日大アメフト部・宮川泰介選手が退部決意、悪質タックルは内田正人監督の指示か(画像あり)

関学クォーターバックへの悪質タックル問題に揺れる、日大アメフト部・宮川泰介メンバーが退部を決意したと報道。一方、タックルを指示したと張本人と関係者が明かした内田正人監督は雲隠れ。日大広報は「監督の指示ではない」と学生ではなく、監督を守る構え…一体なぜ?

日大アメフト選手、孤立無援になり退部へ…

アメリカンフットボールで対外試合出場禁止処分を受けた日大DLの選手が、退部の意向であることが分かった。日大関係者が15日に明らかにした。

日刊スポーツ

日大フェニックスのアメフト選手(3年生)が関西の強豪校“関学”こと、関西学院大学ファイターズとの定期戦で関学のクォーターバックを負傷させた「悪質タックル」事件。

監督は雲隠れ、タックルした選手は退部という驚きの展開を見せている。

日大アメフト選手の悪質タックル動画


体部を決意した日大アメフト選手

日大アメフト部の宮川泰介選手
日大アメフト部、悪質タックルをした宮川泰介選手

日大悪質タックル問題で、退部を決意したのは日大3年アメリカンフットボール部・宮川泰介メンバー。
関学クォーターバックに対する3回のラフプレーにより、退場処分を受けた。

反則をした宮川メンバーは、試合終了後に「泣いていた」と報道。

そもそも、なぜタックルしたのか?

「試合に出場したかったら、1プレー目で相手のQBを壊してこい」「何か聞かれたら、監督の指示だと言え」
日大・内田正人監督が反則をしたDLにそう指示したのは試合前日だった。

HUDDLE

アメフトの魅力を発信するウェブメディア「HUDDLE」が日大復数の関係者に取材したところ、反則タックルは監督の指示であったと明らかに。

反則タックルを実行した宮川泰介メンバーは、1、2年生時はチーム内でも活躍したものの、3年生になってから不調により出場機会が激減。精神的にはかなり追い込まれたが、挽回するために監督に指示に従ったと見られています。

反則タックルを指示?内田正人監督とは

日大アメフト部監督の内田正人

「選手に責任をなすりつけ雲隠れ」と批判を受けている内田正人監督(62歳)は、日大出身の元アメフト選手。
2003年に日大アメフト部監督に就任するも、13年間で一度も学生頂点に立つことはできず退任。

しかし、2017年に監督復帰後、練習前に合計2500ヤードのダッシュを命じるなど、鬼の猛練習で名門の立て直し成功。日大としては27年ぶりの甲子園ボウルの頂点に導いた。

一方、その過程で日大アメフト部は約20人もの退部者を出している。理不尽なプレーの強要、相手選手潰しは常態化していたとも見られている。

「悪質タックルが」監督に指示である事実は確認できなかった

日大広報部より

日大広報は、監督の指示ではなく、「選手が独自の判断でケガをさせた」と言わんばかりのコメントを公表。とういのも、内田正人監督は日大の常任理事(人事担当)でもある。
日大は学校の重鎮を守る方向で進めているのかもしれない。


選手に責任?「道徳の授業の結果」と擁護の声が殺到

「監督の支持があったとしても、悪いのは選手自身ですよ。」

16日「ひるおび」(TBS系)16日出演でのコメント

国際弁護士の八代英輝氏が、16日昼の情報番組「ひるおび」にて、日大選手の悪質タックル問題について、「悪いのは選手」とコメント。
ネット上でも、「いくら追い込まれていたとしてもケガをさせて良い訳ではない」「下手したら、半身不随とかなってもおかしくない」など、選手を非難する声も多い。

一方、雲隠れの監督に「廃部にしろ」の声

■その他、ネット上の反応
「星野くんの二塁打(道徳の教科書)思い出した」
「道徳の教科書で、監督の命令に従うのは道徳的に善と教えてるんだから、選手は悪くない」
「スポーツマンシップではなく、命令に従うロボットを育てたのは監督だろ?」
「監督も日大も責任取らないなら、廃部にしてしまえ」
「日大は実質的に大学No.2の監督を守るの?学校としてのブランド終わるよ」
「何かあったら俺の指示と言えって言ってたのに、雲隠れとかヤバくね?」

この問題、日大が事実関係を誤魔化し続ける限り、日本のマスコミはいつまでも騒ぎ立てそう。


日大アメフト選手の悪質タックル問題、進展ありましたら引き続きこちらに更新します。
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