしゃれな風貌をしていましたし
余所者扱いされてしまったのかもしれません。

悪くなかったという言葉について考察

釘崎は高専の仲間を思い出し悪くなかったと発言しています。

恐らく沙織の件以降人間不審になっていた釘崎。

しかし高専の仲間と過ごすうちに、少しずつ人間不審を克服していき
人と居るのが楽しくなったのだろうと思われます。

また釘崎は七海のように虎杖に呪いの言葉を遺していません。
あくまでみんなと過ごした時間が悪くなかったと発言しています。

本誌では死が確定したキャラが虎杖に呪いの言葉を遺しています。

この事から釘崎は生存する可能性がありえるかと思われます。

今後の展開予想

今回真人の思惑通り、虎杖の目の前で釘崎は無為転変によって生死不明の状態になりました。

ただでさえ虎杖は宿儺の件、七海の件とあり既に精神面が壊れかけてるはずですので
同期の釘崎がこのような状態になった事で、心が折れてしまう可能性がありそうです。

ただ真人との戦いは終わってませんのでどうにか危機を脱出するのではないのでしょうか。

次回に期待ですね。

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