呪術廻戦117話で伏黒恵「(ふるべゆらゆら」で八握剣異戒神将魔虚羅を召喚、ビジュアルエグすぎ!

呪術廻戦117話で、伏黒恵が命と引換えに、「布瑠部由良由良(ふるべゆらゆら)」と唱え、十種影法術の最強の式神・八握剣異戒神将魔虚羅(やつかのつるぎ いかいしんしょうまこら)を召喚。渋谷事変の中でもトップ3に入る神回です。
⚠︎こちらでは呪術廻戦本誌117話のネタバレと考察をしております。重大なネタバレが含まれる可能性がありますのでご注意下さい。

呪術廻戦117話のネタバレ

呪術廻戦116話では、火力勝負を行う事になった宿儺と漏瑚。
お互い渾身の火力で挑んだが勝負は一瞬で決着を迎え宿儺が勝利する。
漏瑚の本音が明らかになり、宿儺に強かったと言葉をかけられ漏瑚は涙を流すのだった。
その後裏梅が登場し、宿儺と裏梅の繋がりも発覚。
一方の伏黒は、何らかによって血だらけで倒れていたのだった。

117話では、重面に刺された伏黒は瀕死の状態であった。
後がないと察した伏黒は、重面と2人で禁断の調伏の儀を行い十種影法術の最強の式神を召喚する
式神によって伏黒は先に倒されてしまう。

しかしそこへ宿儺がなぜか味方として現れるのだった。

前回までのあらすじ

● 宿儺と漏瑚が火力勝負を行う
● 宿儺の火力によって漏瑚は死亡
● 漏瑚はあの世で花御、陀艮と再会
● 宿儺は漏瑚の強さを認め漏瑚は涙を流す
● 突如現れた裏梅。実は宿儺と裏梅は1000年以上前から知り合い
● 瀕死の伏黒。そして重面の前に大きな影が現れる。

第117話『渋谷事変35』

瀕死状態の伏黒恵

23:05 道玄坂109前

重面によって刺され瀕死の伏黒は重面に十種影法術について話していた。

・十種影法術は最初にまず2匹の玉犬が与えられる
・それ以外の式神を扱うには術師と玉犬で調伏が必要
・手持ちの式神を増やしながら調伏を進める事で10種の式神を手にする事ができる

と伏黒は説明する。

ボロボロなのに重面に近寄る隙は見せないが出血量が多い為伏黒はその場に倒れてしまう。

倒れても尚話し続ける伏黒。
調伏は複数人でもできるのだという。しかし複数人での調伏はその後無効になるとの事。

つまり術師にとっては意味が無い儀式になってしまう。

しかし特殊な使い方も出来るというのだった。

五条家と禪院家が不仲の理由

伏黒は以前五条と話していた事を思い出していた。

五条曰く五条家と禪院家の仲が悪いのは江戸時代、慶長の時の御前試合が原因だという。
両家の当主は御前試合で本気で殺し合いをしてしまい両方死んだという。

その時の五条家の当主は、五条悟と同じ六眼持ちの無下限呪術使い。
禪院家の当主は伏黒と同じ十種影法術の使い手だった。

五条は「僕の言いたい事分かる?」と伏黒に言う。

つまり五条は伏黒が最大限の力を発揮できれば、五条と対等に戦える力を持てるというのだった。

奥の手を使う伏黒

伏黒は五条の言葉を思い出しつつ「この時の当主もこのような使い方をしたんだろうな」と考えていた。

するとその時地鳴りのような音が鳴る。
動揺する重面の目の前には怪しい空気が漂っていた。

伏黒はそんな重面に説明を続ける。

式神は調伏しないと使えないが調伏する為なら式神を呼び出せる。

歴代の十種影法術師の中にこの式神を調伏出来たものはいないと言いながら
ついに十種影法術最強の式神を呼び出す。

伏黒の言葉を思い出し、焦る重面を目の前に、伏黒は「布瑠部由良由良(ふるべゆらゆら)」と唱える。

すると、八握剣異戒神将魔虚羅(やつかのつるぎ いかいしんしょうまこら)
という最強の式神を呼び出したのだった。

強制的に始められた儀式

重面は制御不可能な程強力な式神の調伏の儀式を
2人で強制的に始められたと察していた。

つまり伏黒と2人でこの式神を倒さねばらない。

しかし伏黒はもう体力も限界であった。
心の中で虎杖に「悪い」と思いながら重面に向かって「先に逝く、せいぜい頑張れ」と口にする。

その瞬間、魔虚羅によって伏黒は吹き飛ばされてしまい、生死不明となる。

重面は調伏を1人で行わねばならなくなり絶望していたのだった。

異変に気づく宿儺

裏梅と再会していた宿儺だったが、宿儺は異変を感じ取る。
宿儺は急用ができたと話し、裏梅に「俺が自由になるのもそう遠い話ではない、ゆめ準備を怠るな、またな裏梅
と言いその場を去る。

裏梅は「御意に」と宿儺に話し、去った後に「お待ち申しております」と頭を下げるのだった。

その頃重面は魔虚羅に攻撃されかけていた。
しかし瞬間移動によって伏黒と重面の元に現れた宿儺が重面を抱え
魔虚羅の攻撃をギリギリ回避する。

宿儺は伏黒が仮死状態という事を確認し、重面を助け出して正解だったと言う。

伏黒は、道連れの形で調伏の儀式に重面を巻き込んでいたのだ。
つまり重面が死ぬと儀式は終了するが、同時に伏黒の死も確定してしまうと宿儺は察していたのだ。

宿儺が魔虚羅と戦う事を決意

宿儺は「お前にはまだやってもらわねばならない事がある」と言いながら
伏黒に反転術式を施す。

助けられた重面は宿儺に声を掛けるが大人しくしていろと一蹴されてしまう。

宿儺は伏黒を生かすためには異分子である自分が魔虚羅を倒し調伏の儀式を無かったことにすると決意。

戦闘モードに入る宿儺。魔虚羅との勝負が今始まる。

148話に続きます。

呪術廻戦117話の考察・感想

117話感想

ついに伏黒が奥の手を使いましたね。
今までも使おうとしていましたがここに来て出すとは思いませんでした。

そして宿儺が伏黒にやってもらいたい事があるのも気になりますし
魔虚羅との戦いがどうなるかも楽しみです。

五条家と禪院家について考察

江戸時代、慶長に御前試合をして両家当主が死亡しており
五条家と禪院家には過去にも五条と伏黒のような術師が居たと発覚しました。

禪院家に売られかけた伏黒は億単位で取引されようとしていましたので
もしかしたらこの御前試合以降「十種影法術師」が居なかった可能性があります。

実際禪院家の血を引く者は伏黒以外十種影法術を使える術師が居ない為
不仲になっている五条家、つまり五条悟と対等に戦える存在が欲しかったのかもしれません。

五条家も無下限呪術を使える者は過去にも存在していますが
六眼持ちの無下限呪術師は五条がうん100年ぶりの存在だと説明されていましたので
同じく御前試合以降ぶりの存在かと思われます。

五条と伏黒について考察

この御前試合の話を踏まえ五条は伏黒に言いたい事が分かるか聞いていますが
これは伏黒が魔虚羅を使えば五条をも殺せる可能性があるという事だと予測できます。

現代最強と言われる術師の五条ですが、伏黒もまた五条に続く最強の術師になれるのかもしれません。

しかし実際は魔虚羅によってかなりのダメージを喰らってしまいますので
御前試合を同じような事の繰り返しになってしまいます。

ただ伏黒が今後魔虚羅を完全調伏出来たとすれば
五条より強くなる可能性はありますね。

強制的に始められた儀式について考察

伏黒はもう自分が長くないと予想していた為、このような使い方をしたのだろうと思われます。

魔虚羅は、伏黒が死んでも重面が生きている限りは暴走してしまいますが
両方死んでしまえば渋谷の被害も最小限に抑えられ、更に儀式も無かった事になります。

重面が魔虚羅に勝てるとはそもそも思っていないはずなので
両方死ぬつもりで魔虚羅を呼び出したのでしょう。

伏黒を使い何かをしようとしてる宿儺について考察

仮死状態の伏黒にまだやってもらう事があると話しながら
反転術式にて伏黒を最低限治した宿儺でしたが
恐らく裏梅に話していた準備と何らか関係がありそうです。

宿儺は以前から伏黒をかなり気にしていましたし
自ら魔虚羅に立ち向かう決意をしてる位なので、
宿儺にとって伏黒は目的を果たすキーポイントになってる可能性がありそうですね。

まだ何を考えているのかは分かりませんが、完全復活を目的としているのであれば
宿儺の指のみでは恐らく宿儺は完全復活出来ないのかもしれません。

魔虚羅と宿儺について考察

宿儺は魔虚羅をみて瞬時に状況把握していましたが
御前試合が江戸時代という事であれば宿儺は既に存在していますし
魔虚羅の事は知っていた可能性があります。

そしてわざわざ伏黒を目に付けて居るという事であれば
魔虚羅を使えるという事は使い方によっては宿儺の目的にも必要なのかもしれません。

今後の展開予想

宿儺と魔虚羅の対決が主になるかと思われます。

実際どちらが強いのかは次回で分かると思いますが
伏黒の死を確定させたくないとすれば宿儺は本気で勝ちにいくでしょう。

次回は熱い展開になりそうですね。

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